首都圏反原発連合(反原連)は1月20日夜、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発事故の被災者を切り捨て、原発のコストを国民に押し付けながら再稼働に突き進む安倍晋三政権。身を切るような寒さのなか、参加者は「原発やめろ」「市民と野党が力を合わせ、安倍政権を倒そう」などと訴えました。
東京都目黒区の男性(69)は「野党共闘を進めるのは市民の力しかない。共通政策に反原発を早急に盛り込んでほしい」と語りました。
同世田谷区の男性会社員(57)は「国民を放射能の危険にさらす原発の再稼働なんて許されません。安倍政権は私たちの声を聞こうとしません。原発をなくすためにも、野党の議員が増えてほしい。そして国会の外でもさらに大きな声をあげ続けたい」と話しました。
この日、600人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員と山添拓参院議員も参加して、国会正門前でスピーチ。「市民と野党の共同をさらに前進させ、政治を変えて原発ゼロを実現しよう」などと訴えました。
(「しんぶん赤旗」2017年1月21日より転載)