九州電力川内(せんだい)原発の立地する鹿児島県薩摩川内市で12月15日、「集まろう ストップ再稼働!12・15in川内」集会があり1800人が参加、同原発の再稼働反対と廃炉を訴えるアピールを採択し、市街地をパレードしました。同市で再稼働阻止を訴える集会としては過去最大となりました。
原子力規制委員会の安全審査が全国で最も進んでいるとされる川内原発1・2号機の再稼働を阻止するため今こそ地元から声をあげようと、県内の幅広い団体でつくる「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会」が主催しました。
農業を営む橋口孝久共同代表は「ひとたび事故が起きれば命ある作物ができなくなる。再稼働阻止に力を合わせよう」と呼びかけました。
九州各県や四国などからの参加者が連帯を表明しました。
鹿児島市のからの参加者(31)は「3・11後、東北に支援に行き、原発とは共存できないと痛感しました。再稼働はやめるべきです」と話しました。
集会に先立ち、川内原発正門前で市民団体が抗議集会を行い、再稼働に反対する抗議文を瓜生道明九電社長あてに提出しました。