岸田文雄首相は8月10日、改造内閣の発足にあたり首相官邸で記者会見し、「有事の内閣を速やかに整えていく」と述べ、年末の予算編成に向けて五つの最重要課題を進めると表明しました。その第一に「防衛力の抜本強化」をあげ、「必要
しんぶん赤旗
東電 福島第1汚染水・・海洋放出設備 工事開始
東京電力は8月4日、福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後の高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水(アルプス処理水)を薄めて海に放出するのに必要な設備の建設工事を開始したと発表しました。 開始したのは
主張 関電元役員の疑惑・・「原発マネー」の闇に切り込め
多額の金品受領を機に発覚した関西電力元幹部の不正で、大阪第2検察審査会が前・元会長ら3人は「起訴相当」、他の幹部6人は「不起訴不当」と議決しました。疑惑を捜査した大阪地検特捜部が昨年11月、元幹部9人を嫌疑不十分で不起
汚染水海洋放出は撤回を・・共産党議員団が経産相に要請
東京電力福島第1原発から出る放射能汚染水問題をめぐって、海洋放出設備の工事が始まった8月4日、日本共産党国会議員団は萩生田光一経済産業相に海洋放出方針の撤回を求めました。高橋千鶴子、塩川鉄也の両衆院議員と紙智子、山添拓
海洋放出設備 きょう着工へ・・東電発表 完成来夏にずれ込みも
東京電力は8月3日、福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後の高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水(アルプス処理水)を薄めて海に放出するのに必要な海底トンネルなどの本体工事について、準備が整えば4日に着
ロシア占拠 ウクライナのザポロジエ原発・・「非常に不安定」な状況 IAEA事務局長会見
【ニューヨーク=石黒みずほ】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、ロシアに占拠されたウクライナ南東部のザポロジエ原子力発電所について「非常に不安定」な状況だと述べました
臨時国会開会 共産党新参院議員4氏が決意・・憲法守り生かす 原発ゼロへ全力 国民の要求実現 外交で戦争ない世界を
臨時国会が開会した3日、参院選で当選した日本共産党の4人の新参院議員が初登院しました。党の非改選参院議員や衆院議員らの歓迎をうけ、国政に臨む決意を語りました。 「当落線上から文字通り押し上げていただいた」と選挙を振り
美浜3号 放射能漏れ
関西電力は8月1日、定期検査中の美浜原発3号機(福井県)で、放射能を含んだ水が漏えいしたと発表しました。原因は調査中で、同3号機は今月10日に起動を予定していましたが、影響は未定としています。 関電によると、1日午前
老朽の美浜動かすな・・福井反原発連絡会 県に申し入れ
オール福井反原発連絡会は8月1日、関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)を再稼働させないため、県に申し入れました。 美浜3号機は、運転開始から45年がたった老朽原発であり、「活断層の巣」の中に立地しています。大阪地裁
首相、核禁条約触れず・・NPT再検討会議 原発推進も表明
米ニューヨークの国連本部で開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議に日本の首相として初めて出席した岸田文雄首相は1日(日本時間2日未明)に演説し、中国を念頭に、核兵器国に対し「核戦力の透明性の向上」を呼びかけました。一
大間原発ノー 声響く 3年ぶり現地で集会・・青森 「一日も早く止めたい」
青森県大間町で7月31日、第14回「大間原発反対現地集会」(主催=同実行委員会)が開かれました。 コロナ禍で2020年は中止、21年はウェブ開催となり、今回は3年ぶりに建設中の大間原発敷地に隣接する共有地(大間原発に
シリーズ公約実現 たたかい本番・・即時原発ゼロこそ 再稼働許さず再エネ普及を
今回の参院選で「原子力の最大限活用」を掲げた岸田自公政権。参院選挙後も、再稼働はじめ原発の復権を求める動きをいっそう強めており、「即時原発ゼロ」をめざすたたかいが、いよいよ重要になってきています。 岸田文雄首相は、7
地震計を不適切設置・・福島第1原発の汚染水タンク
原子力規制委員会はこのほど、東京電力福島第1原発の敷地内で放射能汚染水(アルプス処理水など)を保管するタンク群の3カ所の地震計が適切に設置されていないことを明らかにしました。 27日の定例会合で原子力規制庁が報告しま
核防護情報無断持ち出し・・柏崎刈羽原発 東京本社の社員
東京電力は7月28日、東京本社社員が柏崎刈羽原発(新潟県)の核セキュリティー(核物質防護)に関する情報を責任者の許可を得ずに印刷し、無断で持ち出したと発表しました。情報の紛失や漏えいはなかったといいます。 東電による
軍事費と原発 青天井・・概算要求基準を閣議了解
政府は29日、2023年度予算の概算要求基準を閣議了解しました。社会保障費の自然増を22年度の見込み額から1000億円削減して5600億円と見込む一方、軍事費や原発推進予算などは事実上の青天井とします。軍事費と原発に“
美浜3号機 再稼働ノー 知事に・・「福井反原発連絡会」 市町に要請
オール福井反原発連絡会は7月27、28の両日、運転開始から45年がたち老朽化している関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)を再稼働させないため、杉本達治知事に要請するよう各市町に申し入れました。 関電は8月上旬にも再
“老朽原発動かすな” 福井 美浜3号再稼働反対集会
関西電力が8月上旬にも狙う再稼働を許さない「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」が24日、福井県美浜町で開かれ、県内外から約300人が参加しました。実行委員会の主催。参加者は、美浜町内をデモ行進し、関西電力原子
原発の再稼働・新設 経団連、首相に要求
岸田文雄首相は7月22日、長野県軽井沢町で開かれていた経団連の夏季フォーラムで講演し、脱炭素化を進めるため担当相の新設を表明しました。経団連は、休止中の原子力発電所の着実な再稼働や新型炉を含めた新増設、脱炭素社会実現へ
原発汚染水の海放出認可・・規制委 東電計画 住民に背
東京電力福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後に残る高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水(アルプス処理水)を薄めて海に放出する方針をめぐり、原子力規制委員会は22日、必要な設備の設置や手順などを盛り込
東電株主代表訴訟 地裁判決の意義(下) 「万が一」への安全性
津波対策を取っていれば深刻な事故を回避できたのか、結果回避の可能性についても、裁判によって結論が分かれています。前提に、どのような対策がありえたのかについて考えが異なるからです。 最高裁判決覆す 今回の株主代表訴訟の