東京電力福島第1原発事故の被害者が国と東電の責任を問う干葉訴訟と生業(なりわい)訴訟の判決が9月以降相次いで予定されています。判決を前に、生業訴訟原告団長の中島孝さんが7月22日、東京都内で講演し、訴訟の意義を語りまし
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目的外ポリ容器使用・・被ばく事故 原子力機構「不適切」
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が入った容器の点検中、作業員5人が被はくした事故で、放射性物質の保管に使われていたポリ容器は、作業中に出る紙などの放射能汚染ごみを一時保管する容器
トリチウム汚染水海洋放出発言・・東電に共産党抗議/福島県議団
東京電力の川村隆会長による福島第1原発の放射性物質トリチウム汚染水の海洋放出発言について、日本共産党福島県議団の神山悦子団長らは7月19日、県庁内で東電福島復興本社の佐藤英俊副代表らと会い、抗議文を手渡しました。福島第
省エネ再エネ社会を・・環境NGOなどがシンポ
3年ぶりに見直しが予定されている国の「エネルギー基本計画」策定作業を前に、環境NGOなどの諸団体が7月19日、シンポジウムを国会内で開きました。持続可能な社会に沿ったエネルギー政策実現へ幅広い層と対話する取り組みを始め
年間被ばく限度半年で超えた・・労働者告発 福島第1原発廃炉作業の闇/「高線量の仕事、短期の使い捨てだったのか」
国と東京電力が過酷事故をおこした福島第1原発(1F)でいまも続く廃炉作業の実態は、どんなものか。「故郷を少しでも復興させたい」との思いを胸に、1号機の原子炉建屋内で作業にあたった複数の労働者が、放射線管理手帳や給与明細
仏 原発割合75%→50%へ・・環境相“実現へ行程表必要”
【パリ=ロイター】フランスのユロ環境相は7月16日付の仏地方紙のインタビューで、電力供給に占める原子力発電の割合を2025年までに50%にする目標を実現するために、明確な行程表を定める必要があるとの考えを示しました。
東海第2 防潮壁の方針変更・・規制委の要求受け
日本原子力発電は7月13日の原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査で、東海第2原発(茨城県東海村)の津波対策として計画している防潮壁に関し、設置場所の変更や防潮壁を支える基礎杭(くい)を岩盤まで到達させ、地盤改良も
廃炉の鍵、デブリ状態把握なるか・・福島第1 3号機内部調査/東電、水中ロボット投入へ
東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を把握するため、東電は7月19日にも、原子炉格納容器に水中遊泳式の調査ロボットを投入します。1、2号機内部調査(1〜3月)では、自走式ロボットや調査装置が堆積
玄海再稼働差し止め却下・・住民ら「九電説明うのみ」/佐賀地裁
九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)は安全性が確保されていないとして、佐賀、福岡両県の住民らが再稼働の差し止めを申し立てた仮処分申請で、佐賀地裁(立川毅裁判長)は6月13日、申し立てを却下しました。原子力規制委員
作業員5人全員退院・・茨城 原子力機構被ばく事故 & アメリシウム241・・作業員から検出
作業員5人全員退院・・茨城 原子力機構被ばく事故 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で起きた被ばく事故で、作業員5人が搬送されていた放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)は6月13日、5人全員が
原発運転期間40年は「短い」・・規制委の新委員・延長容認
原子力規制委員会の新たな委員に就任することが決まった山中伸介・大阪大副学長は6月13日、東京都内で報道陣の取材に応じました。原発の運転期間を原則40年とする現行制度について「短いと考えている」と述べ、「適切な審査の下、
福島切り捨てノー・・原発事故シンポで交流/二本松
東京電力福島第1原発事故による福島のリアルな実態を伝えようと6月10日、福島県二本松市でシンポジウム「原発事故から7年目 福島は今」が開かれました。日本共産党福島県委員会が主催、350人(主催者発表)が参加しました。
原発の集中立地・・「事故連鎖」の危険を直視せよ
関西電力は、先月の高浜原発4号機(福井県高浜市)に続き、3号機(同)を再稼働させました。全国で稼働した原発は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)と合わせて3原発5基になりました。福
高浜3号機を再稼働・・プルサーマル 世論無視し強行
関西電力は6月6日、福井県高浜町にある高浜原発3号機(87万キロワット)で核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動させました。再稼働反対の国民世論を無視した強行に、地元をはじめ各地で抗議行動が行われ、参加者は「
大飯原発 運転差し止め訴訟 住民側新たな報告書・・「揺れ過小評価」裏付け 控訴審
関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)運転差し止め訴訟の控訴審で、住民側弁護団は5日、名古屋高裁金沢支部に新たに報告書などを提出した。元原子力規制委員長代理の島崎邦彦・東京大名誉教授(地震学)が前回の証人尋問で指摘した
高浜原発3号機 今日 再稼働・・4号機につづき/同時事故、避難計画の審議ないまま
関西電力が福井県の高浜原発3号機をきょう再稼働させるといいます。昨年(2016年)3月の大津地裁の仮処分決定をうけ運転中に停止した原発で、4号機に続くものです。 福井県は廃炉中も含めて15基の原発がひしめく“原発銀座
玄海再稼働許されず・・真島氏「自治体の同意ない」
日本共産党の真島省三議員は5月24日の衆院経済産業委員会で、九州電力玄海原発について、地元自治体の同意がなく、実効ある避難計画が作られていないとして、「再稼働は許されない」と強調しました。 玄海原発30キロ圏内8市町
地下水対策再審査せよ 衆院特・・柏崎刈羽原発 藤野議員が主張
日本共産党の藤野保史議員は6月1日、衆院原子力問題調査特別委員会で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)に流れ込む地下水対策について質問しました。 同原発は1日当たり最大で約4000トンの地下水をくみ上げており、他の原発と
南相馬 柳美里が出会う㉔・・人生の誇りを奪うもの
2012年4月から収録をはじめた臨時災害放送局「南相馬ひばりFM」「柳美里のふたりとひとり」の出演者も今月500人を超えました。 毎回、地元のお二人にご出演いただいているのですが、先日は、南相馬で造園をやっているSさ
原子力規制委 次期委員長ら同意・・衆院本会議 共産党は反対
衆院は5月26日の本会議で、原子力規制委員会の次期委員長に更田豊志委員長代理を充てるなど政府提案の12機関28人の国会同意人事案を可決しました。参院は24日に可決しており、人事は承認されました。 日本共産党は、更田氏