福井県内外の住民189人が関西電力に対して大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求める裁判の第6回口頭弁論が1月22日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。裁判所は、この間、関西電力に対し、大飯原発を
しんぶん赤旗
安倍さん 原発お断り!インド市民 ポスター運動・・ネットで次つぎ拡散
【ニューデリー=安川崇】今月末の安倍首相のインド訪問に向け、日印核協定の締結に反対する市民らが「安倍さん、原発輸出ノー」と書いたポスターを掲げた自身の写真をインターネット上に投稿する運動を展開しています。インドの反核団体
“福島に生きる”孫を思うと避難悩む・・南相馬市 菅野恒夫さん(65)
福島県南相馬市原町区に住む菅野(かんの)恒夫さん(65)は、東京電力福島第1原発から約21キロ離れています。「緊急時避難準備区域」ですが、約800メートルで20キロ圏内の「警戒区域」です。境目に位置し、「とどまっていてよ
運転開始30年 運用取り決め・・福島第2・2号機
原子力規制委員会は1月22日、来月2日に運転開始後30年となる東京電力福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)2号機について、冷温停止を前提に、今後10年の維持・運用の取り決めを認めました。高経年化に伴う保安規定変更の認可で
310万ベクレル 最悪値更新・・福島第1 海側井戸の地下水
東京電力は1月21日、福島第1原発2号機のタービン建屋海側にある観両用井戸で20日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表しました。 これま
検証 原発避難計画 川内・・要援護者 置き去り、担架も車いすも施設も不足
鹿児島県薩摩川内市にある九州電力川内原発。1、2号機の新規制基準の適合審査が進み、再稼働が全国で最も早く狙われていると住民の不安が高まるなか、原発の過酷事故を想定した避難計画で弱者が置き去りになっています。 (鹿児島県
原発の被害者守ろう 福島県内全廃炉など求める・・民医連が省庁交渉
全日本民主医療機関連合会(藤末衛会長)は1月21日、参院議員会館で、「福島第1原発事故の被害者のいのちと人権を守る省庁交渉」を行いました。福島、宮城、埼玉、東京、愛知の民医連の会員らも参加しました。 長瀬文雄事務局長が「
規制委 「核」検討会を非公開・・電力社員の身辺調査 秘密法先取り
原子力規制委員会が1月24日に開催する「核セキュリティに関する検討会 個人の信頼性確認制度に関するワーキンググループ」の初会合が非公開となることが21日までに分かりました。規制委は、理由は不開示情報を扱うからとしており、
規制委員会 審査の現場から・・再説明の事項に再々説明要求も
原発再稼働の前提となる、1月21日の原子力規制委員会の新基準適合性審査会合は、北海道電力泊3号機、九州電力川内1、2号機、関西電力大飯3、4号機の重大事故対策などを審査しました。 炉心溶融時に原子炉格納容器の漏えい部に核
建屋 水の流量減・・福島第1
東京電力は1月21日、福島第1原発3号機原子炉建屋1階で見つかった水漏れについて、午後1時20分ごろ、カメラ映像で状況を確認した結果、水の流量が減っていることがわかったと発表しました。 この場所では18日に、ロボットで撮
検証 原発避難計画 伊方・・事故で孤立 半島住民
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)は、東から西にのびる日本一細長い佐田岬半島の根元に位置します。半島を走る国道197号には北の瀬戸内海、南の宇和海が同時に目に入るポイントもあるほど細い半島です。 中央構造線 原発の北の沖
敦賀原発の断層 再調査・・規制委原電の報告書検証へ
原子力規制委員会の専門家調査団は1月20日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で、敷地内の断層について2回目の現地調査を行いました。規制委は昨年(2013年)5月、2号機の原子炉建屋直下に活断層があると認定しています
福島第1 高濃度汚染水漏れ・・3号機 格納容器からか
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋内で水漏れが見つかった問題で、流れている水が高濃度の放射性物質で汚染されていることが明らかになりました。東京電力は1月20日の会見で、「格納容器内の水位は(格納容器から
NHK Eテレのドキュメンタリー番組・・「下北半島 浜は核燃に揺れた」
NHKEテレのドキュメンタリー番組「下北半島 浜は核燃に揺れた」に注目しました。戦後日本の歩みを地方から見つめるシリーズ「日本人は何をめざしてきたのか」の第7回。この1月からは東北が舞台。 国策に翻(ほん)弄(ろう)され
つながり広がって地域活性化・・“地産地消”食とエネ プロジェクト快調
穏やかな海、ミカン山・・。神奈川県小田原市西部。閉校になった中学校に人々が集まり、食とエネルギーについて共に学び作る体験を通し、交流を深めています。市民や、教育委員会、小学校が丸ごとかかわった「片捕 食とエネルギーの地
“福島に生きる”欠かせない原状回復・・モモ栽培農家 相原豊治さん(69)京子さん(65)夫妻
「元の自然豊かな土地と環境を取り戻し、バトンタッチしたい」。福島県伊達郡桑折町でモモを栽培する相原豊治さん(69)と京子さん(65)夫妻の願いです。 東京電力福島第1原発から65キロ離れている桑折町。ここでも原発事故は、
生業を返せ、地域を返せ、5千人超へ運動方針・・福島原発訴訟原告団が総会
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第2回原告団総会が1月19日、福島県二本松市で開催され、300人が参加しました。 総会では、中昌孝原告団長が、被害者のおかれた現状と、20
“夏までには審査終える” 原発「合格」に“お墨付き”・・規制委 更田委員が異例発言
原子力規制委員の更田(ふけた)豊志委員が、今月(1月)8~9日の関西電力高浜、大飯原発現地調査後の会見で「(高浜原発の夏までの再稼働は)不可能ではないだろう」「夏にまだ(両原発の)審査をやっていることにはならない」など
「臨海に原発と米基地」・・舛添都知事候補が著書で暴論
「一日も早く原発に依存しない社会をつくっていく」―。都知事選に立候補表明した舛添要一元厚生労働相は、1月14日の会見でこうのべましたが、著書のなかで「臨海副都心に米軍基地と原発を!」などと、とんでもない主張をしていたこと
海側井戸 最高270万ベクレル・・福島第1 2号機
東京電力は1月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機海側の観測用井戸で16日に採取した地下水から1リットル当たり270万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと発表しま