日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)で8日午前6時20分ごろ、「タービン建屋内の空調設備から煙が出ている」と消防に通報がありました。原電によると、設備から火花も出たといい、消防などが詳しい原因を調べています。けが人はなく、放射線量の数値にも異常はないといいます。
原電によると、空調設備がある部屋の火災報知器が作動し、職員が通報しました。設備の運転を停止すると、煙や火花は止まりました。
敦賀1号機は2015年に運転を停止し、17年から廃炉作業が進められています。
(時事)
(「しんぶん赤旗」2024年2月9日より転載)