政府が10日、原発の「最大限活用」などを盛り込んだ「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」を閣議決定したことに抗議し、原発や気候問題に取り組む市民団体が同日、オンライン共同記者会見を開きました。
しんぶん赤旗
原発回帰 閣議決定・・「GX基本方針」 財界要求丸のみ & 「断固反対」 官邸前で市民ら
原発回帰 閣議決定・・「GX基本方針」 財界要求丸のみ 政府は10日、エネルギーの安定供給や気候危機対策を口実に原発の新規建設や60年を超える運転を認めるなどを盛り込んだ「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に
老朽原発の運転 危険・・期間延長反対署名7.5万人 経産相・規制委員長に市民提出
老朽原発の運転期間を延ばし、新たな原発を建設する「グリーントランスフォーメーション(GX)基本方針」に反対する市民は2月9日、経済産業相と原子力規制委員長に運転期間延長に反対する署名を提出しました。4カ月間で7万521
きょうの潮流
原発の60年を超えた運転に対応した新たな制度案を決めようとした8日の原子力規制委員会。委員の一人が「私はこの案には反対いたします」と表明しました。このため、決定は後日に持ち越されました▼反対したのは地震や津波対策の審査
原発60年超対応 1委員反対・・規制委、決定先送り
原子力規制委員会は2月8日、これまで最長60年とされている原発の運転期間を延長させる政府方針に対応する安全規制の概要案について議論しました。この日に決定しようとしましたが、石渡明委員が反対を表明。山中伸介委員長は、多数
汚染土再利用は原発推進につながる・・市政懇談会で塩川議員指摘 埼玉・所沢
環境省が東京電力福島第1原発事故の除染で出た土を再利用する実証事業を埼玉県所沢市で行おうとしている問題で5日、日本共産党所沢市議団が塩川鉄也衆院議員を迎えて「市政懇談会」を開きました。 塩川氏は環境省の計画について、
双葉町唯一の診療所・・福島 原発事故後初の開所
東京電力福島第1原発事故で一時は全町避難を余儀なくされた福島県双葉町で、町内唯一の医療機関となる町立診療所の診療がはじまりました。 双葉町は、昨年8月に「特定復興再生拠点区域」の避難指示が解除され、住民の帰還が実現し
統一地方選 共産党議席の値打ち 島根 くらし 命守る2議席 国いいなり知事と正面対決 「原発再稼働許さない」先頭に
大国陽介候補=現 出雲市区(定数9) 尾村としなり候補=現 松江市区(定数11) 島根県の日本共産党は、3月31日告示・4月9日投票の県議選で、尾村としなり県議=松江市区(定数11)と大国陽介県議=出雲市区(定数9)の
汚染水放出 厳しい声・・福島 政府説明会で相次ぐ
東京電力福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後に残る、高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水(アルプス処理水)を基準値未満に薄めて海に放出する計画を巡り、政府は2月2日、福島県いわき市で、沿岸自治体や農
原発事故追加賠償3900億円・・東電 「中間指針」見直し受け
東京電力福島第1原発事故を巡り、東電は1月31日、追加賠償の内容を発表しました。昨年12月に文部科学省の原子力賠償紛争審査会が国の賠償基準である「中間指針」を見直したことを反映し、「生活基盤の変容による精神的損害」に対
再稼働ありき 不安続出 審査書類流用 大雪時の避難困難・・新潟・柏崎刈羽原発 東電住民説明会
東京電力が1月30日に新潟県柏崎市で住民説明会を開きました。70人超の参加者から、柏崎刈羽原発3号機の審査書類に同2号機の記述を流用した問題への批判や大雪で避難ができない中で再稼働はあり得ないなど、厳しい意見が相次ぎま
すいよう特集 福島第1原発事故から12年 現場を見た・・汚染水・デブリ…道筋見えないまま 海洋放出へ急ぐ東電
東京電力福島第1原発事故の発生からもうすぐ12年。汚染水問題の解決や核燃料デブリ取り出しなど事故収束の道筋はいまだ不透明な状況のもとで、事故現場では廃炉に向けて作業が進められています。1月、原発構内の合同取材に参加しま
原発再稼働加速 維新議員が迫る・・予算委質疑
日本維新の会の小野泰輔議員は1月31日の衆院予算委員会で、原発再稼働推進のために「再稼働の審査をスピードアップさせる工夫はどういうことをしているのか」と審査の効率化を迫りました。 山中伸介原子力規制委員会委員長は「事
再稼働・新増設許さない 原発回帰に未来なし・・新潟・原住連が交流集会
原発ゼロの日本を築くことなどを目指して活動する原発問題住民運動全国連絡センター(原住連)は29日、「原発再稼働・新増設を許さない全国交流集会in新潟」を新潟市で開きました。各地から約170人が参加。「岸田政権の原発推進
福島第1 6号機核燃料取り出し・・完了は1年遅れ
東京電力は26日、昨年8月末から開始した福島第1原発6号機の使用済み燃料プールからの核燃料取り出しについて、完了が1年程度遅れると発表しました。当初は2023年度中の完了を見込んでいましたが、25年度上期にずれ込むとい
原発周辺で相次ぐ爆発音・・IAEA事務局長
【ベルリン=時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、ウクライナ南部のザポロジエ原発周辺で、爆発音が相次ぐなど戦闘行為が継続していると指摘しました。同原発の監視に当たるIAEA職員から、ここ数週間毎日
原発回帰やめ再エネ進めよ・・東北被災3県の生協連 声明
大震災津波で被災した岩手、宮城、福島の3県生協連の会長理事は1月27日、共同意見声明「原発回帰への方針転換に反対し、原発に頼らないエネルギー政策を求めます」を発表し、岸田首相などへ送りました。 声明は、政府が「可能な
海洋放出 必ず止める・・原発なくす全国連絡会が総会
全労連、全日本民医連などでつくる原発をなくす全国連絡会は25日、第11回総会を東京都内でオンラインを併用し開きました。岸田自公政権の新・原発推進政策の撤回を求める新たな全国署名を提起し、東京電力福島第1原発事故による放
エネ庁との面談記録作成へ・・原子力規制委が方針改定
原子力規制委員会は25日、透明性確保のための方針を改定しました。改定では、経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)などの職員を出身元の省庁に戻さないとするノーリターンルールが適用される行政組織と規制委員や事務局の原子力規制
指定弁護士が上告・・東電強制起訴
東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴され、控訴審の東京高裁でも無罪となった東電元会長の勝俣恒久被告(82)ら旧経営陣3人について、検察官役の指定弁護士が24日、判決を不服として最高裁に上告しまし