東京電力は11月11日、福島第1原発の汚染水タンクの1基で、側面に水滴の跡を発見したと発表しました。跡からは、1時間当たり30ミリシーベルトと高い放射線量を計測。東電は「雨水の跡の可能性もあるが、汚染水漏れの恐れも否定で
しんぶん赤旗
福島帰還へ規制委案・・避難者 不信の声/除染では1ミリシーベルト→帰還では20ミリシーベルト
原子力規制委員会の東京電力福島第1原発事故で避難した住民の帰還に向けた防護措置などの考え方を検討する検討会合が11月11日開かれ、避難した住民の帰還に向けた取り組みに関する「基本的考え方」の案が示されました。 案は、地域
再稼働反対・原発ゼロへ・・九州沖縄集会に1万人
「原発の再稼働を許さない」の一点で個人・団体の結集を呼びかけた「さよなら原発!11・10九州沖縄集会」(同集会実行委員会主催)が11月10日、福岡市の舞鶴公園で開かれ、約1万人が集い、パレードしました。 集会は、前回(2
まともな賠償求めよう・・福島・郡山 市民が会を結成
「放射能被害のないふるさとを子どもたちに手渡すため、政府・東京電力にまともな賠償制度を求めよう」という市民組織が11月9日、福島県郡山市で結成されました。同市在住の幅広い市民が代表世話人、世話人に名を連ねています。 結成
全面救済と原発ゼロを、福島原発訴訟のめざすもの・・馬奈木厳太郎・原告弁護団事務局長に聞く
東京電力福島第1原発事故で、国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた福島原発訴訟の第3回口頭弁論が11月12日い福島市の福島地方裁判所(潮見直之裁判長)で行われます。今回から南相馬市や浪江町などの避難者14世帯26人が5
甲状腺検査で390件集計ミス・・原発事故で福島県
福島県は11月8日、東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下を対象に実施している甲状腺検査の結果について、計390件の集計ミスがあったと発表しました。経過観察や通常診療への移行など2次検査の結果を集計する際、分類を
タンクの堰 水漏れ発見・・福島第1原発/北側の観測井戸で全ベータ検出
東京電力は11月9日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で午後1時11分ごろ、4号機西側のH‐6エリアにある汚染水貯留タンクの周りを囲う堰(せ き)内の水が外に漏れているのを発見したと発表しました。堰内には深さ12セン
志賀原発は廃炉に・・石川 県民集会に600人の熱気
北陸電力志賀(しか)原発のある石川県志賀町で9日、志賀原発の再稼働反対・廃炉を求める県民集会が行われました。能登地区を中心に、隣の富山県からも続々とつめかけ、約600人の参加者で熱気に包まれました。 24人の呼びかけ人を
原発マネー申告せず・・規制委 検討会委員10人に4000万円
原子力規制委員会が原発の新規制基準策定などのため設置した検討会に参加した外部の専門家のうち、確認できただけで10人が電力会社や原発メーカーなどから受け取った寄付や研究費の一部を申告していなかったことが11月9日、時事通信
身辺調査制度づくりで暴言・・“子が難病の原発職員は情報漏えいリスク高い”
原発など原子力施設で働く民間人への身辺調査制度づくりを話し合う原子力規制委員会の外部専門家会議「核セキュリティに関する検討会」で、委員の櫻井敬子学習院大学教授が「子どもが難病で、非常に治療費が高額になる従業員の場合だと、
規制委 地震対策厳しく批判・・九電の川内・玄海審査説明
地震などの対策に関する原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査の会合が11月8日開かれました。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の審査を申請する九州電力の説明に対し、規制委側か
年20ミリシーベルト目安「話が違う」・・避難解除方針 困惑する住民/田村市都路地区
東京電力福島第1原発事故から11月11日で2年8カ月。政府は「全員帰還」の方針を転換させ、高い放射線量の地域を念頭に移住の選択肢も示す方向を打ち出す一方で、避難指示解除準備区域での避難指示解除へ動きを加速させています。同
原発ゼロ一刻も早く・・官邸前で訴え響かせる
首都圏反原発連合(反原連)は11月8日、首相官邸前で78回目となる原発に反対する抗議行動を行いました。東京電力福島第1原発はいま、放射能汚染水が海へ流出し続ける非常事態です。こんな状況のなか、原発再稼働・輸出を進めようと
東電関連40社が談合・・関電工など7億円課徴金へ
東京電力が発注する送電線工事をめぐり談合していたとして、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)で東電グループの関電工(東証1部、東京都港区)など約40社に総額約7億数千万円の課徴金納付命令や排除措置命令を出す方針を
4号機核燃料取り出し間近・・作業員「高線量、安全の保障は切実」/福島第1原発 報道陣に公開
東京電力は11月6日、使用済み核燃料の取り出しが今月中旬から計画されている福島第1原発の4号機などを報道陣に公開しました。同原発の小野明所長は「本当の意昧での廃炉作業が始まる」としていますが、依然として現場には重い課題が
共産党が汚染水シンポへ・・21日・東京
東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題は、原発への態度や将来のエネルギー政策の違いをこえて、科学者、技術者、産業界の英知と総力を結集することが求められる緊急かつ最重要の課題です。日本共産党はこの立場から、汚染水問題の解決
核燃施設の一部 5年間は猶予へ・・新基準で規制委
原子力規制委員会は11月6日、12月に施行される見通しの核燃料施設などの新規制基準施行後、ウラン燃料加工施設での燃料棒の加工、濃縮や再転換、再処理施設での使用済み燃料の受け入れなどは、施設の新基準への適合確認が完了してい
「もんじゅ」で厳重注意・・規制委「核物質防護違反」
原子力規制委員会は11月6日の定例会で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)での4件の核物質防護規定違反が見つかったとして、再発防止のために厳重注意文書を原子力機構に出すことに決定しました。規制
「放射能毒水とめよ」・・東電前 破たん処理求める/3団体主催で
「東電解体! 東電本店合同抗議」(2回目)が11月6日、東京都千代田区の東京電力本店前で行われました。首都圏反原発連合、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、東電株主代表訴訟の共催によるものです。 同行動は、東電の破たん処理
福島第1トリチウム6700ベクレル検出・・漏えいタンク東の新井戸/海近くの井戸、最高値検出
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11月5日、漏れたタンク東側の観測用井戸で3日に採取した地下水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり6700ベクレル検出されたと発表しました。