北海道警は9日、北海道電力泊原発(泊村)を警備する機動隊員が、実弾1発を紛失したと発表しました。弾は発見されておらず、道警が捜索を続けています。
道警によると、4日午後5時ごろ、警備に当たっていた機動隊員が詰め所に戻り、携行していたサブマシンガンと実弾を保管庫に収納。その際、点検した現場指揮官が、実弾1発がないことに気付きました。銃には暴発した痕跡はなく、原発敷地内で紛失したとみられるといいます。
泊原発の警備を巡っては昨年3月にも、機動隊員が車両内で拳銃から実弾を1発、誤って発射する事案がありました。
(「しんぶん赤旗」2024年2月10日より転載)