
東京電力福島第1原発事故発生から3年近く。東電任せでコスト優先のお粗末な対策しか取らなかった結果、次つぎと事故やトラブルに見舞われ、汚染水漏れも続いています。海洋への流出も確認されています。「国が前面に」と言った政府も抜
東京電力福島第1原発事故発生から3年近く。東電任せでコスト優先のお粗末な対策しか取らなかった結果、次つぎと事故やトラブルに見舞われ、汚染水漏れも続いています。海洋への流出も確認されています。「国が前面に」と言った政府も抜
岩手県一関市。刈り入れを終えた田が広がります。間を縫うように流れる農業用水。そこに2010年から稼働する小水力発電があります。照井堰(せき)用水を使った「照井発電所」です。 (君塚陽子) 岩手・一関市照井発電所 発電所を
止水材劣化か・・汚染水漏えい問題/海側井戸で、210万ベクレル観測 東京電力福島第1原発で、放射能汚染水を貯蔵するタンク群を囲む二つのせきにたまった水が最大で225トン漏れた問題で、東電は12月27日、コンクリート製のせ
東京電力福島第1原発事故に伴い、世帯単位で指定された旧「特定避難勧奨地点」の対象とされなかった福島県伊達市の上小国、下小国、石田、月舘4地区の住民330世帯、1009人が、国の原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解
「温暖化は続く。いま行動しなければならない」―国連気候変動政府間パネル(IPCC)が、地球温暖化に関する最新の科学的知見をとりまとめた報告を発表した9月27日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長はこう強調しました。 気
東京電力と原子力損害賠償支援機構は12月27日、「総合特別事業計画」(再建計画)を見直した新計画を政府に提出しました。柏崎刈羽原発(新潟県)を2014年7月から順次再稼働させることで、収支を改善し、安定的に黒字を確保する
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は12月27日、1、2号機タービン建屋より海側にある観測用井戸で26日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質
東京電力は12月26日、福島第1原発の作業員を対象にしたアンケート結果を公表しました。労働環境について尋ねたところ、食事や作業環境で満足度が低い傾向がありました。 東電によると、食事について「良かった」「まあ良かった」と
東北電力は12月27日、女川(おながわ)原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向け、原子力規制委員会に新基準への適合性審査を申請しました。東日本大震災で被災した原発の申請は初めてです。 申請書を提出した東北電力の井
首都圏反原発連合(反原連)は27日、首相官邸前でことし最後の抗議行動を行いました。「原発ゼロ」を求める世論に敵対して原発を「基盤となる重要なベース電源」とするエネルギー基本計画を年明けに閣議決定しようとする安倍政権。16
「われわれはよく論議し、将来の基礎になるものをつくりあげた」・・11月26日、メルケル首相はほっとした表情を見せました。 9月の連邦議会選挙結果判明から2ヵ月、ようやく保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社
電力10社と都市ガス大手4社は12月26日、来年2月の電気・ガス料金を値上げするとそろって発表しました。原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇が原因で、一斉値上げは8月以来半年ぶり。標準家庭の場合、電気料金が前月より6~
東北電力は12月26日、女川原発(宮城県石巻市、女川町)2号機の再稼働の前提となる、新規制基準に基づく審査を、原子力規制委員会に27日に申請すると発表しました。東日本大震災で直接被害を受けた原発で、再稼働に向けた手続きが
原子力規制委員会は12月25日、東京電力福島第1原発から半径80キロ圏内の空間放射線量を調べた航空機モニタリング結果を公表しました。9月28日時点の放射線量は、2011年11月に比べ、約2年間で約47%減少。セシウム13
政府の原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は12月26日、東京電力福島第1原発事故の新たな賠償指針を決定しました。避難生活が長引いて元の居住地に戻れない人に対し、「精神的な損害賠償」を一括で700万円支
原発を推進する安倍内閣が登場して1年。年明けには、原発を「重要なベース電源」とするエネルギー基本計画を閣議決定しようとしています。民主党政権がまがりなりにも掲げた「2030年代に原発稼働ゼロを可能とする」とした方針を撤回
東京電力は12月25日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、24日に水位の低下が発見されたタンク周りの堰(せき)2カ所のうち1カ所で補修作業中に水の漏えいが発生したと発表しました。 水位低下が見つかった4号機西側の堰
中国電力は12月25日、島根原発2号機(松江市)の再稼働に向け、新規制基準への適合審査を原子力規制委員会に申請しました。同原発は東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉で、同型の再稼働申請は9月の東京電力柏崎刈羽原発6、
原子力規制委員会の田中俊一委員長は12月25日、自民党原子力規制に関するプロジェクトチームの塩崎恭久(やすひさ)衆院議員らと面談しました。塩崎氏らは、電力会社はじめ利害関係者から幅広く意見を聞くよう求めました。これまで政
島根県と松江市は12月24日、中国電力から出されていた島根原発2号機の新規制基準適合確認申請への事前了解願を「了承する」と回答しました。中国電力は25日にも原子力規制委員会に申請の予定です。 県や市は、今回は申請だけを認