ヨウ素濃度上昇・・川内原発1号機 九電が発表 九州電力は3月23日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)で、1次冷却材の水に含まれるヨウ素の濃度が通常より若干上昇したと発表しました。運転に支障はなく、監視を強化するとし
しんぶん赤旗
福島1号機格納容器内部の水中・・床面近くほど高線量 & 原発施設以外も避難計画策定へ・・規制委

福島1号機格納容器内部の水中・・床面近くほど高線量 東京電力は3月22日、福島第1原発1号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況把握に向けた原子炉格納容器内部のロボット調査で、デブリが存在する可能性がある計4地点の水中の
故郷喪失 法的保護を・・原発避難者訴訟 除本教授が陳述/福島地裁支部 & 避難者いじめ認定・・前橋地裁判決 原告の子ら5人
「ふるさとをかえせ・福島原発避難者訴訟」(早川篤雄原告団長)の第22回口頭弁論が3月22日、福島地裁いわき支部(島村典男裁判長)で開かれ、環境政策論が専門の除本理史(よけもと・まさふみ)大阪市立大学大学院教授に対する証
原発におびえぬ生活に・・福島生業訴訟結審 判決10月10日 & 高浜差し止め・・28日高裁判断
東京電力福島第1原発事故による被災者約4000人が、国と東電に原状回復と慰謝料を求めた「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(中島孝原告団長)は3月21日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で原告、被告双方が最終弁論をして結
1号機デブリ見えず・・福島第1 底部に砂状堆積物

東京電力は3月21日、福島第1原発1号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況把握に向けた原子炉格納容器内部のロボット調査で、20日までに測定した放射線量や映像などを公表しました。これまでのところ、デブリは確
原発事故 終わらず・・福島・ふたば未来学園/高校生、創作劇で発信

開校して2年たつ福島県立ふたば未来学園高校(広野町)の演劇部が、震災と東京電力福島第1原発事故の後を生きる、自分たちの思いを伝える創作劇「数直線」の公演を重ねています。昨年10月の同校文化祭で初演。東京など5回の校外公
福島中央テレビ制作 日本系26日深夜放送・・故郷のあの川へ〜避難区域のサケ漁/「現実」伝え風化防ぐ

東日本大震災から6年。日本テレビ系「ドキュメント‘17」では、3月26日に「故郷のあの川へ〜避難区域のサケ漁」(深夜1・25)を放送します。制作は福島中央テレビ(本社・福島県郡山市)。東京電力福島第1原発事故からの復興
水中に調査装置投下・・福島1号機の格納容器底部

東京電力は3月19日、福島第1原発1号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況の把握に向けたロボット調査で、原子炉格納容器床面から1メートルの汚染水中で毎時1・5シーベルトの放射線量を測定したと発表しました。また、ロボット
“福島第1原発事故6年 専門家に聞く”新たな安全神話生む・・新潟大学名誉教授(地質学)立石雅昭さん

いまだに新たな問題が見えてきます。 新潟県では昨年、野党5党と市民が推す米山隆一知事が誕生しました。東電事故の検証を進めている県の技術委員会委員をしていますが、米山知事は、これまでの技術的検証に加えて、健康被害の問題
“東日本大震災 原発事故6年”どうする賠償・費用・・住民の分断招く格差 東電国費救済の異常/大阪市立大教授 除本理史さん

東日本大震災・原発事故から6年。東京電力福島第1原発事故による損害賠償や除染、廃炉などの費用は、昨年末の政府試算では21・5兆円に膨らむとされました。被災者への賠償のあり方、原発事故費用を国民に負担転嫁する仕組みづくり
原発避難 群馬訴訟判決・・「人災」と認定/弁護団声明 & 前橋地裁判決要旨
東京電力福島第1原発事故で群馬県内に避難した住民らが損害賠償を求めた訴訟で、国と東電の賠償責任を認めた前橋地裁判決を受け、同訴訟の弁護団「原子力損害賠償群馬弁護団」(鈴木克昌団長)は3月17日、声明を発表しました。
1号機内部調査再開・・デブリの状況把握へ 福島第1原発 & 再処理工場施設・・排気用配管に穴 日本原燃

東京電力は3月18日、福島第1原発1号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況把握に向けた原子炉格納容器内部のロボット調査の作業を再開しました。調査は21日まで4日間の予定です。 1号機では、核燃料の大半が圧力容器か
原発ゼロへ福島から・・5700人 県民大集会に

東京電力福島第2原発の廃炉を実現し、原発ゼロの日本へ福島から広げていこうと県民大集会が3月18日、福島県郡山市の開成山陸上競技場を会場に開かれ、約5700人が参加しました。日本共産党の岩渕友参院議員も参加しました。
福島原発事故 国も責任・・「防ぐこと可能だった」 東電とともに賠償命令/前橋地裁 集団訴訟で初判決

東京電力福島第1原発事故で福島県外に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟の判決が3月17日、前橋地裁でありました。原道子裁判長は津波の予見可能性があったと認め、国と東電に総額3855万円の支払いを命じました。
福島第1原発事故6年 専門家に聞く・・事故起きる前提で/元東芝原子力プラント設計技術者 後藤政志さん

東京電力福島第1原発は、原子炉からみると、いまだに6年前と変わっていません。 そんな中で、原子力規制委員会の原発の審査が進み、運転が始まっています。しかし何をやっているかというと、そもそも事故を防ぐためには何ができる
「安倍首相は原発やめろ」・・反原連が官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は3月17日、首相官邸前抗議を行いました。この日、東京電力福島第1原発事故で群馬県に避難した住民が起こした裁判で、前橋地裁が国と東電に賠償を命令。世論調査では、再稼働反対が多数となっています。
「東芝」の経営危機・・原発に頼った粉飾企業の破綻
“利益を出せ”の掛け声で架空の利益を計上し、「不正会計」(粉飾決算)の責任を厳しく批判されてきた東芝が、傘下に入れたアメリカの原子炉メーカー「ウェスチングハウス(WH)」の赤字が大きく、決算発表も再三延期したあげく、こ
中間指針超えた賠償を・・原発被害いわき訴訟で原告側 &国の責任、初判断へ・・原発事故 避難者訴訟あす判決 前橋地裁

福島地裁支部・第22回口頭弁論 元の生活をかえせ・原発被害いわき市民訴訟(伊東達也原告団長)の第22回口頭弁論が3月15日、福島地裁いわき支部(島村典男裁判長)で開かれました。 原告側は、いわき市民が負った原発事故被
“東日本大震災原発事故 被災地から⑥”覚悟の提訴勝利必ず・・福島原発訴訟

各地で結審 東京電力福島第1原発事故での国と東京電力の責任を問う福島原発訴訟は、3月17日の群馬訴訟判決(前橋地裁)を皮切りに、干葉訴訟(干葉地裁・9月22日判決)、生業(なりわい)訴訟(福島地裁・3月21日結審)、京
東芝 決算を再延期・・異例 上場廃止懸念も

経営再建中の東芝は3月14日、2016年4~12月期決算を4月11日まで再延期しました。米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の内部統制問題の調査継続が理由で、2度の延期は極めて異例。東証上場の廃止が懸念される深刻な状