九州電力川内(せんだい)原発の再稼働の「条件」とされる「地元同意」手続きがすすめられています。県内5市町で開かれた住民説明会の参加者からは、「ますます不安」との声が。住民が不安を募らせる三つの問題を専門家に聞きました。
原発
川内「再稼働」市長同意/市民「なぜ急ぐのか」・・鹿児島・薩摩川内/市議会陳情 井上市議ら4人反対
九州電力川内(せんだい)原発のある鹿児島県薩摩川内市の議会は28日、臨時議会を開き、再稼働に反対する市民が傍聴席内外につめかける中、同原発の「一日も早い再稼働を求める」陳情を賛成多数で採択しました。岩切秀雄市長も再稼働の
川内再稼働迫る自民鹿児島県議・・親族企業が原発工事/兄・妻が役員 自身も大株主photo
原発が停止していることを「国富の流出」といい、「再稼働はいつの日になるか」などと、九州電力川内原発の早期再稼働を鹿児島県議会で、再三主張している自民党の外薗勝蔵県議の親族会社が同原発関連の工事を多数受注していることが10
“福島に生きる” 障害者どこに逃げるの・・生業訴訟原告 菊地由美子さん(40)
福島県相馬市の菊地由美子さん(40)は、国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた生業(なりわい)訴訟に加わった唯一の精神障害者の原告です。 ■勉強して訴訟に 「しんぶん赤旗」の記事に生業訴訟のことや説明会の案内が載っ
福島第1原発 セシウム濃度900倍超・・2号機建屋近く 地下水46万ベクレルに
東京電力は10月24日、福島第1原発2号機原子炉建屋近くの「サブドレン」と呼ばれる井戸2カ所でくみ上げた地下水から、高濃度の放射性セシウムを検出したと発表しました。22日採取分は最大で1リットル当たり46万ベクレルで、
川内原発差し止め 仮処分申請で・・3回目の審尋 鹿児島地裁 & 汚染処理水の海への放出計画
鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の九州電力川内原発1、2号機の運転差し止めを求める「原発なくそう!九州川内訴訟」の原告のうち23人が、九電に対し再稼働しないよう求めた仮処分申請で10月24日、3回目の審尋が鹿児島地
官邸前 再稼働止めよう・・吉良氏スピーチ
首都圏反原発連合(反原連)は10月24日、首相官邸前で抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発の再稼働について原子力規制委員会も安全性の確証を示せないなか、安倍晋三政権は再稼働へ突き進んでいます。1500人(主催者発
川内原発 補足の説明会・・29日 鹿児島県、住民抗議受け & 3・11集会実行委が要望
鹿児島県は10月22日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)についての5回の住民説明会を踏まえ、補足的な説明会を29日午後7時から8時40分の予定で、日置市伊集院文化会館で開くことを発表しました。 同原
温暖化ガス EU 40%削減合意・・30年までに実現 目標引き上げ
【パリ=島崎桂】欧州連合(EU)は10月23、24の両日、ブリュッセルで開いた首脳会議で、2030年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で40%削減することで合意しました。 EUのこれまでの目標は「20年までに2
〝伝統文化途絶えた〟・・福島原発避難者訴訟 原告が陳述/地裁いわき支部
東京電力福島第1原発事故でふるさとを奪われ、避難生活を余儀なくされている、富岡町、双葉町、楢葉町、広野町、南相馬市、川俣町の住民が東京電力に完全賠償を求めている「福島原発避難者訴訟」(早川篤雄・原告団長)の第7回口頭弁
「処分場反対」1500人訴え・・栃木・塩谷町 & 規制委が順次 事業者と意見交換
東京電力福島第1原発事故により発生した指定廃棄物の最終処分場をめぐり、環境省の小里泰弘副大臣は10月22日、栃木県内の候補地である塩谷町の国有林を視察しました。内閣改造で就任後、現地を訪れるのは初めて。周辺には住民ら約
建屋カバー解体着手・・福島第1原発1号機 & 地下水バイパス ポンプに異物
東京電力は10月22日午前、福島第1原発1号機原子炉建屋を覆うカバーの解体作業に着手しました。カバーを外したときに放射性物質を含む粉じんが舞い上がるのを防ぐため、まずは屋根に穴を開け、飛散防止剤を散布。12月初旬までに
原発は危ない よくわかった・・川内再稼働 いちき串木野市で説明会 鹿児島 &反対団体 鹿児島知事らに要請
九州電力川内(せんだい)原発の再稼働について、鹿児島県などが主催する原子力規制委員会の住民説明会が10月20日夜、いちき串木野市で開かれ429人が参加しました。同日午前、同原発が立地する薩摩川内市の市議会原発対策調査特
川内原発 火山への対応説明・・九電、具体策示さず
原子力規制委員会は10月21日、原発再稼働の前提となる規制基準への適合性審査会合を開き、九州電力川内原発(鹿児島県)1、2号機の「保安規定変更認可」と、1号機の「工事計画認可」の補正申請に関し、初の公開審査を行いました
川内原発 再稼働求める陳情採択・・薩摩川内市議会委 共産党は反対
鹿児島県の薩摩川内(さつませんだい)市議会原子力発電所対策調査特別委員会は10月20日、川内原発1、2号機の「一日も早い再稼働を求める」陳情を賛成多数で採択しました。日本共産党は反対しました。 同陳情は、川内商工会議
再生エネより原発優先・・「固定価格買い取り制度」を大幅見直し
経済産業省が大規模太陽光発電所の認定を凍結するなど、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」を大幅に見直す検討に入ったことに対し、普及の後退を懸念する声があがっています。 経産省は太陽光偏重を改め、他の再生可能エ
官邸前・・「原発ゼロ」言い続ける
首都圏反原発連合(反原連)は10月17日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発の再稼働をめぐる住民説明会で不安や反対の声が相次いでいるのに、再稼働へ突き進む安倍晋三政権。1700人(主催者発表)の参加
再生エネより原発か 買い取り拒否・・塩川氏が批判/衆院経産委
日本共産党の塩川鉄也議員は17日の衆院経済産業委員会で、九州電力など五つの電力会社が太陽光など再生可能エネルギーの新たな買い取りを拒否している問題を取り上げ、「再生エネルギーよりも原発を上に置く『原発最優先給電』だ」と
温暖化対策COP21への課題・・気候ネットワーク理事 平田仁子さん
政治的機運つくった国連サミット・・日本政府の対応遅れ はっきり 国連本部で122力国の首脳が参加して開かれた気候変動サミット(9月23日)は、温暖化ガスの二大排出国である米国と中国が2020年以降の枠組みづくりに意欲を
多核種除去設備 新型ALPSを公開・・福島第1 従来型はトラブル続き & 22日からカバー解体
東京電力は10月16日、福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)で高濃度汚染水からトリチウム(3重水素)以外の放射性物質を十分低い濃度まで除去することを目的にした増設・高性能多核種除去設備(ALPS)と放射性ストロンチウム