原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は12月26日、1986年4月26日に起きた原発事故を忘れない日にと、札幌駅前でチェルノブイリデー宣伝をしました。「泊原発は再稼働せず直ちに廃炉を」との呼びかけに「子どもの
福島原発事故めぐり論告求刑へ・・津波 旧経営陣は責任回避 社員は「対策は必要だった」と証言
東京電力福島第1原発事故をめぐって、業務上過失致死傷害罪で強制起訴された東電の旧経営陣3人の公判は12月26、27の両日、東京地裁(永渕健一裁判長)で指定弁護士の論告求刑が行われます。1月から8カ月間に及ぶ証人尋問では
原発動いても 全道停電・・北電最終報告 それでも大規模集中電源固執
9月に起きた北海道胆振(いぶり)東部地震での北海道全域停電(ブラックアウト)について、北海道電力は12月21日、社内検証委員会の最終報告を公表しました。現在停止中の北海道電力泊原発(泊村)の全3基が再稼働し、全基がフル
海洋放出の風評 懸念・・福島原発汚染水フォーラム開く
東京電力福島第1原発事故によって増え続ける放射能汚染水の取り扱いや、福島県の農林漁業の現状を考えるフォーラムがこのほど、東京都文京区の東京大学で開かれました。高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水について、国民の理
原発、どこにも売るな・・官邸前で反原連抗議
首都圏反原発連合(反原連)は12月21日、首相官邸前抗議を行いました。日立の英国への原発輸出がとん挫。安倍政権による原発輸出路線の破綻があらわになりました。参加者は「世界のどこにも原発いらない」「日本からの輸出を絶対に
再処理工場 汚染ポンプ、管理区域外に・・保安規定に違反
原子力規制委員会は12月19日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で放射性物質に汚染されたポンプが放射線管理区域外に持ち出されていた問題で、業務が適切に管理されていなかったなどとして、保安規定違反と認
泊原発で保安規定違反 規制委認定・・9年超も非常用電源に不備
北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の非常用ディーゼル発電機でケーブル端子の接続の不備が9年以上放置されていた問題で、原子力規制委員会は12月19日、保安規定違反の中で判定区分としては2番目に重い「違反2」と認定しまし
「牧場失い心も死んだ」・・いわき避難者訴訟 原告が陳述
東京電力福島第1原発事故で甚大な被害を受けた福島県楢葉町、富岡町、川俣町山木屋、南相馬市などの住民が東電に損害賠償を求めた「いわき避難者訴訟」(2陣と3陣、早川篤雄統括原告団長)の口頭弁論が12月18、19日の両日、福
福島に生きる 「津島原発訴訟」原告団相談役 三瓶宝次さん(82)・・党派超え「古里返せ」
「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」原告団の相談役を務める三瓶宝次さん(82)は、11月30日に開かれた第15回口頭弁論で、こう意見陳述しました。 「このままでは浪江町津島地区が消滅してしまう。夜も眠れません。どうかこの
原発依存政策 転換しかない・・野党共同提出の基本法実現こそ 全国連が学習会
英への輸出とん挫・ブラックアウト… 全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は12月18日、日本科学者会議の井原聰事務局長を講師に迎え、日本の原発依存のエネルギー政策のあり方について学ぶ学習会を東京都
主張 原発輸出「総崩れ」・・行き詰まり認めて完全撤退を
日立製作所による英国での原発建設計画の延期・凍結が濃厚になっています。同計画は安倍晋三政権が官民挙げて推進してきた「原発輸出」の試金石とされています。今月初めには三菱重工業によるトルコでの原発建設も断念の方向であること
COP24 パリ協定実行段階へ(下)・・石炭融資では世界トップ 日本の遅れ深刻
今回の会議での日本の存在感の薄さについて、国内のNGOは「限りなく透明に近い」と説明します。一方、石炭融資では世界トップで、“汚染者”として海外のNGOから指弾されました。 COP会場で5日、ドイツなどのNGOが、石
高速炉 開発の行程案・・もんじゅ後継 政府検討会まとめ
政府の高速炉開発会議の実務レベルの検討会である「戦略ワーキンググループ」は18日、廃炉中の日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の後継となる高速炉の今後10年程度の開発作業を定めた「戦略ロードマップ(行程表)案
原発輸出暗礁 国内新増設に活路・・「悪あがきやめてゼロへ」小池氏 経団連会長発言を批判
日本共産党の小池晃書記局長は12月18日、国会内での記者会見で、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が、英国への原発輸出計画の凍結を示唆する一方、国内では「原発のリプレース(建て替え)・新増設が必須」だと述べたのに対
COP24 パリ協定実行段階へ(中)・・化石燃料産業とのたたかい 被害者の声を聴け
国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)の会場で12月11日、環境NGOの人たちが静かな抗議をしました。 石油大手シェルが主催するサイドイベントへの抗議行動です。特定の企業名は言えないという「規則」のた
自主避難初の賠償確定・・原発事故後うつ病、東電に命令/最高裁
東京電力福島第1原発事故で自主避難後、うつ病を発症したとして、元会社経営者の40代の男性と家族が東電に約1億8000万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は12月17日までに、男性側、
デブリ性質確認・・来年2月調査へ/福島2号機 & 川内原発訴訟が結審
デブリ性質確認・・来年2月調査へ/福島2号機 東京電力福島第1原発事故で、東電は12月17日の原子力規制委員会の会合で、2号機の原子炉格納容器内部を2019年2月に調査する方針を明らかにしました。装置を使って溶け落ちた
きょうの潮流
安倍首相自ら宣伝し他国に売り込んできた、原発輸出戦略が行き詰まりを見せています。今月、日本政府と三菱重工業がトルコの原発建設計画を断念する方向でトルコ政府と調整に入ったと伝えられます。英国での建設計画も出資企業が集まら
安倍首相の責任問われる・・英原発計画「凍結」 小池書記局長が会見
日本共産党の小池晃書記局長は12月17日、国会内で記者会見し、日立製作所が英国の原子力発電所建設計画のための出資企業集めに難航し、同計画を凍結する公算が大きくなったとの一部報道に言及し、世界の流れに逆らう原発輸出を「ト
COP24 パリ協定実行段階へ(上)・・「実施ルール」道筋つく 途上国に不満 課題も
ポーランド南部カトウィツェで2週間にわたって開かれた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、気候変動に取り組むパリ協定の「実施ルール」を採択して12月16日未明閉幕しました。とりあえずパリ協定は202