福島市山口に住む和合周一(わごう・しゅういち)さん(73)宅の放射線量は、東京電力福島第1原発事故のあった翌年に測定したところ毎時4マイクロシーベルトもありました。 生存権の問題 和合さんが住む地区は、局地的に放射線量
原発
元作業員、東電など提訴・・福島第1原発で「無用な被ばく」/福島地裁支部
東京電力福島第1原子力発電所事故の緊急作業に従事、国が示す年間被ばく線量の上限20ミリシーベルトを上回る20・49ミリシーベルトの被ばくを余儀なくされたのは安全配慮義務違反があったためだとして元作業員が7日、東電などに
原子力協力 米越が締結・・2030年までに総電力量の10%に引き上げ&福島第1 流出タンク周辺・・トリチウムの濃度上昇確認
【ハノイ=松本眞志】ベトナムと米国は5月6日、ハノイで原子力の民生利用にかんする「原子力協力協定」を締結しました。ベトナム国営通信によると、ベトナム側からはグエン・クアン科学技術相、米側からはデビッド・シェア駐越大使が
大熊町の子 支えよう・・学校や民間団体、力合わせ
学校、教育委員会、大学、支援の民間団体が協力し、子どもの課題を共有し解決しようという試み(地域学習支援プログラム「大熊モデル」)が、福島県会津若松市ですすんでいます。その報告書がまとまりました。 (中村秀夫) 避難先の
東京都心で震度5弱・・震源は伊豆大島近海 16人けが
5月5日午前5時18分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震があり、東京都千代田区で震度5弱の揺れを観測したほか、東北から中国地方の広い範囲で震度1以上の揺れが起きました。気象庁によると、震源の深さは162キロと深く、地震
泊原発 停止丸2年・・札幌でパレード(「再稼働反対」をアピール)
泊原子力発電所(北海道泊村)の運転停止から丸2年の5月5日、札幌市で「原発ゼロ2周年記念パレード」が行われました。小さな子どもを抱いたパパ、ママをはじめ250人の市民たちが参加し、「再稼働反対」「こどもを守ろう」と、に
戻ったが、生計を立てていた山は未除染・・福島・浜通り「避難解除」地域(田村市都路)を歩く
安倍政権は4月1日、東京電力福島第1原発事故で被災した11市町村にまたがる浜通り地域の避難指示解除準備区域(原発から半径20キロ圏内)で初めて避難指示を解除しました。原発立地の双葉郡に隣接する田村市都路地域東部です。避
日本は火山噴火や地震、津波が多い国・・自然の猛威 過小評価は禁物
原子力規制委員会が昨年(2013年)作った原発の新規制基準には火山の影響が加わり、対策が審査されています。 鹿児島県にある九州電力・川内(せんだい)原発の審査で、再稼働を急ぐ九電は桜島の噴火で敷地に最大15センチの火
朗報 自治体独自の再建制度・・被災アパート支援業者「助かります」
東日本大震災で被災した中小企業の生業(なりわい)の再建は喫緊の課題です。国や県の支援制度の対象にならなかった規模の小さな企業や業種に対し、自治体独自の再建制度がつくられています。民主商工会や日本共産党議員団が中小業者の
「原発廃炉と完全な除染を」・・福島避難者が訴え/「ふくしま復興支援フォーラム」で
福島市で5月2日に聞かれた「ふくしま復興支援フォーラム」の集会で、東京電力福島第1原発の事故のために愛媛県に避難している農業、渡部寛志さん(35)が、「避難者から福島復興を考える」とのテーマで報告しました。同フォーラム
放射能1日で33倍・・福島原発 汚染水誤送先 周辺井戸&川内原発 補正書に漏れ
放射能1日で33倍・・福島原発 汚染水誤送先 周辺井戸 東京電力福島第1原発で、高濃度の放射能汚染水が予定されていない建屋に誤って移送された問題で、東電は5月2日、この建屋付近のくみ上げ用井戸で1日に採取された水から、
川内原発再稼働 ・・規制委審査は安全を保証せぬ
政府の原子力規制委員会は、再稼働を申請している原発のうち九州電力の川内(せんだい)原発(鹿児島県)1、2号機の審査を優先的に進めていますが、九州電力がこのほど審査に必要な申請書を再提出しました。当初の申請を規制委の指摘
原発ゼロまで声上げる・・官邸前抗議100回目
原発ゼロを求める首都圏反原発連合(反原連)は5月2日、首相官邸前抗議行動を行いました。2012年3月29日に始まってから100回目の行動です。3000人(主催者発表)の参加者は、欧州を歴訪中の安倍晋三首相が、経済成長のた
福島第1原発 汚染水誤移送・・東電、3月20日と推定
東京電力は5月2日、福島第1原発(福島県大熊町、富岡町)で高濃度の放射能汚染水がためられている建屋から本来の移送先でない別の建屋に大量の汚染水が移送されていた問題で、3月20日にポンプを誤って起動したためだった可能性が高
「凍土壁採用論拠示されていない」・・規制委 専門家検討会&使用前検査を合理化・・原発工事計画認可で規制委
「凍土壁採用論拠示されていない」・・規制委 専門家検討会 原子力規制委員会は5月2日、専門家による検討会を開き、東京電力福島第1原発の汚染水対策で国と東電が計画している凍土遮水壁の有効性や安全性を検討しました。専門家から
「原発ゼロ」官邸前行動・・きょう100回迎えます 世論形成の大きな力
「原発ゼロ」「再稼働反対」などを掲げて毎週金曜日に行われている首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前抗議行動が5月2日で100回を迎えます。2012年3月29日に始まった抗議行動は、「原発ゼロ」の世論をつくってきました。
「玄海」の避難 標準で25時間・・九州3県が推計
佐賀、福岡、長崎3県は4月30日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で重大事故が起きた場合、住民の避難に必要な時間の推計を公表しました。標準的なケースでは、原発30キロ圏外への避難が完了するまで24時間50分かかると予測し
東日本大震災の大津波、太平洋を往復・・チリで反射、日本に/気象庁気象研究所・岡田正実客員研究員ら発表
東日本大震災の大津波は太平洋を横断して南米チリ沿岸に到達した後、反射して約2日後に日本の沿岸に戻って来た可能性が高いと、気象庁気象研究所の岡田正実客員研究員(元地磁気観測所長)らが5月1日、横浜市で開催中の日本地球惑星科
防災教育 何が大事?・・東北福祉大教授 数見隆生(かずみたかお)さんに聞く/ 南海トラフ大地震・・指定避難場所の学校 津波予測浸水域にも
東日本大震災時の学校の津波被害を調査してきた研究グループが、南海トラフ大地震で被害が予想される東南海地域7県の小・中学校の防災状況をアンケート調査しました。調査にあたった数見隆生さん(東北福祉大教授・学校保健学)に聞きま
巨大地震規模3分で推定・・新システム試験津波警報に活用/国土地理院
巨大地震が発生した際、地震の規模(マグニチュード=M)を3分程度で自動推定する新システムを国土地理院が全国を対象に整備し、来年度以降の本格運用に向け試験を始めました。東北大地震・噴火予知研究観測センターの太田雄策准教授ら