“大震災・原発事故4年”被災者の声・・帰りたいけど帰れない 伊藤吉夫さん(73)、天野正篤さん(76)/福島・双葉町

 東京電力福島第1原発5、6号機の所在地である福島県双葉町は帰還困難区域が大半を占めます。町民のうち3000人近くが北海道から沖繩まで県外に避難し、4000人以上が福島県内に避難しています。  伊沢史朗町長は2月13日、

“大震災・原発事故4年”被災者の声・・農地の除染まだなのに 福島・南相馬市  高崎次雄さん(68)、荒木千恵子市議(65)、渡部寛一市議(62)

 福島県南相馬市は東京電力福島第1原発から20キロ圏内が大半の小高区、20〜30キロ圏内が大半の原町区、30キロ圏外が大半の鹿島区に分かれています。  震災・原発事故以前は10ヘクタールの田んぼで作付けをしてきた原町区北

“福島に生きる”井戸200本で安全確保・・新協地水株式会社取締役会長 谷藤 允彦さん(72)

 谷藤允彦(たにふじ・よしひこ)さん(72)は、福島県郡山市で地質や地下水を調査する会社の会長です。  「地質調査業は、測量・設計業界の一部門や付属部分と見られてきましたが、独立した業界として認知されるようになりました」

川内1号機の再補正書提出・・九州電力 & タービン建屋1階で漏えい・・福島原発4号機

 九州電力は2月27日、再稼働を目指す川内原発1号機(鹿児島県)について、最終的な審査に必要な「工事計画認可」の再補正書を原子力規制委員会に提出しました。2号機分と、1、2号機共通の「保安規定変更認可」の再補正は3月末ま

経産省前テント地裁が撤去命令・・脱原発グループ & 汚染土の搬入受け入れ伝達・・中間貯蔵で福島知事

経産省前テント地裁が撤去命令・・脱原発グループ  経済産業省の敷地内に設置された脱原発グループのテントについて、国が不法占拠だとして代表者2人に撤去などを求めた訴訟の判決が2月26日、東京地裁でありました。村上正敏裁判長

“原発事故 4年”国・東電の営業損害賠償打ち切り「素案」怒り噴出・・営業先の見通し立たず

 東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から3月11日で4年、事故収束の見通しは依然立たず、福島県では約12万人が避難生活を強いられています。そのなかで国と東電が昨年暮れ、営業損害賠償打ち切りの「素案」を突然発表。業界な