首都圏反原発連合(反原連)は1月13日、首相官邸前抗議を行いました。この冬一番の冷え込みのなか、参加者は「原発やめろ」「安倍はやめろ」「再稼働反対」とコールしました。
初めて参加した東京都多摩市の男性(24)=飲食店アルバイト=は「最近メディアで原発を扱っていないなと思ってきた。原発ゼロのとき電気は間に合っていたし、原発は危ないので、もう必要ないと思う。これだけ反対している人がいるのだから、政府もこの人たちの声を聞くべきだ」と語りました。
埼玉県秩父市の男性(74)は「秩父市でも放射能の数値が高くてしいたけが売れない時があった。1日でも早く原発をストップさせてほしい。再稼働はとても認められない」と話しました。
東京都葛飾区の女性(61)は「安倍政権は、福島原発事故を終わったことにして原発を推進している。福島では参院選で野党統一候補が勝った。市民と野党が幅広く手をつなぎ、安倍政権を倒し、政治を変えたい」と語りました。
この日は、800人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員が国会正門前で、参加者と抗議の声をあげました。
(「しんぶん赤旗」2017年1月14日より転載)