4野党(立憲民主党、日本共産党、自由党、社会民主党)が共同提案した「原発ゼロ基本法案」を学び、成立へ運動を進めようと9月29日、大阪市中央区で学習・討論会が開かれ62人が参加しました。主催は、原発をなくし・自然エネルギーを推進する大阪連絡会(原発ゼロの会・大阪)。
日本共産党の、たつみコータロー参院議員が「原発ゼロ基本法の制定必ず」と題して講演し、野党4党で法案がまとまった経過や、法案のポイントを説明。「4野党で『稼働原発は止める』『再稼働は一切認めない』ことを確認し、国会史上初めて原発ゼロを掲げた法案で、政治の意思として即時原発ゼロを決断するということが立法趣旨で明確にされた非常に画期的なものだ」と強調。「法案は通常国会で継続審議となったが、10月に召集される臨時国会での趣旨説明と実質審議入りへ、国民世論を広げよう」と呼びかけました。
参加者による討論では、「エネルギーが余ると原発など既設の電源が最優先で、最初に止めるのが自然エネルギーだ」「原発再稼働反対の多数の国民世論に依拠して運動を続けていく」などの意見や質問が出ました。
(「しんぶん赤旗」2018年9月30日より転載)