私は、高校の社会科教師です。教師になって24年目、51歳になり、組合では書記次長を務めています。未熟な教師で、教職に向いていないと今でも時々落ち込みます。同僚や組合の仲間たちに励まされ、そして何より目の前の生徒にエネルギ
消されたエネルギー基本計画案 原発ゼロ(上)・・再稼働へ、新「安全神話」
東京電力福島原発事故後、国民がつくりだした「原発ゼロ」の本流と、安倍晋三政権の「原発推進」の逆流が激しく衝突しています。経済産業者が12月6日に発表した「エネルギー基本計画」原案は、原発を「重要なベース電源」と位置づけ、
海洋連続監視装置3台導入・・東電が計画
東京電力12月9日、福島第1原発周辺の沿岸での海洋連続モニタリングのための装置を3台導入する方針を明らかにしました。原子力規制委員会の海洋モニタリングに関する専門家会合で報告しました。 東電は、福島第1原発前面の港湾出口
美浜原発調査 関電データ不十分・・島崎規制委員長代理が会見
関西電力美浜原発(福井県美浜町)の現地調査を終えた原子力規制委員会専門家チームの島崎邦彦委員長代理は12月8日会見し、同原発東1キロに位置する活断層「白木(しらき)‐丹生(にゅう)断層」と原発敷地内の破砕帯(断層)との連
海洋地殻最下部の石石を初採取・・ガラパゴス沖で海洋機構など
東太平洋のガラパゴス諸島西方の深海底を米探査船「ジョイデス・レゾリューション」で掘削し、海洋地殻の最下部を構成する岩石を世界で初めて採取したと、海洋研究開発機構や北海道大、金沢大、岡山大などの国際研究チームがこのほど科学
仮設タンクから 最大40トンあふれ・・福島第1原発
東京電力は12月7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の4号地下貯水槽近くに設置中の仮設タンクで最大で約40トンの水があふれたと発表しました。 新たに設置するタンクの水張り試験の準備のためにポンプでろ過水を注いでいた
『原発ホワイトアウト』・・現役官僚が原子力村告発
『原発ワイトアウト』(講談社・1600円)が版を重ねています。原発再稼働をめざす政官財の癒着を告発する小説です。 著者は「若杉冽」。霞が関の省庁に勤務する「現役キャリア官僚」が覆面で書いていることでも話題になっています。
美浜原発 敷地内の破砕帯・調査 ・・規制委 原子炉直下に6本
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理ら5人の専門家チームは12月7日、関西電力美浜原発(福井県美浜町)で原子炉直下などを通る敷地内の破砕帯(断層)が活断層かどうかを調べる現地調査を初めて行いました。原発の新基準は活断層の
排気筒下部2万5000ミリシーベルト・・福島第1原発
東京電力は12月6日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1、2号機排気筒の配管に沿った5ヵ所の放射線量を測定して、放射線源の線量を推定した結果、1時間当たり2万5000ミリシーベルトの箇所があると発表しました。これは
原発ゼロは民意黙っていないぞ・・官邸前で抗議行動
首都圏反原発連合は12月6日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議を行いました。安倍内閣は、エネルギー基本計画の素案で原発を「重要電源」と位置づけるなど、原発推進です。1000人の参加者(主催者発表)が「原発やめろ」「
エネ基本計画 原発ゼロ目標を放棄・・経産省原案「重要なベース電源」
経済産業省は12月6日、中長期のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の原案を、同省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長・三村明夫新日鉄住金名誉会長)に提出しました。原案は、原子力発電を「重要なベース
原発汚染水、安易に放出しない・・管官房長官
菅義偉官房長官は12月5日の記者会見で、東京電力福島第1原発の汚染水について「安易に放出しない方針に変更はない」と強調しました。国際原子力機関(IAEA)の調査団が、浄化装置で取り除けないトリチウムが基準値以下の水なら海
境界の浅い部分で〝すべり〟・・巨大津波発生しくみ解明/地球深部探査船「ちきゆう」
日本の地球深部探査船「ちきゅう」で東北地方太平洋沖地震発生の現場を調査した結果、東北地方や関東地方の太平洋沿岸を襲った巨大津波発生のしくみが明らかになった—。海洋研究開発機構や国内6大学の研究者が参加する国際研究グループ
断層「基準に疑問」・・美浜原発調査、専門家が指摘
原子力規制委員会の専門家チームは12月5日、関西電力美浜原発(福井県美浜町)の敷地内の原子炉直下などにある破砕帯(断層)の現地調査(7~8日)に関する事前会合を関催しました。関電は「活断層はない」という調査結果を報告しま
東日本大震災・・あれから、千の日が過ぎました
あれから、千の日が過ぎました。東日本大震災で破壊されたいくつもの街。地域によって復興の歩みはちがいますが、いまだに26万をこえる人びとが仮設住宅などで暮らし、足取りは重い。 「我慢して荷物増やすな仮住まい」「ルールあり夫
規制委員長 舗装よりまず除染・・政府の汚染水対策に懸念
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、政府の汚染水処理対策委員会が、東京電力福島第1原発の汚染水対策の一環として12月3日に打ち出した敷地のほぼ全域をコンクリートで舗装する対策案について、「全体のリスクというものを、見てい
福島第1 原発資料全135ページ黒塗りに・・規制庁、秘密保護法先取り!?
笠井議員が提出要求 東京電力福島第1原発事故の汚染水対策や燃料取り出しなどの実施計画のうち、核物質防護の措置の内容について、原子力規制庁は12月4日までに、日本共産党の笠井亮衆院議員の求めに応じて資料提出しました。資料は
原発ゼロ・消費税反対の抗議行動など監視・・公安調査庁
秘密保護法案への抗議行動をテロ行為と同一視した自民党の石破茂幹事長の発言が批判を呼んでいます。こうしたなか、テロリストなどの治安情報を収集することを口実に活動している公安調査庁が、原発ゼロを求める抗議行動などを監視してい
原発反対金曜行動・・官邸前・ファミリーエリアで
首都圏反原発連合は、臨時国会最終日の12月6日におこなわれる原発反対の首相官邸前抗議行動について、午後6時から8時まで官邸前とファミリーエリア(国会正門北側)の2ヵ所で実施することを、3日発表しました。日比谷野外音楽堂で
大飯訴訟原告1963人に・・2次提訴 聖護院門主が陳述
関西電力大飯原発1~4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求め、国と関西電力の責任を追及しようと、市民ら856人が12月3日、京都地裁に第2次提訴を行いました。第1次(12年11月29日)と合わせ、原告は1963人にな