笠井さんと語り合う
「ニコニコ超会議3」初日の日本共産党ブースでは─。
「再稼働はありえないっしょ─原発ゼロは実現できる?」では、笠井亮衆院議員と、原発ゼロをめざして行動している福島市の「ふくしまSMILeプロジェクト」の八巻春奈さん、官邸前抗議行動にドラム隊として参加している岡崎桜花さんが語り合いました。
笠井議員は安倍政権が閣議決定したエネルギー基本計画にふれ、「原発の永久使用を宣言したものにほかならない」と指摘しました。
八巻さんは「基本計画は福島を切り捨てるもの」と話しました。
笠井議員は「全ての原発が止まって何日目でしょうか」と来場者とネットの視聴者にクイズ。笠井議員が「原発が止まって223日です。その間、私たちは普通に暮らしています。電気は足りている。再稼働は必要ないじゃありませんか」と訴えると会場から賛同の拍手が起こりました。
岡崎さんは「政府はどうして事故から学ばないのかなと思う。ダメなものはダメと言い続けたい」。
八巻さんは「官邸前行動をはじめ、全国のみんなと手をつないで、福島にいる自分たちも、さらに声を上げたい」と力を込めました。
岡崎さんがドラムをたたき、八巻さん、笠井さん、来場者がいっせいに「福島原発10基を廃炉に」とコール。ドラムの音が響き、注目をあびました。
宣伝カーも「自共対決」
公開された宣伝カーに一番乗りしたのは東京都江東区からきた会社員の男性(27)です。「高いですね」と会場を見渡して感慨深け。「共産党の主張は一貫しているので、ある意味好きです。ブラック企業追及には賛成。がんばってほしい」
視聴者からは車体に「ピンク色いいね」ノリが軽いっ!」などのコメントの書き込みが。
「赤旗」をネットで読むという大学3年の男性は、「宣伝カーも自民党と共産党が持ってきていて『自共対決』ですね」と話します。
物販コーナーには書籍、ノート、党章バッジのほか、「カクサン部」グッズが並びました。
桑原考輔さん(27)は記念にカクサン部Tシャツを購入。「共産党は(自民に)向から反対するところがいいです。みんな同じ意見だったら議論にならないから。『赤旗』は、ブラック企業・ブラックバイトなど、ほかの新聞が書かないことを取り上げていて貴重です」と語りました。
(「しんぶん」赤旗2014年4月27日より転載)