
東京電力福島第1原発事故から6年になるのを前に、本紙記者は2月14日、事故収束作業が続く同原発構内に入りました。東電が、合同取材団に公開しました。作業環境は改善されつつあるものの、廃炉作業を阻む高放射線量。その恐ろしさ
東京電力福島第1原発事故から6年になるのを前に、本紙記者は2月14日、事故収束作業が続く同原発構内に入りました。東電が、合同取材団に公開しました。作業環境は改善されつつあるものの、廃炉作業を阻む高放射線量。その恐ろしさ
規制委会合 東京電力は2月14日、再稼働をねらう柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の原子力規制委員会の審査会合で、事故時の対応拠点の一つにしている免震重要棟が、想定される地震の揺れ(基準地震動)に耐えられないことを明
東芝の綱川智社長は2月14日、記者会見し、原発事業の巨額損失を受けた対応策を発表しました。資本増強策として分社する主力の記憶用半導体フラッシュメモリー事業について、当初20%未満としていた外部出資の比率を50%超に引き
日本共産党の山添拓議員は2月15日、参院資源エネルギー調査会で、福島原発事故をもたらした津波について、国は予想可能だったとして、その責任をただしました。 政府の地震調査研究推進本部は2002年、「三陸沖から房総沖にか
静岡県浜松市の「浜岡原発はいらない浜松の会」は2月12日、川勝平太知事に提出する中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働を許さない署名宣伝を、浜松駅前で行いました。 強い風が吹きつけるもと、11人が熱心に署名を呼びかける
原発問題住民運動全国連絡センターは2月13日、東京電力、電気事業連合会、原子力規制委員会、文部科学省、経済産業省に東電福島第1原発事故に対する根本的反省と被災者・被災地対策に真剣に取り組むことなどを申し入れました。
「ふくしま復興共同センター」と「原発をなくす全国連絡会」は2月11日付4紙に意見広告を掲載して、「とめよう!原発再稼働かえよう!ふくしま切り捨て政治」と呼びかけました。(写真) 東日本大震災・東電福島第1原発事故か
東日本大震災で被災し、適合性審査中の東海第2原発を抱える茨城県東海村と周辺5市の首長でつくる「原子力所在地域首長懇談会」は2月9日、同村内で懇談会を開き、日本原電の村松衛社長に対し、同原発の再稼働をめぐる事前協議につい
東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内の調査で堆積物除去ロボットのカメラ映像が暗くなった不具合の原因について、東電は2月9日、高い放射線が影響したとみられると明らかにしました。 同日の調査で、圧力容器直下につな
東京電力福島第1原発事故から間もなく6年―。政府は福島県の自治体に出した避難指示のうち、帰還困難区域以外は4月までに解除する方針です。避難自治体は今、どうなっているのか。順次紹介します。 福島原発事故6年 避難自治
宮城県石巻市が1月17日、国と東北電力が再稼働を狙う女川(おながわ)原発2号機(宮城県石巻市、女川町)の重大事故を想定した広域避難計画の概要版を策定しました。同原発の周辺自治体(3市4町)の避難計画がそろいました。避難計
東京電力柏崎刈羽原発1~7号機(新潟県)など10の原子力施設で安全上重要な機器がある建屋に止水措置がされていない貫通部があり、外部から浸水する危険のあることが2月8日、分かりました。北陸電力志賀原発2号機(石川県)の原
韓国のソウル行政裁判所は2月7日、設計寿命を超えた月城原子力発電所1号機(同国南東部・慶尚北道慶州市)の運転延長許可を取り消すよう命じる判決を出しました。弁護士団体や環境運動団体は相次いで歓迎声明を発表。「歴史的な判決
国民へ21・5兆円にのぼる東京電力福島第1原発事故のツケ回しが経済産業省・資源エネルギー庁の非公開の会議で議論されています。どんな議論で巨額の国民負担を決めているのか、本紙が会議の議事録を情報公開請求したところ、同庁は
東京電力は2月6日、福島第1原発2号機格納容器内への調査ロボットの投入に向け、圧力容器直下までロボットが進入する通り道となるレール上の堆積物を除去するロボットを2月7日にも投入すると発表しました。 1月に実施したカメ
新潟県に立地する東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)をめぐり、同県の米山隆一知事は2月6日までに、東電と県、柏崎市、刈羽村が結んでいる安全協定の見直しを検討する意向を明らかにしました。時事通信のインタビューに対し、「
電力会社のもうけのために労働者の命を危険にさらすのか—。日本共産党の真島省三議員は2月6日の衆院予算委員会で、原発を「公益事業」として再稼働にかかわる電力会社の業務を残業時間規制の適用除外としている政府のごまかしを告発
紀伊半島沖の海底下で昨年(2016年)4月、マグニチュード(M)6.5(気象庁発表)の地震が発生しました。海洋研究開発機構などの研究グループが、南海トラフ沿いに発生する巨大地震、東南海地震の想定震源域で発生していたこと
中部電力浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)の敷地周辺の断層について原子力規制委員会の審査会合が2月3日、開かれました。 中部電力は、過去の文献で指摘された敷地周辺の小笠山東部の断層は「震源として考慮する活断層に該当しな
■1月30日 2号機の原子炉圧力容器の直下をカメラで初めて撮影。2月にも予定するロボット投入のための事前調査の2回目。黒い堆積(たいせき)物が確認されました。東電によると堆積物は、事故で圧力容器底部から溶け落ちた核燃料(