原子力規制委員会は8月20日、原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討チームの設置を決めました。巨大噴火の可能性を監視するために必要なモニタリングのあり方や観測結果の扱い方などを検討する予定です。 検討チ
しんぶん赤旗
福島第1 事態急変で住民避難対策・・防災指針改定へ
原子力規制委員会は8月20日、原発事故が起きた場合の住民避難の在り方などを定めた原子力災害対策指針(防災指針)について、廃炉作業が進む東京電力福島第1原発の事態急変に備えた対策などの検討を進めることを決めました。専門家
再稼働考える全国シンポ(日本科学者会議)・・8月30、31日金沢市
東京電力福島第1原発事故から3年半を振り返り、全国で相次ぐ原発再稼働への動きについて考える原発問題の全国シンポジウム(日本科学者会議主催)が8月30、31両日、石川県金沢市で開催されます。日本科学者会議石川支部は「原発
福島第1 汚染水凍らず充塡材・・東電方針「典型的泥縄」批判次々
福島第1原発のタービン建屋から海側に伸びる配管トレンチ(電源ケーブルなどが通る地下トンネル)にたまっている高濃度放射能汚染水を抜き取るため、汚染水を凍結、止水する工事が3ヵ月たっても難航している問題で、東京電力は8月1
川内原発の審査書案・・意見公募に1万7000件
原子力規制委員会は8月19日、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が「新規制基準を満たしている」とした審査書案について、約1万7000件の意見が寄せられたことを明らかにしました。15日まで30日間、意見を公
福島県議会 第2原発廃炉・賠償指針見直し・・全員協 党県議、政府に迫る
福島県議会は8月18日、全員協議会で東京電力福島第1原発事故の収束や廃炉、除染賠償などについて、政府関係省庁の担当者に質疑討論しました。日本共産党からは長谷部淳県議と宮川えみ子県議が質問しました。 長谷部県議は、福島
東芝系核燃企業 燃料工場を再編・・茨城に集約
東芝子会社の米原子力大手ウェスチングハウス傘下で、原発で使う核燃料を製造する原子燃料工業株式会社(東京)が、国内に2ヵ所ある工場を再編することが8月17日、明らかになりました。2018年度をめどに熊取事業所(大阪府熊取
避難指示、10月1日解除へ・・福島 川内村東部•政府が方針
東京電力福島第1原発から20キロ圏内で避難指示解除準備区域に指定されている福島県川内村東部について、政府は8月17日に開催した住民懇談会で、10月1日に避難指示を解除する方針を示しました。住民からは、放射線量が依然高い
“福島に生きる”原発・戦争とたたかう・・生業訴訟原告団副代表 紺野重秋さん(76)
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の原告団副代表を務める紺野重秋(こんの・しげあき)さん(76)は、全町避難となった福島県浪江町から福島市内の借り上げ住宅に移り住み3年以上が過ぎました。 「3・11
「原発なくす自治体宣言」ヘ・・元裁判長・前町長も行動 滋賀県湖東地域
滋賀県の琵琶湖東岸に位置する湖東地域。彦根市と愛知(えち)、犬上両群4町で、「原発をなくす自治体宣言」をあげようと住民運動が進められています。元裁判長が街頭で高校生から署名を集め、前町長がマイクで訴える「
川内原発適合審査 規制委員長が虚偽答弁・・笠井氏への回答で判明
九州電力川内原発1、2号機の再稼働の前提となる規制基準への適合性審査をめぐって、原子力規制委員会の田中俊一委員長が、審査では実施していない解析を実施したと、事実と異なる国会答弁をしていたことが8月15日、明らかになりま
自治体、住民は反対 いずれも水源地・・宮城 放射性廃棄物最終処分場3候補
宮城県で、放射性物質による「指定廃棄物」の最終処分場建設を、環境省が栗原市、加美町、大和町の3市町を候補地とし、住民の合意なく建設を進めている問題に対して、自治体や住民から反対の 運動が起こっています。 (高橋拓丸)
独再生エネ過去最高に・・総発電量の28% 今年上半期
【ベルリン=時事】脱原発を進めるドイツで、今年上半期の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が過去最高の28・5%に達したことが、エネルギー・水道事業連盟の8月14日までの調査で分かりました。風力と太陽光による発電量
トレンチ凍結困難か・・福島第1 東電、データ公表拒否
福島第1原発2号機トレンチ(ケーブルなどの地下管路)で、汚染水抜き取りを目的としたタービン建屋との接続箇所の凍結作業が難航している問題で、東京電力は8月14日、現状は凍結条件を達成できていないとの見方を示しました。8月
経産省 原子力小委の異常・・ネット中継なし、資料配布認めず
東京電力福島第1原発事故後、初めて「原発稼働ゼロ」となった今夏、改めて「原発はいらない」の声が全国に響いています。ところが、今後の原発政策について議論を進めている経済産業省の審議会では、原発推進ありきの強権的な議事運営
高濃度井戸は除外・・福島第1の地下水放出計画 &再稼働反対陳情・・薩摩川内市の自治会
東京電力福島第1原発1〜4号機建屋周辺の地下水を放射性物質濃度を下げた上で海に放出する計画で、東電は8月13日、過去に高濃度のトリチウムが検出された井戸1基を、試験的なくみ上げの対象から除外したと発表しました。 東電
川内原発 規制委 ずさん審査・・独自解析せず九電任せ & 日弁連が意見書を提出
原子力規制委員会が実施中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の規制基準への適合性審査で、重大事故対策の有効性評価について、以前行われていたクロスチェック(異なる角度からの点検)解析が厳正に実施されていない
志賀原発の審査申請 北陸電 敷地内に活断層疑い・・フィルター付きベント含めず
北陸電力は8月12日、原子力規制委員会に志賀(しか)原発2号機(石川県志賀町)について、適合性審査の申請をしました。志賀原発の重要施設直下など敷地内に、活断層の疑いがある断層があり、 規制委の専門家会合で検討が続けられ
川内再稼働ノー 意見公募15日まで・・反原連よびかけ
原子力規制委員会が九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の審査書案に対する意見公募(パブリックコメント)を行う中、首都圏反原発連合(反原連)は「川内原発再稼働やめろ!!パブコメキャンペーン」を展開しています
仏製除染装置、使わず廃止へ・・福島第1 &汚染地下水のくみ上げ開始
東京電力は8月11日、福島第1原発事故の当初、放射能汚染水の処理に使用した仏アレバ社製の除染装置を今後使用せず、廃止することを明らかにしました。トラブルが相次ぎ、2011年9月以降は使われていませんでした。 東電によ