電力10社と都市ガス大手4社は12月26日、来年2月の電気・ガス料金を値上げするとそろって発表しました。原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇が原因で、一斉値上げは8月以来半年ぶり。標準家庭の場合、電気料金が前月より6~27円、ガス料金が8~11円それぞれ高くなります。
東京電力は5ヵ月ぶりの値上げで、前月比26円高の7873円となります。北海道電力は16円高の7046円と過去最高を更新します。他の電力会社の値上げ幅は、沖縄27円▽関西21円▽中国15円▽四国12円▽北陸、九州各9円▽東北、中部各6円。都市ガス最大手の東京ガスは8円高の5619円となります。
電気・ガス料金は原燃料価格の変動に合わせて毎月見直します。来年(2014年)2月の料金の基準となる今年9~11月の価格は、8~10月に比べ原油が1・8%、LNGが0・4%それぞれ上昇し、石炭は0・4%下落しました。