NHKの「BS世界のドキュメンタリー」(BS1)では、12月16日深夜0時から4夜連続で「シリーズ原子力発電の今」を放送します。
16日はフランス編。ドイツ、スイス、ベルギーなどで脱原発政策が打ち出された一方、フランスは電力の約75%を原発頼り、原発推進を堅持しています。フランスの歴代政権が推しすすめた原発政策と、産官複合体ともなった原発の現状を、政権当事者や世界最大の原子力企業アレバ元社長などへのインタビューを交えてリポートします。
17日はアメリカ編。世界最大の原子力大国で、事故や汚染水の流出で周辺住民の健康被害が起きています。放射性廃棄物の最終処分施設が決まらい中で、原子力大国は何を選択するのでしょうか。
18日は「原発廃炉は可能か」。ドイツ、フランス、アメリカでの廃炉プロセスと核廃棄物処分の課題を描きます。
19日は「原発はアフリカヘ?」。経済成長を続けるアフリカで、電力不足を補うための原発構想が持ち上がっています。原発ビジネスめぐる思惑、政情不安など各国の状況はさまざまです。