福島県農民運動連合会(福島県農民連)は8月1日、東京都千代田区の東京電力前で、原発ゼロと放射能被害の全面賠償を求める行動をおこない、東電本店、各省庁と交渉しました。 東電福島第1原発事故から2年半近くたった福島県の農業被
原発
セシウム137放出 5・6テラベクレル評価・・川内原発の事故想定
九州電力は8月1日、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機で炉心損傷を伴う事故が発生した場合、放射性セシウム137が約5・6テラ(1テラは1兆)ベクレル放出されるとする評価を明らかにしました。原発再稼働の前提条件となる
福島第1原発 トンネル内高濃度汚染水・・セシウム9億5000万ベクレル
1リットル当たり 東京電力は8月1日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋の東側から海へ延びるトンネルの立て坑で7月31日に採取した水から放射性セシウムを1リットル当たり9億5000万ベクレル検出したと
泊・大飯・高浜・伊方・玄海の5原発 地元10委員に原発マネー6800万円・・4道県、再稼働向け審査中
原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性の審査を受けている電力4社6原発のうち、5原発がある4道県の安全審査の委員10人が、電力会社や核燃料会社など原発関連の企業・団体から少なくとも約6800万円の原発マネーを受けてい
汚染のかやぶき ふき替え費用を・・福島の農家、東電訴え
「原発なくせ、完全賠償をさせる福島県北の会」が7月31日、福島市で東電に行った集団請求書提出の場で、放射能汚染されたかやぶき屋根の古民家を守る福島県二本松市在住の農家、杉内鉄幸さん(65)がふき替え費用の賠償請求をしまし
地下構造把握で原発新基準審査・・原子力規制委
原子力規制委員会は7月31日、新規制基準のもとで再稼働を申請している4社5原発について、原発敷地の地下構造がどのように把握されているのかに関する適合審査を行いました。 新潟県中越沖地震(2007年)では、東京電力柏崎
セシウム吸着装置停止・・福島第1原発
東京電力は福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、7月30日午後9時53分ごろに第2セシウム吸着装置(サリー)のポンプで警報が発生し、運転が停止したと同日、発表しました。 同原発では、原子炉建屋、タービン建屋の地下にたま
東電地下水位上昇を報告せず・・規制委「危機感ない」
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)から高濃度の放射性物質を含んだ地下水が海洋に流出している問題で、原子力規制委員会の7月31日の定例会の席上、東電が、観測井戸の地下水位が上昇していることを知りながら、規制委に情
原発関連作業 未払い賃金払わせた・・福島第1元作業員 違法労働訴え / 多重派遣に改善命令
原発関連作業に従事する労働者が、賃金未払いやピンはねなどの違法労働を告発、未払い分を払わせるケースが相次いでいます。 (山本眞直) 「ピンはね」 長崎県佐世保市の建設会社に雇われた大川幸二さん(40代、仮名)は、2011
原発再稼働の迅速化・・経済同友会が提言
経済同友会は、7月24日に発表したエネルギー問題の提言(「環境・エネルギーを軸とした持続可能な社会の実現に向けて」<中間報告>)で、原子力発電について、「新規制基準に基づき、安全性が確認された原発の再稼働を着
福島第1原発の23億ベクレル汚染水・・表面線量は毎時830ミリシーベルト
東京電力は7月29日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機海側地下の配管内に1リットル当たり23億5000万ベクレルの放射性セシウムなどを含む極めて高濃度の放射能汚染水が見つかった問題で、この水の表面の放射線量が毎
福島第1原発 砕石層通して汚染水拡大か・・専門家“再稼働に傾きすぎ”
原子力規制委員会は7月29日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、海近くの観測井戸の地下水から高濃度の放射性物質が見つかり海へ流出している問題について、現時点での考えをまとめました。汚染水が1~4号機のタービ
原発事故 人権の視点で支援を・・国連勧告受け健康シンポ
東京電力福島第1原発事故によって住民の健康が脅かされている問題で、国連人権理事会は日本政府に政策の抜本的転換を勧告しました。この勧告を受けてこのほど東京都千代田区の上智大学で開かれたシンポジウム(特定非営利活動法人ヒュー
玄海に、新ハコモノ・・自治体縛る原発マネー
九州電力が玄海原発を置く佐賀県玄海町に、国の原発関連交付金「原発マネー」を主な財源とした“ハコモノ”施設が新たに開設されました。自治体を原発マネーで縛り付け、原発再稼働をすすめたい思惑が透けて見えます。(中川亮) 佐賀
大飯原発の断層 3度目調査終了・・評価会合で見極め
国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)敷地内で活断層の存在が疑われている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は7月28日、3度目の現地調査を終えました。調査団の島崎邦彦規制委員長代理は、焦点となっている「
福島第1 トリチウムも高濃度・・セシウム23億ベクレル汚染水から
東京電力福島第1原発2号機タービン建屋海側のケーブルなどを通す配管で採取した水から高濃度のセシウムなどが検出された問題で、東電は7月28日、同じ26日に採取した水からトリチウムが1リットル当たり870万ベクレル検出された
大飯原発の断層調査・・3回目 規制委の専門家チーム
敷地内の破砕帯(断層)が活断層ではないかと指摘されている関西電力大飯原発(福井県おおい町)を、原子力規制委員会の専門家チームは7月27日、昨年(2012年)11月、12月に続いて3回目の現地調査を行いました。調査は28日
志賀原発周辺に断層多数・・科学者会議など4団体調査
日本科学者会議石川支部、原発問題住民運動石川県連絡センターなど4団体は7月26、27の両日、北陸電力志賀原子力発電所(志賀町)周辺の海岸部の測量調査を実施しました。新潟大学名誉教授(地質学)の立石雅昭氏の指導のもと、海岸
地下配管の水、23億ベクレル・・福島第1 汚染水、事故直後レベル
東京電力は7月27日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋東側の、海の近くへと延びている地下配管内の水から1リットル当たり23億5000万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました。この値は20
東電の汚染地下水流出に批判・・東電 福島県漁連に対策を説明
福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は7月26日、福島市で組合長会議を開き、東京電力福島第1原発の放射能汚染された地下水の流出対策について、東電から説明を受けました。東電は、原発敷地内に流入する地下水を汚染される前に海に流