環境省の有識者会議は10月4日、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場候補地を選定するための共通手順を了承しました。付近に活断層や地滑りの恐れがない土地を抽出することなどが柱です。 国は
原発再稼働ノーと1500人・・北海道岩内
北海道電力泊原発(泊村)を対岸にのぞむ岩内町で10月5日、「STOP泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会inいわない」が開催されました。主催は、安保破棄北海道実行委員会も加わる「さようなら原発1000万人アクション北
高濃度汚染水 海に流出・・東電 傾いたタンクに過剰注水/漏れ防げぬ構造
東京電力は10月3日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水貯蔵タンクから高濃度の放射能汚染水があふれて、外洋に流出したことを明らかにしました。 2日朝から昼すぎにかけてタンクの周りを囲む堰(せき)にたまった水
原発ゼロ実現求める・・政府各省・規制委と交渉
全労連や全日本民医連、新日本婦の会などでつくる原発をなくす全国絡会は10月4日、衆院第2議員会館で、原発ゼロの実現を求めて、経済産業省、環境省、文部科学省、原子力規制委員会と交渉しました。 交渉団長の小田川義和氏(全労連
汚染水対策 全力あげて・・全国漁業協同組合連合会 常務理事(魚政担当) 大森敏弘さん
共産党の東京電力福島第1原発放射能汚染水間題の緊急提言を読みました。国が前面に出る、汚染水が海に流れださないためにあらゆる手だてをとることを原則にする、という2点については賛成です。 福島では9月25日から中断していた試
再稼働は二度とダメ・・反原連 首相官邸前で行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月4日、首相官邸前抗議行動を行い、「再稼働反対」「原発いらない」「すべてを廃炉」と力強く訴えました。福島第1原発で放射能汚染水が海に流出するなど危機的状況にあるのに、原発の再稼働を進める安
汚染水処理設備また停止・・福島第1 タンク間のトラブル 12時間後再開/側溝の放射能、高レベル続く
東京電力は10月4日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水から放射性物質を減らす「多核種除去設備」(アルプス)の異常を示す警報が鳴り、汚染水処理ができない状態になったと発表しました。処理の停止は先月も発生し、試
避難解除の線量議論・・規制委
原子力規制委員会は3日「帰還に向けた安全 ・安心対策に関する検討チーム」の第2回会合を開き、放射線量の考え方を中心に議論しました。 政府の原子力災害対策本部が、年間20ミリシーベルトを避難解除の基準とす「検討の視点と具体
エネルギー自給の村 独東部・・独自に温水供給網 基地跡で太陽光発電
トウモロコシが風に揺れ、小麦畑が広がるドイツ東部のフェルトハイム村。風力、太陽光で電力、バイオガスで温水を自力でまかなうエネルギー自給の村です。首都ベルリンから南西約70キロにある同村を訪ねました。(ブランデンブルク州ト
「復興までの賠償を」・・福島原発避難者訴訟 口頭弁論始まる/福島地裁 いわき支部
東京電力福島第1原発事故でふるさとを奪われ、過酷な避難生活を余儀なくされた福島県双葉町、楢葉町、広野町、南相馬市に住む17世帯39人(第1次)が総額約19億円の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が10月2日、福島県いわ
日本原電の異議却下・・使用済み核燃料への影響を評価で
原子力規制委員会は10月2日、原子炉建屋直下の活断層を認定した日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)について、保管中の使用済み核燃料への影響を評価するよう求めた規制委の報告命令に対する原電の異議申し立てを却下しました。
関電の判断に専門家が異論・・規制委 大飯と高浜の審査
原子力規制委員会は10月2日、再稼働の前提となる新規制基準への適合審査会合を開きました。 関西電力は、大飯原発(福井県おおい町)、高浜原発(福井県高浜町)周辺で、海域にあるFO-A断層、FO-B断層と、陸域の熊川断層
東電前 「再稼働ノー汚染水ストップ」・・「汚染水止めろ!」「伯崎刈羽再稼働するな!」
「汚染水止めろ!」「伯崎刈羽再稼働するな!」をスローガンに、「東電解体!東電本店抗議行動」が10月2日、東京都千代田区の東京電力本店前で行われました。原発に反対する四つのグループが共同でよびかけたもの。400人の参加者(
移送先タンクの水 堰内より高濃度・・福島第1
東京電力は10月1日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、タンク周りの堰(せき)内にたまった水を移送中、移送先のタンクから水をあふれさせた問題で、移送先タンク内の水の全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射
柏崎刈羽 再稼働申請「驚き」・・規制委内で、東電の能力疑問視
原子力規制委員会は10月2日の定例会で、東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県伯崎市、刈羽村)の再稼働に向けて新規制基準への適合性審査を先月、申請したことを受け、審査を実施することを決めましたが、福島第1原発事故を起こ
活断層調査の総点検を・・井上参院議員 志賀原発周辺を視察
日本共産党の井上哲士参院議員は10月2日、原発の敷地直下や周辺部の活断層の存在が大きな問題になっている北陸電力・志賀(しか)原発(石川県志賀町)周辺を訪れ、調査を行いました。党北陸信越ブロック事務所、石川県委員会の関係者
もんじゅ 不備1万4300個・・原子力機構 機器点検を完了
日本原子力研究開発機構は9月30日、大量の点検漏れが見つかった高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で機器の点検を完了したと原子力規制委員会に報告しました。未点検だった機器は7346個で、手続き上問題があったものを含める
福島第1原発、汚染水4トンあふれる・・別のタンクに誤って移送
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)では10月1日、人為的なミスによるトラブルが相次ぎました。東電のずさんな管理体制が、いまだ改善されていない状況を示しています。 東電は、同原発1号機南西側で汚染水タンクを囲んで
“雨水と判断” 放出へ タンク周囲の水・・規制委で疑問の声 東電基準案
東京電力は9月30日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクの周りを囲む堰(せき)にたまった水を放出する暫定基準案を、同日開かれた原子力規制委員会の汚染水対策検討会合に示しました。 基準は、▽セシウム134は不検出(検出限界1リ
安全欠如 再稼働できない 東電の柏崎刈羽原発 6・7号機 審査申請・・新潟大学名誉教授 立石雅昭さんに聞く
東京電力が9月に柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の新規制基準への適合性の審査を原子力規制委員会に申請した問題で、立石雅昭新潟大学名誉教授に話を聞きました。(松沼環) 東電は、今、全力をあ