日本共産党国会議員団は8月20日、国会内で経済産業省資源エネルギー庁と原子力規制庁から東京電力福島第1原発で発生した汚染水流出問題についての聞き取りを行いました。 両庁は、いずれも東電提出の資料やデータにもとづく説明に終
しんぶん赤旗
タンク汚染水漏れ以前にも 東電教訓生かさず・・政府は再稼働でなく、汚染拡散防止へ全力を
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)のタンクから漏れている放射性物質を大量に含む水の量はこれまでに300トンにのぼることが8月20日、明らかになりました。漏れた汚染水の大半は周辺の土壌に染み込んだといいます。福島
福島第1 高濃度汚染水300トン・・タンクからの漏れ過去最悪
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯留タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏れ出している問題で、東京電力は8月20日、汚染水の量が推計300トンに達すると発表しました。漏れた汚染水には全部で24兆ベクレルの放射
原発震災は最悪の公害・・福島「地域と環境」教育研究会
公害・環境問題の民間教育研究団体である、「地域と環境」教育研究会が福島県内で8月17日から開いていた研究集会が19日終わりました。全国の教職員ら72人が参加しました。 18、19の両日はいわき市で開きました。同県在住の伊
「大飯」評価会合は継続・・規制委 関電の見解に疑問も
国内で唯一稼働中の原発で、敷地内の破砕帯(断層)が活断層ではないかと指摘されている関西電力大飯原発について、原子力規制委員会の専門家チームは8月19日、現地調査などを踏まえた評価会合を開きました。この日は、結論には至らず
汚染水タンク漏えいか 福島第1原発 周囲で毎時20ミリシーベルト超・・汚染した土壌の回収へ
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で19日、敷地内に設置した汚染水貯留タンク周辺から水が出ているのが見つかりました。タンク内から高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏れ出たもので、どのタンクから漏れているのかは特定
福島に生きる 生業訴訟原告弁護団 鈴木雅貴さん(27)・・この訴訟は被害者団結の象徴
「福島に骨を埋める覚悟です」。生業(なりわい)を返せ!地域を返せ!福島原発訴訟原告弁護団の鈴木雅貴弁護士(27)は、同訴訟の事務局を務めています。 静岡県出身の鈴木弁護士。「旅行で来ただけで東北とはまったく緑がありません
楢葉への思い絵手紙に・・原発事故で避難 障害者施設長 早川千枝子さん
誰もいない里山と川の水彩画に「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川 むかしのことよ」の文がはがきに書かれています。 福島県楢葉町からいわき市に避難している障害者施設の施設長、早川千枝子さん(70)が作った絵手紙です。
原発再稼働へスピード審査? 規制庁 電力会社技術者を募集・・「汚染水対策こそ急務」の声
「求む、即戦力!」。原子力規制庁が、原発再稼働の前提となる安全審査業務のため、電力会社の技術者などを対象にした中途採用の募集を開始しました。汚染水の海洋流出など東京電力福島第1原発の事故対応が後手に回っているなか、原発の
船方(漁師)の明日・・安全な魚を消費者に届けること 原発事故が壊した
東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の燃料溶融(メルトダウン)という深刻な原発事故から2年5カ月余。福島県と周辺の自然、住民のくらしは今も放射能被害に侵され続けています。 ○・・「俺たちは生殺し状態だ」。同県北
再生可能エネ 100%は可能・・地域の自立的発展、明るい展望を実例で
原発をやめ地球温暖化も防ぐには、風力、太陽光など再生可能エネルギーの拡大が不可欠です。日本では原発にしがみつく政権の下で普及が進みませんが、世界では再生可能エネルギー100%、地域の自立的発展の展望が開けています。 世界
地下溝の水から、高濃度セシウム・・福島第1
東京電力福島第1原発で汚染された地下水が海に流出している問題で、東電は8月15日、1号機タービン建屋につながる地下溝にたまった水から、1リットル当たり1万1600ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。 1号機
1基も再稼働させない・・官邸前行動/各地で金曜行動
首都圏反原発連合(反原連)は8月16日、「原発なくせ」「再稼働反対」を訴える首相官邸前抗議をおこないました。福島第1原発では放射能汚染水が海に流出する危機的事態が続いています。原発推進の安倍晋三内閣に、3000人(主催者
防護服姿で手合わせ・・福島・大熊町お盆に墓参り
東京電力福島第1原発事故で全町避難を余儀なくされた福島県大熊町で、お盆の時期の立ち入りが初めて可能となり、政府が先行除染した墓地を8月15日に訪れた住民らは防護服姿で手を合わせました。 同原発から約2キロの地点にあり、「
揚水設備でくみ上げ開始・・福島第1/滞留汚染水210トン
東京電力は8月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、1、2号機タービン建屋東側の海岸近くに新たに設置した揚水設備で同日、地下水のくみ上げを始めたと発表しました
津波想定 泊原発「見直しを」・・規制委 高浜は修正報告
原子力規制委員会は8月14日、原発の再稼働の前提となる新規制基準への適合審査を開き、北海道電力泊原発3号機、関西電力高浜原発3、4号機の津波想定について検討しました。北海道電力には津波想定を見直すよう求めました。また、
福島に生きる・・浪江町 仮設暮らし 松本スミイさん
福島市のしのぶ台仮設住宅で暮らす松本スミイさん(62)は、東京電力福島第1原発の事故で浪江町の自宅を離れました。松本さんは、参院選挙で初めて日本共産党に投票しました。「開票の夜は遅くまでテレビを見ていました」と、躍進を喜
もんじゅ「電力会社となれあい」・・政府方針に批判相次ぐ
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で1万点の機器点検漏れが発覚した問題を受け、文部科学省がまとめた同機構改革方針案が電力会社頼みの運転管理体制になっていることに、8月14日に開かれた原子力規制委員会で批判が相
福島第1・・地下貯水槽が最大40センチ浮く
東京電力は8月13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、4月に汚染水漏れが起きた地下貯水槽が最大40センチ浮き上がったと発表しました。 同原発には1~4号機の原子炉建屋の山側に七つの地下貯水槽があります。そのうち3
規制委 廃炉管理計画を認可・・福島第1 汚染水対策で“注文”
原子力規制委員会は8月14日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた長期的な安全管理に必要な措置として東電が提出した「実施計画」を認可しました。一方で、汚染水問題などで「依然としてリスク(危険)が存在」するとして、「さらなる