ポーランドのカトウィツェで開かれていた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、地球温暖化対策を定めたパリ協定の「実施ルール」を採択して閉幕しました。パリ協定の目標達成に向けた枠組みを具体化し、それを機
日本の石炭融資 時代遅れ・・オイルチェンジ・インターナショナル コリン・リースさん語る
エネルギーをめぐる資金の流れを調べ、再生可能エネルギーへの資金を推進する市民団体「オイルチェンジ・インターナショナル」のコリン・リースさん(米国)に、日本の石炭火力推進の問題点について聞きました。 (カトウィツェ〔ポー
福島第1 増え続ける放射能汚泥・・水処理2次廃棄物 処分方法決まらず
事故発生から8年近くたった今も収束の見込みのない、東京電力福島第1原発。日々、増え続ける放射能汚染水を浄化処理した後の水がためられたタンクが、敷地を埋め尽くしています。 困難な問題は、それだけではありません。汚染水の
社会リポート 福島第1原発 アルプスで分離 2次廃棄物・・水処理後の汚泥 放射能の“本体”
被ばくや環境への影響 懸念 東京電力福島第1原発では、多核種除去設備(アルプス)で放射能汚染水を処理した後に残る汚泥などの「水処理2次廃棄物」の取り扱いが大きな問題の一つです。この廃棄物は「スラリー」などと呼ばれ、処分
COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを & 「パリ協定」実施ルール 各国の真剣さが問われる
COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が12月15日、閉幕しました。環境NGO・地球環境市民会議(C
COP24inポーランド パリ協定「実施ルール」採択・・会議閉幕 温室効果ガス削減促進へ
「国際社会が断固として取り組むロードマップ」 【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は12月15日深夜から16日未明(現地時間)にかけての総会で、地球温暖化対
原発被害者 真の救済へ・・いわき市民訴訟原告団が総会
「元の生活をかえせ・原発被害いわき市民訴訟」原告団は12月15日、福島県いわき市社会福祉センターで総会を開き、来年1月から始まる専門家尋問や原告本人尋問を成功させる意思統一を図りました。 原告弁護団の笹山尚人弁護士が
なんだっけ 原子力損害賠償法って?
Q 原子力損害賠償法(原賠法)が改定されたけど、どんな法律なの? A 原発で重大な事故が起きた際の賠償制度を定めたもので、1961年に制定されました。事故を起こした電力会社に、過失・無過失にかかわらず賠償責任がある
COP24inポーランド 「ルール」策定 協議続く・・島しょ国など“高い目標を”/「民衆の声聞け」若者ら訴え
COP24inポーランド 「ルール」策定 協議続く・・島しょ国など“高い目標を” 【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は会期を延長して12月15日まで、パリ
原発固執の政権ノー・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は12月14日、首相官邸前抗議を行いました。「原発ゼロ」を求める圧倒的な民意を無視し、再稼働・輸出に突き進む安倍政権。冷たい風が吹くなか、参加者は「世界の流れに逆行し、原発に固執する安倍政権を
福島に生きる 相馬市でイチゴ生産 岩本知子さん(69)・・全国の応援、励みに
福島県相馬市本笑(もとわろう)でイチゴ栽培を35年以上取り組んできた岩本知子さん(69)は、東日本大震災のとき家にいました。縦揺れと横揺れが長く続き、屋根瓦が音をたててくずれ落ちてきました。 隣の家の住人は、子どもを
COP24inポーランド 化石燃料への投資撤退が加速・・1000機関を超える 問われる日本の姿勢 & 「化石賞」はポーランド
COP24inポーランド 化石燃料への投資撤退が加速・・1000機関を超える 問われる日本の姿勢 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】カトウィツェで開催中の国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)
震災・原発 「復興、10年で終了できない」・・高橋氏 復興相発言を批判
高橋千鶴子議員は12月4日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、復興期間終了後の生活支援相談員継続を要求しました。 高橋氏は、地震、津波地域は復興の“総仕上げ”の時期を迎えたとの渡辺博道復興相の発言に触れ、「復興・創生
南海トラフの懸念・・「原発停止ありうる」 規制委員長
原子力規制委員会の更田豊志委員長は12月12日の定例記者会見で、南海トラフ地震の懸念が高まって海沿いの住民らが事前に避難を始めた場合、「仮定の話だが、原子力施設の停止を求めることは十分あり得る」と述べ、稼働中の原子力発
水密化で“浸水防げた”・・福島原発群馬訴訟 国申請の専門家証言
東京高裁 東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から群馬県に避難した住民が東電と国に損害賠償を求めた群馬訴訟の控訴審の第4回口頭弁論が12月13日、東京高裁(足立哲裁判長)であり、国側が申請した今村文彦・東北大学教授(
主張 もんじゅ後継開発・・破綻した道をまたすすむのか
巨費を投じながらほとんど運転できず廃炉が決まった高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の後継炉開発について、経済産業省は、今世紀後半に本格運用するなどという工程表の骨子をまとめました。原発の使用済み核燃料から取り出したプルト
COP24inポーランド 「実施ルール」・・先見えず 先進国と途上国 交渉難航
【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は12月14日に最終日を迎えます。 気候変動対策を定めたパリ協定の2020年以降の「実施ルール」を決める今回のCOP2
COP24inポーランド 日本企業 石炭火発撤退表明したが… ・・既存計画停止せず 環境NGO「空っぽ」と指摘 & 「実施ルール」めぐり応酬・・先進国の歴史的責任どうする
COP24inポーランド 日本企業 石炭火発撤退表明したが… ・・既存計画停止せず 環境NGO「空っぽ」と指摘 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】「問題は、多くの日本人が、日本を気候変動対策の先進国だと思い込
大山噴火火山灰の最大層厚・・規制委 関電3原発に再検討命令
原子力規制委員会は12月12日、関西電力の高浜、大飯、美浜の3原発(いずれも福井県)の火山灰の影響評価に関係して、設置変更許可の評価に用いた火山灰の最大層厚10センチに変更が生じる可能性があるとして関電に報告徴収命令を
COP24inポーランド 温暖化地球救え僕ら世代の責任・・日本の若者「石炭火力止めて」
【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】「空転をやめなければ、回転するのは台風」―。12月10日、日本、韓国、マレーシアなどアジアの若者が、台風の激甚化を防ぐため、政治家は気候変動対策を決断するよう求めました。訴え