首都圏反原発連合(反原連)は10月16日、原発ゼロを訴える首相官邸前抗議行動を行いました。九州電力川内(せんだい)原発1号機に続いて、2号機の再稼働が強行されました。原発事故などなかったかのように原発再稼働を急ぐ安倍政権に、怒りの声が相次ぎました。
この日の参加者は1200人(主催者発表)。岡山県早島町から初めて参加した女性(71)は「ずっとここに来たかった」といいます。「反対と一声だけでもいいたかった。安倍さんのやりたい放題は許せません」。川崎市から参加した男性(65)は「安倍政権は民意を無視している。未来を担う子どもたちのためにも、あきらめるわけにはいきません。行動し続けます」と話しました。
広島県福山市から参加した男性(45)は「福島第1原発事故で安全な原発などありえないことははっきりしました。安倍首相は、事故の教訓に向き合い、今すぐ原発をやめるべきです」。
東京都杉並区在住の参加者(64)は「地震国、火山国で、原発周辺には事故があっても安全に避難もできない住民がたくさんいるのに、なぜ再稼働ができるのか。安倍政権は100%ノーです」。
日本共産党の藤野保史衆院議員が参加し、国会正門前でスピーチしました。「安倍政権の暴走、原発再稼働を止めるため、ご一緒に頑張りましょう」と訴え、「原発いらない」「再稼働反対」とコールしました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月17日より転載)