反原発西武線沿線連合(反西連)は1月8日、東京都新宿区で第5回高田馬場ニューイヤー脱原発デモを行いました。氷雨を突いて約150人が参加し、原発再稼働反対、福島第1原発事故の被災者支援打ち切り反対などを訴えました。
反西連は、東京から埼玉を走る私鉄・西武線沿いの地域で原発をなくそうと活動する会や個人の集まりで、毎年1月、新年のデモを行っています。
西武新宿線都立家政駅の近くに住む根岸健太さん(41)は、3歳、5歳、9歳の3人の子どもと一緒に傘をさして参加。「子どもたちと『どこに行くの?』『原発をなくすデモだよ』と会話しながら来ました。一日も早く原発をなくしたい」と話します。
練馬区に住む鎌田建さん(23)は「原発の問題は、避難が続いていることなど、依然として解決していない。意思表示が必要だと思い、参加しました」。
昭島市の松井千明さん(54)は「昨年は新潟県知事選で、再稼働に反対する統一候補が勝利し、やっぱり、原発反対はみんなが賛成できると分かりました。これを突破口にして、安倍政権を倒したい」と語りました。
日本共産党の衆院東京比例候補の谷川智行(7区重複)、原純子(9区重複)両氏が参加しました。
(「しんぶん赤旗」201年月日より転載)