東京電力福島第1原発で1〜4号機建屋周辺の井戸「サブドレン」から放射能で汚染された地下水をくみ上げ、浄化して海に流す計画について、原発北部海域の相馬双葉漁業協同組合(相双漁協)は7月27日、福島県相馬市で理事会を開き、
原発
電源ケーブルで火災・・福島第1 遮水壁冷凍機が停止 & 1号機カバー 解体工事再開
東京電力は7月28日、福島第1原発で電源ケーブルが収納された管で火災が起き、ケーブルとつながる電源盤で警報が発生したと発表しました。警報発生後の状況調査で、1〜4号機建屋周辺の土壌を凍らせる凍土遮水壁の冷凍機と、1〜3
原発利権と不正会計・・東芝 その経営トップが原発再稼働も要求
世界でも有数の原発メーカーである東芝は、その経営トップが巨額の損失をごまかし、不正会計を主導していたことが明るみに出ました。しかもその経営トップが安倍晋三政権の経済財政運営に深くかかわり、原発の再稼働も求め続けてきまし
川内再稼働「同意得られず」・・九州3県10市町議会が決議・陳情 九電に住民説明会要求
九州電力が、規制基準「適合」を唯一の口実に8月にも川内(せんだい)原発1号機を再稼働させる動きを強めていることにたいし、昨年(2014年)11月以降に限っても、鹿児島、熊本、宮崎の3県10市町の議会が「再稼働にあたって
“福島に生きる”戦争体験世代として・・いわき市民訴訟原告 荻野幸也さん(80)
東日本大震災の起きた「3・11」。福島県いわき市に住む荻野幸也(おぎの・よしや)さん(80)は、犬を連れて散歩中でした。 交通事故にあい、1年間の入院生活の後にリハビリを兼ねて毎日の散歩を心がけていた荻野さん。突然の
川内1号の検査終了・・原子力規制委「問題なし」
原子力規制委員会は7月24日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県)で行われている使用前検査のうち、原子炉の起動に必要な検査を終えたことを明らかにしました。 規制委は23、24日に川内1号機の格納容器などの検査を行い、特
原発再稼働「反対」が過半数・・世論調査 安全性の懸念強く
時事通信の7月の世論調査で、原発再稼働への賛否を質問したところ、「反対」が54・3%と過半数を占め、「賛成」の32・7%を大きく上回りました。東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発の安全性に対する国民の懸念が根強いこと
川内原発 火山監視審査に問題・・市民513人が規制委に異議
九州電力が再稼働の準備を進める川内(せんだい)原発1、2号機について、市民513人が7月23日、原子力規制委員会による川内原発の保安規定変更認可に 対し、火山活動のモニータリング(監視)に関する審査に問題があると原子力
人間らしく生きる権利を・・福島原発かながわ訴訟口頭弁論 避難の原告女性が陳述
東京電力福島第1原発事故で神奈川県内に避難を強いられている被災者174人が国と同社を相手取り損害賠償などを求めている「福島原発かながわ訴訟」の第10回口頭弁論が7月22日、横浜地裁(相澤哲裁判長)でありました。 意見
オーストラリア風力発電 受難・・首相が敵視発言
【シドニー=ロイター】風力発電は「見た目がひどい」というオーストラリアのアボット首相の敵視発言が、業界関係者を震え上がらせ、北部に計画されている同国最大規模の風力・太陽光発電プロジェクトを危うくなりかねない状況に追い込
伊方原発20キロ圏・・四国電力 戸別説明を開始
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が、再稼働の前提となる新規制基準に適合するとされたことを受け、四電は7月22日、原発から半径20キロ圏内の戸別訪問を始めました。約20日間で約2万8000戸を全て訪れて安全対策など
「志賀廃炉」決断早く・・3団体 北陸電に申し入れ
北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)1号機直下に活断層がある可能性を否定できないとする原子力規制委員会の評価書案を受け、原発問題住民運動石川県連絡センター、同能登地域連絡センター、原発を考える石川女性の会は7月21
生業訴訟 「原発事故予見できた」・・反対尋問に都司証人 国と東電の責任問う
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた生業(なりわい)訴訟の第13回口頭弁論が福島地裁(金澤秀樹裁判長)で7月21日開かれました。前回の口頭弁論で原告側の証人として陳述した地震・津波研究の第一人者で元東大地震研究所准
3107人が仲介申し立て・・原発ADR、183億円請求
東京電力福島第1原発事故で、放射線による健康不安など精神的苦痛を受けているとして、福島市渡利地区の1107世帯3107人が7月21日、東電に慰謝料を求め、裁判外の紛争解決手続き(ADR)を行う原子力損害賠償紛争解決セン
温暖化 日本の削減目標不十分・・環境NGO 再検討を求める
安倍政権が2030年度の日本の温室効果ガス削減目標を13年度比26%減(05年度比25・4%減)と決定し、7月17日に国連に提出したことを受け、環境NGOが談話を発表しました。 地球環境市民会議(CASA)は、目標は
福島第1原発 残留汚染水16ヵ所7000トン・・地下に漏えいの恐れも
東京電力福島第1原発の海側にある2、3号機トレンチ(ケーブルなどの地下トンネル)で、高濃度の放射能汚染水を抜き取る作業が進められています。今月(7月)中には、おおむね完了する見通しですが、第1原発で汚染水がたまっている
伊方原発再稼働・・道理のなさはいよいよ明白だ
原子力規制委員会が四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について規制基準に適合するとの審査書を7月15日決定し、これを受け菅義偉官房長官が安倍晋三政権として「再稼働を進める」ことを明らかにしました。規制委の審査書決定は九州電
川内原発の避難計画 欠陥だらけ再稼働無謀・・代替ルートない■障害者に配慮せず
九州電力は鹿児島県薩摩川内市の川内原発1号機の燃料装填(そうてん)を完了し、8月中旬にも再稼働しようとしています。しかし、避難計画など多くの問題点が残されたまま。住民から不安の声があがる現地を歩きました。 (丹田智之)
“福島に生きる”人災であると認めて・・いわき原告団事務局次長 吉田浩さん(68)
「国は再稼働をしようとしている。第2の福島がまた起きる」。福島県いわき市の吉田浩(よしだ・ひろし)さん(68)は、東京電力福島第1原発事故から4年4ヵ月がすぎて危機感を強めています。「福島の事故から国は何も学んでいない
非常用発電機 部品が落下・・もんじゅ
日本原子力研究開発機構は7月17日、停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、非常用ディーゼル発電機の点検中に部品が落下したと発表しました。 下にあった潤滑油配管が変形しましたが、油は漏れず、けが人もありませ