衆院は5月26日の本会議で、原子力規制委員会の次期委員長に更田豊志委員長代理を充てるなど政府提案の12機関28人の国会同意人事案を可決しました。参院は24日に可決しており、人事は承認されました。
日本共産党は、更田氏が原子力規制委員会委員として、安倍政権の原発再稼働路線の「露払い」の役目を果たしてきたことに無反省な姿勢を示していることなどから、更田氏の同意人事に反対。原子力規制委員会の委員に山中伸介大阪大学副学長を充てる人事についても、同氏が原子力事業者から研究資金の提供を受け、核燃料サイクル推進を主張してきたことなどから反対しました。
(「しんぶん赤旗」2017年5月28日より転載)