四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、周辺住民が運転差し止めを求めていた仮処分で、広島高裁と大分地裁が再稼働を認める決定を出しました。大きな争点となった火山噴火のリスクについては、根拠も示さずに同原発に及
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JCO臨界事故忘れない・・茨城・東海村で集会
1999年に茨城県東海村の核燃料加工会社「JCO」で起きた臨界事故をはじめとした原子力事故について考える「JCO臨界事故を忘れない、原子力事故を繰り返させない9・30茨城集会」が9月29日、同村内で開かれました。同集会
原発ゼロ基本法制定へ 大阪・・たつみ氏招き学習・討論会
4野党(立憲民主党、日本共産党、自由党、社会民主党)が共同提案した「原発ゼロ基本法案」を学び、成立へ運動を進めようと9月29日、大阪市中央区で学習・討論会が開かれ62人が参加しました。主催は、原発をなくし・自然エネルギ
火山ガイド見直し示唆・・原子力規制委 巨大噴火軽視の懸念
原子力規制委員会の更田豊志委員長は9月26日の定例会見で、火山活動が原発に与える影響を評価する審査の手引きである「火山影響評価ガイド」について見直しを示唆しました。 広島高裁は、伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分を
北海道地震3週間 全道停電で観光に打撃・・発電所の耐震強度「知らなかった」知事に道民怒る
北海道地震(9月6日)から3週間。引き起こされた全域停電(ブラックアウト)は、揺れの被害は大きくなかった道南の温泉地の観光にも重大な被害をもたらしました。登別市も、主要産業がいまも影響を受けています。(高橋拓丸) あ
東海第2原発審査・・再稼働の推進でなく廃炉こそ
原子力規制委員会は、日本原子力発電(日本原電)の東海第2原発(茨城県東海村)について、「安全対策」で新規制基準を満たしたとする審査書を決定しました。同原発は、東日本大震災の際、地震や津波で外部電源を失うなど重大事故寸前
東海第2・・「適合」決定に抗議
原子力規制委員会が9月26日、日本原子力発電(原電)東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に必要な新規制基準に適合するとの審査書を正式に決定したことに、地元の市民団体や日本共産党県委員会・県議団は「再稼働を認めるわけには
原発ゼロの政権世論でつくろう・・基本法案実現考える 宇4野党共同提出は画期的/札幌で学習会
原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は9月18日夜、「原発ゼロ基本法案」実現への道を考える講演会を札幌市で開きました。日本共産党中央委員会学術・文化委員会の鈴木剛氏が講演し、熱心に学びました。 東日本大震災
マレーシア首相「原発反対」 福島の事故言及・・「廃棄物処理できぬ 計画せず」
【ハノイ=井上歩】マレーシアのマハティール首相は9月18日、クアラルンプールで開かれた「電力供給産業会議(CEPSI)」で、「私は原子力発電に反対だ」と発言し、同国政府は原子力発電を計画しないと言明しました。国営ベルナ
停電問題 野党ヒアリング 国会内・・電源分散化の遅れ問う
北海道地震で北海道電力管内全域が停電した問題をめぐり9月20日、国会内で野党合同ヒアリングが開かれました。停電に至る経緯や今後の電力需給の見通しについて経済産業省が説明。野党側からは、北電の説明責任や電源の分散化の遅れ
特報 北電と安倍政権の責任 北海道全域停電は人災・・コスト・原発優先が招く
震度7の胆振(いぶり)東部地震による北海道全域停電(ブラックアウト)は、537万道民の日常生活と、本州の食料を支える農水産(加工)業などに甚大な被害を与えました。地震から1週間。道内を歩くと「北海道電力(北電)による人
全道停電(ブラックアウト)背景に原発固執・・北海道電もリスク認識 & 謎だらけブラックアウト・・停電回避システム、突然停止なぜ
全道停電(ブラックアウト)背景に原発固執・・北海道電もリスク認識 北海道南西部の胆振(いぶり)地方を震源とする、最大震度7の地震から1週間以上がたちました。道内全域に及ぶ停電「ブラックアウト」が起き、いまだに市民生活に
プルトニウム「譲渡」・・原子力機構が検討 & 検査中の高浜原発3号機・・蒸気発生器に異物
プルトニウム「譲渡」・・原子力機構が検討 日本原子力研究開発機構は9月12日、国内に保有する研究開発用プルトニウムについて、海外を含め譲り渡すなどの方針を内閣府の原子力委員会に示しました。 日本が国内外に保有するプル
全電力を再生エネに 米加州で法律が成立・・2045年までに実現
米西部カリフォルニア州でこのほど、2045年までに州内で使用される電力を100%再生可能エネルギーでまかなうことを目指す法律が成立しました。米国で同趣旨の法律ができるのはハワイに次いで2州目。トランプ政権は地球温暖化対
東海第2再稼働に反対 連絡会が会見・・首都圏各地で運動広がる
原子力規制委員会が7月に新規制基準に合格しているとする審査書案を了承した日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)に関して、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」が9月7日、国会内で記者会見し、首都圏各地で再稼働や運転延長
北海道地震・・東西に圧縮する力 震源の西側に活断層 & 北海道地震・・「ひずみ集中帯」で発生
北海道地震・・東西に圧縮する力 震源の西側に活断層 気象庁「関連不明」 今回の地震は、北海道地方がのる陸のプレートの内部にある内陸の断層が活動して発生しました。震源の西側には、石狩低地東縁断層帯が南北に走っています。
防災週間に考える②・・地震列島の“死角” 内陸「ひずみ集中帯」に注目
活断層ない所も 「内陸地震は活断層だけで起こるものではない。活断層がなくても、ひずみが大きい場所は活断層と同程度の危険性がある」 京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、日本列島の中でひずみがたまりやすい「ひずみ集中帯
防災週間に考える①・・地震列島の“死角” 震度6弱でも住宅被害甚大
地震列島・日本―。6月18日に発生した大阪府北部地震(マグニチュード=M6・1)では、高槻市、茨木市などで震度6弱を記録し、ブロック塀の倒壊による死者を出したほか、交通や電気、ガスがストップするなど都市部における地震の
もんじゅ廃炉へ第1段階・・核燃料取り出し始める
日本原子力研究開発機構は8月30日朝、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の使用済み核燃料の取り出し作業を始めました。核燃料取り出しには30年を要し、廃炉作業の第1段階に当たります。準備段階でトラブルが相