
「STOP再稼働!さよなら原発北海道集会」が18日、札幌市の大通公園で開かれ「原発いらない」「海洋放出反対」などのプラカードや横断幕を携え、約250人が集いました。
呼びかけ人である小野有五北海道大学名誉教授、北海道がんセンターの西尾正道名誉院長、道平和運動フォーラムの池田賢太共同代表(弁護士)がスピーチしました。
小野氏は科学的知見から、原子力規制委員会の新規制基準の「合格」について、北海道電力のうそとごまかしを告発。「政府の再稼働ありきの姿勢が圧力となり、厳密に審査をしなければいけないものがゆがめられた。ごまかしはおかしい、再稼働はやめよと一緒に声を上げましょう」と呼びかけました。
西尾氏は、トリチウムが人体に与える影響などを語り、「失って後悔するのは『健康』です。健康を害する原発は止めましょう」と訴えました。
集会後、市内中心部を「再稼働反対、原発いらない」とコールを響かせ、デモ行進しました。
日本共産党の、はたやま和也衆院比例候補が集会に参加しました。
(「しんぶん赤旗」2025年10月23日より転載)