原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は9月18日夜、「原発ゼロ基本法案」実現への道を考える講演会を札幌市で開きました。日本共産党中央委員会学術・文化委員会の鈴木剛氏が講演し、熱心に学びました。
東日本大震災の経験から、本州では停電対策が取られてきたのにもかかわらず、北海道では何も対策を取っていなかったことが全道のブラックアウト(全域停電)を引き起こしたと指摘した鈴木氏。国会で「『原発ゼロ基本法案』を4野党で一致して提出できたのは画期的なことです。世論と運動で原発ゼロの政権をつくっていかなければなりません」と力を込めました。
「地震で停電し、テレビはつかず、情報が入ってこないので、原発はどうなっているかと不安でした」と語るのは、東区の石川一美さん(79)。「なにかあったらと思うと恐ろしい。泊原発は廃炉と声をあげていきたい」
日本共産党の畠山和也前衆院議員が参加し、発言しました。
(しんぶん「赤旗」2018年9月23日より転載)