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放射性物質40万ベクレル・・福島第1 1、2号機海側井戸

東京電力福島第1原発で放射能に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は9月27日、1、2号機タービン建屋より海側の地下水で26日に採取した水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり40万ベクレル検出されたと発表しました。

これまでの最高値は別の井戸で計測された同90万ベクレル。東電は高濃度の原因について「現時点では分からない」と話しています。

東電によると、40万ベクレルが検出された地下水を採取した井戸は港湾から40メートルほど内陸にあります。地下水汚染を調べるため東電が新たに掘った井戸で、セシウム134は検出限界値未満、セシウム137は同2・1ベクレルと比較的低い値でした。

この井戸よりさらに海近くでは、汚染された地下水のくみ上げ作業が行われており、23日に地下水からベータ線を出す放射性物質が同70万ベクレル検出されました。7月にはこの井戸の南東側に掘られた別の井戸の地下水で同90万ベクレルが測定されており、一帯では高い値の汚染が確認される傾向にあります。

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