関西電力幹部への原発マネー還流問題などに抗議し、原発をなくし自然エネルギーを推進する大阪連絡会(原発ゼロの会・大阪)が10月11日、大阪市で緊急行動を行いました。
菅義人代表委員があいさつし、松井一郎大阪市長、吉村洋文知事による東電福島第1原発事故の汚染水受け入れ発言の撤回・謝罪と、関電幹部の金品授受問題の全容を解明することを求め、「勝手な幕引きをさせない世論を広げ、原発ゼロを実現して自然エネルギーに切り替える決断を安倍政権に求めていきましょう」と呼びかけました。
約100人の参加者は「関電は原発マネー問題を明らかにせよ」「次世代のために原発をゼロにしよう」などとコールしながら、大阪市役所前から関電本社前までパレードしました。参加した女性(66)=堺市=は「休憩中のサラリーマンの注目も感じ、このタイミングで(行動を)やれてよかった。関電前では特に力が入りました」と話しました。
同会は関電本社に対し、全容解明などを求める要望書を提出しました。
(「しんぶん赤旗」2019年10月12日より転載)