春男 地下水が流入しているためにタンクに入れないといけない汚染水が増え続けていることはわかったよ。東京電力はどれぐらいタンクを用意しているの? あやめ 約32万トン分よ。 春男 えっ、そんなに。 100日分しかない あや
しんぶん赤旗
敦賀原発の直下 “活断層の可能性”変えず・・規制委チーム 次回会合で評価書まとめ
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)敷地内の破砕帯(断層)について「活断層の可能性が高い」とする評価書案を示している、原子力規制委員会の専門家チームは4月24日、日本原電から聞き取りをしました。同チームは、2号機直下を
再稼働ありきの姿勢鮮明・・参院予算委 井上議員が安倍政権を追求/汚染水漏れ・新規制基準
4月23日の参院予算委員会で福島第1原発の事故収束問題と新規制基準について取り上げた日本共産党の井上哲士議員。事故収束を東電任せにし、再稼働ありきで新たな「安全神話」をつくろうという安倍政権の姿が浮かびあがりました。 汚
「収束」に程遠い福島第1原発 汚染水編②・・増え続けるのはなぜ?
春男 発生した汚染水は原子炉建屋の地下にたまっているわけだね。 あやめ 原子炉建屋の地下だけじゃないの。隣接するタービン建屋の地下にもたまっている。原子炉内の水を注入していない4号機の地下にもたまっていて、3号機の地下か
28日に「原発事故 不動産・家財賠償110番」・・全国青年司法書士協議会
全国の青年司法書士約3200人でつくる全国青年司法書士協議会(谷嘉浩会長)は、東京電力福島第1原発事故による不動産や家財の賠償に関する電話相談会「原発事故 不動産・家財賠償110番」を4月28日に行います。通話料、相談料
プール汚泥から高放射性セシウム・・福岡県の高校
放射能測定を行う福島市のNPO法人「市民放射能測定所」は4月22日、東京電力福島第1原発事故の後、排水されていない福島県内の県立高校2校のプールの汚泥から、1キロ当たり10万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと発
福島 避難区域再編1年 元の生活いつ・・荒れた住宅並び、電気・水道使えない
東京電力福島第1原発事故で設定された避難指示区域を、放射能汚染の度合いに応じて3区域に再編する措置が始まって、(2013年)4月で1年が過ぎました。対象11市町村のうち9市町村で再編が完了し、残る2町も夏までに終える見通
ドイツの核廃棄物処分場 選定振り出しに・・住民が反対当初案撤回
【ベルリン=時事】ドイツ政府は原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場の設置場所について、2031年までに決めることで各州政府や主要政党と合意しました。北部ゴアレーベンを候補地とした旧西独政府の1977年の決定は住民
仮設の機器 置き換えを・・IAEA調査団
東京電力福島第1原発の廃炉作業を調べていた国際原子力機関(IAEA)の調査団が4月22日、汚染水の貯蔵で生じる課題についての対応は、継続して改善していくべきだなどとする報告書概要をまとめ、日本政府に提出しました。 調査団
共用プール 建屋で漏水・・福島第1原発/貯水槽外側土壌で7倍の放射能
原子力規制庁によると4月21日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の使用済み核燃料共用プール建屋で水漏れがありました。 午後0時30分ごろ、作業員が共用プール建屋1階の床面に水たまりを発見したといいます。水たま
新潟知事 規制委を批判・・「住民の安全守る気あるのか」
新潟県の泉田裕彦知事は4月22日、原子力規制委員会を訪れ、池田克彦・原子力規制庁長官と面会しました。同県が設置した、東京電力福島第1原発事故を踏まえた委員会の議論を受けた原発の安全対策・住民の防護対策についての要請書を手
「収束」に程遠い福島第1原発 汚染水編①・・どうやってできる?
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)では事故から2年余たちます。しかし、増え続ける放射能汚染水をためるタンクは限界に近づき、その場しのぎで造られた地下貯水槽から汚染水が漏れるなど、「収束」とは程遠い状況が続いてい
再生可能エネ推進へ条例 住民組織の発電事業支援・・長野・飯田
長野県飯田市(10万4千人)は4月1日、「飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」を施行しました。町内会など住民組織が太陽光や小水力など再生可能エネルギーを使った発電事業に取り組む際、行政が
テレビ60年 安全神話と告発と・・原発導入と重なる歴史
東京電力福島第1原発で起きた過酷事故。ニュースを中心にテレビは政府や東電の発表を流し続けて大きな批判をうけました。一方で、少なからぬドキュメンタリーや報道番組が原発の問題を正面から提起してきました。 爆発を最初に 201
規制委の原発「安全目標」・・「安全神話」に新たな装い/舘野淳・元中央大学教授に聞く
原子力規制委員会は4月10日、原発1基当たり、炉心損傷頻度は1万年に1回程度、格納容機機能喪失頻度は10万年に1回程度、セシウム137の放出量が100テラ(1テラは1兆)ベクレルを超えるような事故の発生傾度は100万年に
一国民としていえば・・「再稼働ふざけんじゃねえぞ」
放射能に汚染された福島県の下水汚泥の取材の参考に、自宅近くの下水処理場に見学に行きました。下水の汚れを微生物が餌にして分解し浄化します。汚れの除去率は98%。見た目、水道水のような水が海に流れていきます。 〇東京電力福島
更迭元審議官の山形大教授・・原発被災者ら解任要求
福島原発被災者フォーラム山形・福島(武田徹代表)は4月18日、山形大学を訪れ、結城章夫(ゆうき・あきお)学長に対し、原子力規制庁審議官を今年2月に更迭された名雪哲夫(なゆき・てつお)氏を教授として迎えたことに対し、解任を
汚染水移送作業 14人線量計不備・・福島第1原発
東京電力福島第1原発の地下貯水槽で放射能汚染水漏れが発覚した直後、汚染水の移送作業に従事した作業員14人が適切な線量計を持っていなかったことが4月19日、分かりました。東電が同日付で富岡労働基準監督署から指導を受け、発表
柏崎刈羽 活断層新たに4基直下・・東電が調査結果
東京電力は4月18日、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の敷地内断層の調査結果を発表しました。原子炉建屋の下に20万年前以降に動いた断層はありませんが、三十数万年前までさかのぼると、3号機と5~7号機直下の断層に動いた
福島第1地下漏水 海への移動時間、東電などが推計 規制委会合で報告・・10~100年 土壌・地下水汚染も
東京電力福島第1原発の廃炉までの計画を監視・評価する原子力規制委員会の専門家会合が4月19日開かれました。同原発で地下貯水槽から高濃度の放射能汚染水が漏出している問題で、東電などが汚染水が地下貯水槽から海に流出するまでの