原子方規制委員会が関西電力高浜原発3、4号機について新規制基準に「適合」したとする審査書を決定したことに対し、原子力規制を監視する市民の会などのグループは12日、規制委が入る東京都港区のビル前で抗議行動を
しんぶん赤旗
原発被害110番に137件/賠償の対象や時効、風評…・・全青司が一斉無料相談
全国青年司法書士協議会(全青司)は2月11日、東京電力福島第1原発事故の被災者や自主避難者などの電話相談に無料で応じる「原発事故被害全国一斉110番」を行いました。 相談件数は137件でした。賠償の対象や時効、賠償に
地震想定評価は過小・・愛媛・伊方差し止め訴訟 原告が訴え
伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を国に申請している四国電力に対し、県内外の1338人が起こしている運転差し止め訴訟の第10回口頭弁論が2月10日、松山地裁(西村欣也裁判長)でありました。 原告側は、伊方原発から約5キ
処理水放出「5年以内」・・規制委 & 凍土壁めぐり、慎重判断意見・・規制委専門委
東京電力福島第1原発で、高濃度放射能汚染水から多くの放射性物質を取り除いた処理水を貯蔵するタンクが増え続けている問題で、原子力規制委員会は2月9日の専門家会合で、当初「2017年以降」という案が出されていた処理水の海洋
大震災・原発事故4年 被災者の声・・ボランティアに涙 ローン重なり不安
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からまもなく4年になります。被害の様相、復興の進捗(しんちょく)は地域により異なります。被災者の実情と思いを聞きました。 岩手・釜石 岩手県釜石市は東日本大震災の死者・行方不明者
原発の建て替え要求・・経産省、原産協会ら
経済産業省は1月末、「長期エネルギー需給見通し小委員会」をスタートさせました。火力、原子力、再生可能エネルギーをどのような比率で組み合わせて2030年時点の総発電量をまかなうのか議論を進めます。原発の比率をいくらにする
廃業・倒産余儀なくされる 賠償打ち切りは責任放棄 ・・東電の撤回求める 参院決算委 福島原発事故で倉林議員
「賠償打ち切りは、国や東京電力による加害者責任の放棄だ」――。日本共産党の倉林明子議員は2月9日の参院決算委員会で、福島第1原発事故による避難区域外事業者への賠償を今年2月に打ち切るとする東電方針の撤回を求めました。
使用済みMOX 127トン・・行き詰まる核燃サイクル
原発の使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料のうち、各地の原発などで既に使った分が国内に少なくとも127トン保管されていることが2月7日、日本原子力研究開発機構や電力各社への取材などで分
賠償打ち切り 営農に困難・・東京電力方針に切実な声 紙議員、福島市のJAと懇談
日本共産党の紙智子参院議員は2月6日、福島市のJA福島中央会と、原発事故による避難指示のため同市に本店機能を移しているJAふたばを訪れて懇談しました。いずれも東京電力による営業損害賠償打ち切り案はJAと農業者に大変な困
彼らに原発の運転をまかせるのは、とても怖い・・サイエンスライター 添田孝史さん
「実態を知るにつれ、彼らに原発の運転をまかせるのは、とても怖い」とサイエンスライターの添田孝史さんが書いています(『原発と大津波 警告を葬った人々』)。「彼ら」とは規制当局と、東京電力をはじめとする電力会社のことです。
福島 自然エネ100%へ挑む・・会津電力/県農民連
2011年3月の東京電力福島第1原発事故で未曽有の被害を受けた福島県では、県内原発の全基廃炉と、自然エネルギー100%をめざしています。原発に固執する国と電力会社による逆流に負けず、「ここから自然エネルギーを全国に広め
ヨウ素剤配備 30キロ圏外も・・新潟県が要請
新潟県は2月6日、原子力規制委員会に対して、原発事故時に甲状腺被ばくの低減を目的とする安定ヨウ素剤について、半径30キロ圏外でも服用できるよう配備することなどを求める要請書を握出しました。 規制委は30キロ圏外の事故
子ども議員が提案 福島・飯舘村「みらい議会」・・復興願い 宿泊ツアー・地元木材でアスレチック
東京電力福島第1原発事故で全村避難している福島県飯舘村で、子どもたちが議員になって村の将来を考える「みらい議会」が2月6日開かれました。 村が仮役場を置く福島市飯野町の議場で、川俣町にある仮設校舎で学ぶ村の三つの小学
賠償打ち切り案撤回を・・福島 藤野議員ら東電に要求
日本共産党の藤野保史衆院議員と党福島県委員会の久保田仁委員長、神山えつこ、あべ裕美子、宮川えみ子、長谷部あつし、宮本しづえの5県議は2月5日、福島市の東京電力福島復興本社を訪れ、福島第1原発の事故収束作業を迅速で安全に
海に汚染水だめ・・福島 紙智子参院議員、県漁連と懇談
日本共産党の紙智子参院議員は2月5日、福島県いわき市の県漁業協同組合連合会を訪れて野崎哲会長と懇談し、東京電力福島第1原発にたまった放射能汚染水問題などについて要望を聞きました。日本共産党の長谷部あつし県議らが同行し、
原発事故 政府に反省ない・・反原連、135回目の官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は2月6日、135回目の首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発事故は収束どころか、放射能汚染などが深刻化するなか、原発再稼働に突き進む安倍晋三政権。厳しい寒さのなか、参加した1400人(
敷地外の活断層「調査不足」・・島根原発 規制委が指摘
原子力規制委員会は2月6日まで、再稼働の前提となご審査を進めている中国電力島根原発2号機(松江市)を現地調査しました。中国電は敷地外の活断層「宍道(しんじ)断層」の長さを約22キロとしていますが、視察した石渡明委員は記
中間貯蔵施設の安全協定案提示・・大熊町議会に環境省 &福島第1の3号機・・トレンチ充填開始
東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は2月6日、建設予定地のある福島県大熊町の町議会に、国と地元自治体が結ぶ安全協定案の素案を示しました。県や建設予定地の同県双葉、大熊両町が、立ち入り
川内1号 九州電力・・月末に申請再補正 & 福島第1死亡事故・・元請けの会社と責任者書類送検
原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査で、九州電力は2月5日、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩 川内市)について、申請内容の再補正を1号機は2月末に、2号機は3月末に原子力規制委員会に提出する方針を明らかにしま
女川原発 点検記録不備4188件・・東北電 存在しない部位も「済み」
東北電力は4日、東日本大震災で被災した女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の設備点検で、点検記録の不備が4188件あったと発表しました。 同2号機の点検記録をめぐっては、原子力規制委員会が昨年10月末、管理が不適切