「秘密保護法案」で「秘密」を扱う公務員や軍需産業の従業員に実施される身辺調査制度(適性評価)とほぼ同じ内容の制度(信頼性確認制度)を、原子力施設内で働く従業員にも早期に導入する方向で政府が検討を進めていることがわかりまし
原発
放射性物質濃度 基準値を下回る・・20キロ圏内の福島米
東京電力福島第1原発の警戒区域(半径20キロ圏)に指定されていた福島県田村市都路地区で取れたコメの放射性物質濃度を調べる全袋検査がこのほど、市内の検査場で行われました。対象の93袋(1袋30キロ)すべてが食品の基準値(1
米国、原発全従業員の身辺調査を要求 米公文書で・・秘密保護法で情報隠し拡大
国民の目・耳・口をふさぎ、政府の監視下に置く「秘密保護法」が制定されたら、「原子力ムラ」はいっそう、閉鎖的になりかねない―そんな懸念が米公文書から浮かびあがりました。 内部告発サイト「ウィキリークス」が2011年5月に公
福島第1原発 4号機・・核燃料取り出しの課題は
東京電力福島第1原発4号機の使用済み核燃料貯蔵プールからの燃料取り出し作業が、今月中旬に始まる見込みです。どんな作業が行われ、どういう課題があるのでしょうか。 (中村秀生) Q1 事故発生時、燃料プールは? 2011年3
原発ゼロ運動発展を・・全国交流集会 来年3月に一斉行動
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会や日本共産党などが参加する「原発をなくす全国連絡会」は11月3日、福島市内で「原発をなくす運動の発展をめざす第3回全国交流集会」を開きました。34都道府県から167人が参加。来年3月に
非常用発電機2台停止・・浜岡原発 作業員のミスで13時間
中部電力は11月2日、運転停止中の浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)にある非常用ディーゼル発電機3台のうち、2台が約13時間運転できない状態だったと発表しました。同社の保安規定では、非常用発電機は2台を動かせる状態とするよ
原発廃炉へ7,000人 福島で大集会・・汚染水問題の解決迫る/市田書記局あいさつ
「なくせ! 原発 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」が11月2日、福島市の荒川運動公園で開かれました。多数の被災者が参加し、福島県議会議長、自民党国会議員、被災自治体の首長から連帯のメッセージが寄せ
原子力賠償条約・・政府が加盟方針
政府は10月31日、原発事故の越境損害を補償する国際的な枠組みで、米国など4カ国が参加する「原子力損害の補完的補償に関する条約」(CSC)に加盟する方針を決めました。菅義偉官房長官が同日、来日中のモニツ米エネルギー長官と
青森 “原発マネー”寄付要請せず・・25市町村 県に新支援制度要望
青森県内の、核燃料サイクル施設の立地・周辺地域以外の25市町村は、電力業界からの“原発マネー”による巨額の寄付金を今年度限りで打ち切り、来年度以降は要請しないことを10月28日、正式に明らかにし、これに代わる制度を県が創
福島第1原発での違法な労働を告発・・映像ドキュメント「絶望から希望へ」完成
市民団体が制作 東電福島第1原発事故による県民の苦難、日当や危険手当のピンはねなど違法労働がまかり通る原発作業の労働実態を告発する映像ドキュメント(DVD)が11月1日、市民団体の手で完成しました。安倍政権による原発再稼
「原発ゼロの日まで」 ・・官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は11月1日、首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発の放射能汚染水流出が拡大し続けるなか、トルコを訪問して原発輸出のセールスを進め、再稼働にひた走る安倍晋三首相。2000人(主催者発表)の
スイス原発閉鎖早めます・・首途近郊 反対運動に押され19年
ベルンからの報道によると、スイスのエネルギー会社BKWは30日、首都ベルンの近郊で稼働しているミューレベルク原発を2019年に閉鎖すると発表しました。 BKW社によると、22年に閉鎖することになっていた同原発の閉鎖前倒し
原発情報隠しの指摘に暴言・・秘密保護法案弁明の首相補佐官
「法律を読む素養が少しでもある人ならば、原発の情報がこれに該当しないのは、瞬時にご理解いただけるはずです」―。首相官邸で秘密保護法案を取り仕切る礒崎陽輔首相補佐官(自民党参院議員)が、法案の弁明に追われています。 秘密保
放射性廃棄物減量 実験施設の検討を・・文科省部会
原発の使用済み核燃料に含まれる半減期の長い物質を分類・変換し、高レベル放射性廃棄物を減らす技術の研究開発について、文部科学省の作業部会は10月30日、日本原子力研究開発機構などの加速器施設(J‐PARC、茨城県東海村)に
サラリーマンも怒ってる・・東京・新橋 「脱原発☆スーツデモ」
「サラリーマンも怒っているんだ!」―。会社帰りの人たちが行き交うビジネス街の東京・新橋で10月30日夜、「脱原発☆スーツデモ」が行われ、スーツを着た400人以上の参加者が「原発やめよう」「再稼働反対」と声をあげ、東電本店
排水溝の全ベータ・・タンク近くで上昇
東京電力は10月30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の排水溝で29日に採取した水から検出した全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が依然として高い濃度にあり、汚染水漏えいタンク近くでは前日の6
福島第1原発4号機プール 来月から燃料取り出し・・原子力規制委が実施計画を認可/専門家ら疑問も
原子力規制委員会は10月30日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)4号機の使用済み燃料プールから燃料を取り出すための実施計画を認可しました。現在、規制委による使用前検査が進められており、11月中旬から燃料の取り
伊方原発も地震の脅威・・運転差し止め訴訟原告側指摘
1002人の原告が四国電力を相手取り伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めている訴訟の第6回口頭弁論が10月29日、松山地裁(西村欣也裁判長)でありました。 原告側が提出した準備書面を陳述。原発は地震の強振動という
作業員の確保「数年後は心配」・・東電副社長
東京電力の相沢善吾副社長は10月28日、福島街興本社(福島県楢葉町)で開いた定例記者会見で、福島第1原発の作業員確保について「中長期的には非常に心配だ」と述べ、数年後は確保が難しくなるとの認識を示しました。 相沢副社長は
汚染水の地下御蔵も・・福島第1 5・6号機廃炉で検討/排水溝下流で放射能上昇/堰の水 3700トン移送/地下貯水槽で“浮き上がり”
東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は10月29日の記者会見で、福島第1原発5、6号機を廃炉にした場合の対応に関連し、放射性物質を含む雨水の一時的な貯蔵施設として、タービン建屋の地下の利用を検討していることを明ら