「スイッチは押させない!」―。鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発を「突破口」とする原発再稼働を許すかが正念場を迎え、約3000人(主催者発表)の参加となった「ストップ川内原発再稼働!全国集会」が1月25日
しんぶん赤旗
水素爆発防止できるのか 川内・高浜両原発・・新規制基準すら満たさず/旧原子力安全委 元技術参与・滝谷紘一さん
原子力規制委員会が、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)1、2号機について、規制基準に適合したとする審査書を決めたことに続いて、関西電力高浜原発3、4号機についても規制基準に適合したとする、「審査書案」を示しました
「原発再稼働許さない」 「金曜行動」全国交流会開く・・ 鹿児島・薩摩川内
今春にも再稼働が狙われる九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で1月24日、「原発ゼロ」を求め毎週金曜日に行われている「金曜行動」の全国交流会が開かれました。かごしま反原発連合(岩井哲代表)が主催し、
再生エネこそ未来を感じる・・全国フォーラム
「いかそう地域の資源、原発に頼らない社会へ」をテーマに1月24日、静岡市内で「再生可能エネルギー普及・全国フォーラム2015」(同実行委員会主催)が開かれ、全国から約150人が参加しました。25日まで。 地元、静岡市
住民説明会の開催を・・福井・嶺南センターなど 高浜再稼働で町長に
原発住民運動福井・嶺南センターと原発問題住民運動福井県連絡会は1月23日、野瀬豊・高浜町長に対し、関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働に同意するか判断する前に、住民説明会を開催するよう要請しました。 セン
福島第1 汚染水コントロール不能 東電、年度内処理を断念・・ 困難さ浮きぼり 国の責任重大
東京電力の広瀬直己社長は1月23日、資源エネルギー庁を訪ね、上田隆之長官と会談し、福島第1原発の放射能汚染水を今年3月末までに全量処理する目標の達成を断念する方針を伝えました。事故から4年になろうとしていますが、改めて
寒風の中 官邸前行動・・“ゼロへ声あげ続ける” “守る孫がいる”
首都圏反原発連合(反原連)は1月23日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。東京電力が放射能汚染水の年度内処理を断念するなど、福島第1原発では危機的状況が続いているのに、安倍政権は原発の再稼働に突き進んでいます。身を切る
福島原発 増え続ける汚染水・・目標に追いつかない状況
福島第1原発では現在、溶融した燃料を冷やすための原子炉注水と地下水の流入によって、タービン建屋地下などにたまった高濃度の放射能汚染水が日々増え続けています。 現在、セシウムを除去した後の、高濃度の放射性ストロンチウム
原発被害 賠償金を非課税に・・被災業者ら財務省要請
全国商工団体連合会、自由法曹団、税経新人会全国協議会の代表は1月22日、福島原発事故被害者への賠償金を非課税にすることを求め、地元被災業者とともに国会内で財務省への要請を行いました。日本共産党の大門実紀史参院議員が同席
原発推進費用を優遇・・2015年度予算案の焦点/エネルギー・中小企業
エネルギー分野では原発推進予算の優遇が目立ち、「原発ゼロ」の国民世論にそむいて再稼働につき進もうとしています。 新たな交付金 再稼働を促す 原発が立地する地域への交付金を含む予算に1251億円を計上しました。そのうち
福島第1建屋周辺の処理地下水 海洋放出を認可 ・・規制委
原子力規制委員会は1月21日の定例会合で、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の放射能汚染水の増加抑制のためとして、原子炉建屋周辺から地下水をくみ上げ、放射性物質を低減した後、海洋へ放出する計画を認可しました。
原発事故 賠償打ち切り案撤回を・・営業損害で浪江町議会 & 福島県商工会も
福島県の浪江町議会(小黒敬三議長)は1月19日、国と東京電力に対して福島第1原発事故に伴う営業損害賠償を2016年2月分で打ち切るとした素案を撤回するように要望書を提出しました。 経済産業省資源エネルギー庁と東京電力
温暖化対策 日本は削減目標 早く・・COP20参加 NGOが報告会
気候変動をめぐる国際交渉の最新動向について環境NGOが1月21日、東京都内で報告会を開き、会場いっぱいの180人が参加しました。主催は、世界の環境NGOのネットワークの日本版、CAN‐Japan。 昨年12月にペルー
福島原発事故 過酷事故対策 怠る・・生業訴訟で専門家証言
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第10回口頭弁論が1月20日、福島地裁(潮見直之裁判長)で開かれ、原告が要求した3人の専門家証人の尋問が行われました。全国各地で同様の裁判が行われている中で専門家へ
東電3原発 作業災害相次ぐ・・福島第1・第2で2人死亡
東京電力の三つの原子力発電所で重大な作業災害が相次ぎ、東電は1月20日、臨時の会見を開きました。福島第2原発では20日に作業員が装置に頭部を挟まれて死亡、福島第1原発で19日にタンク天井部から内部に転落した作業員も20
川内原発再稼働とめよう・・25日 全国集会 鹿児島市
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働は許さないと1月25日、鹿児島市内で「ストップ川内原発再稼働! 全国集会」を開催します。場所は天文館公園(鹿児島市千日町9)です。午後1時から2時半まで集会を行い、集会終了
川内再稼働許せない・・鹿児島 望月担当相が視察 住民抗議
政府が今春にも再稼働を狙う九州電力川内(せんだい)原発の事故に備えた避難経路や退避施設を視察するとして、望月義夫原子力防災担当相が1月19日、鹿児島県薩摩川内市を訪れました。視察先となった同市のオフサイトセンター前では
福島 作業員、また負傷・・東電下請け タンク内に10メートル落下
東京電力は1月19日、福島第1原発でタンク設置工事をしていた下請け企業の作業員が約10メートルの高さから落下し、負傷したと発表しました。医師の診察を受けており、意識はありますが、動けない状態だといいます。同原発では20
“福島に生きる”二つの大震災体験して・・元日赤看護婦 石川クニさん(96)
福島県二本松市に住む石川クニさん(96)は、関東大震災と東日本大震災の二つの大震災を体験しています。 2011年3月11日、東日本大震災が起きた時、石川さんは勝手口から居間に入ろうとした時でした。「夫の遺影額が落下し
仮設暮らし健康不安・・福島 避難住民、高橋議員に訴え
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は1月17日、東日本大震災・原発事故のため避難を強いられた浪江町民が住む福島県北地方の二つの応急仮設住宅団地を訪れました。それぞれの集会所で町民と懇談、切実な要望を聞き取りま