日本共産党国会議員団は8月20日、国会内で経済産業省資源エネルギー庁と原子力規制庁から東京電力福島第1原発で発生した汚染水流出問題についての聞き取りを行いました。
両庁は、いずれも東電提出の資料やデータにもとづく説明に終始。原子炉建屋の地下に流入する地下水の量については、300~1000トンなどの数字が「報道によって独り歩きしている」とする一方で、実際の流入量については「わからない」などと述べるにとどまりました。
党議員団側は、汚染水流出に関するより詳細なデータと抜本的な対策を提示するよう求めました。
聞き取りには、日本共産党から笠井亮、塩川鉄也、高橋ちづ子、宮本岳志の各衆院議員と、吉良よし子、倉林明子、辰巳孝太郎の各参院議員が出席しました。