東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からまもなく6年。避難指示の解除から半年がたった福島県南相馬市小高区を訪れました。 福島発事故6年 避難自治体は今 福島第1原発から20キロ圏内の同区は原発事故で全域が避難指示に
Articles by kyou yamamoto
構内埋める汚染水タンク・・事故6年の福島第1/本紙チャーター機から見る
眼下に見る東京電力福島第1原発。1~4号機建屋の山側をはじめ構内の地表は、モルタルで舗装され灰色になっています。染み込んだ雨で地下水が増加するのを抑制することなどが目的の「フェーシング」です。増え続ける放射能汚染水は、
伊方運転差し止めを・・山口地裁支部に申し立て & 原発も首相もやめて・・反原連が官邸前行動 声あげ続ける & 東海第2原発の地宸審査終える 規制委
四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)から30数キロ~40数キ口圏に住む山口県内の3人が3月3日、同原発3号機の運転差し止めを求める仮処分を山口地裁岩国支部に申し立てました。支援する「伊方原発をとめる山口裁判の会」は同日に
除染事業 贈収賄疑い・・環境省専門官らを逮捕 & 処理装置で汚染水漏れ 福島第1
東京電力福島第1原発事故による福島県内の除染事業をめぐり、業者から接待を受けたとして、警視庁捜査2課と福島県警は3月2日、収賄容疑で環境省福島環境再生事務所の専門官鈴木雄二容疑者(56)=南相馬市=、贈賄容疑で土木建築
「核のゴミ」処分地の要件・基準 「適性低い」も見直し 経産省部会 & 「核のゴミ」処分地の要件・基準 「適性低い」も見直し 経産省部会
原発の使用済み核燃料の再処理で発生する高レベル放射性廃棄物(「核のゴミ」)の最終処分地に関する地球科学的・技術的な要件と基準を検討している経済産業省の地層処分技術作業部会が3月2日開かれ、昨年8月の報告書を見直し、了承
温室ガス削減へ・・炭素価格制度を 中環審報告書 & 熊本地震でも上空電子異常・・京大チーム
中央環境審議会(環境相の諮問機関)の小委員会は3月1日、長期的な地球温暖化対策に関する報告書を取りまとめました。2050年までに温室効果ガスを80%削減する政府目標の達成に向け、温室ガスに価格を付け、排出企業などに費用
原発周辺高校最後の卒業式 福島・・県立5校一つの学校に
東京電力福島第1原発周辺にあった県立高校5校で3月1日、卒業式が行われました。いずれも4月から休校する予定で、保護者や同窓生らが最後の卒業生計111人の門出を祝いました。 帰還困難区域に指定された同県双葉町に校舎があ
「科学的有望地」やめる・・核のゴミ処分地選定議論 経産省部会
原発の使用済み核燃料の再処理で発生する高レベル放射性廃棄物(「核のゴミ」)の最終処分地の選定手続きのあり方を検討している経済産業省の作業部会が2月28日聞かれました。 政府が提示する予定になっている、処分地の「適性」
南相馬 柳美里が出会う㉑・・喜びあふれる美しい瞬間
今朝(2月25日)は、9時半に南相馬の自宅を出て、車で浪江町の請戸漁港へと向かいました。 ⌘ ⌘ 3月末に浪江町の一部の避難指示が解除されることをうけて、約6年ぶりに、係留先の南相馬市鹿島区の真野川漁港から請
東電福島第1原発・・この1週間
■2月21日 立体的な線量評価ができるマルチコプターの飛行試験を、3号機タービン建屋の海側にある「逆洗弁ピット」で実施(写真=東京電力提供)。22日には、3号機タービン建屋内で実施しました。 ■22日 3号機原子炉圧力容
県民は再稼働望まない・・川内原発が臨界 市民が終日抗議 & 川内2号機 27日に発電
定期検査で約2ヵ月運転を停止していた九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)2号機が2月23日夜、再稼働され、24日午前10時に臨界に達しました。 同原発のゲート前では、24日早朝から、再稼働に反対する市民
東電、仮の試算と非公表・・柏崎刈羽免震棟の耐震不足 & 柏崎市長が真相究明要求 & 原子力機構もんじゅ・燃料取り出し・・5年半の根拠示せず
柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の事故時の対応拠点として使用する予定だった免震重要棟を使わないと方針転換を表明した東京電力は2月23日、免震重要棟の耐震不足を2014年の試算で把握しながら公表しなかったのは「信頼性が劣
原発輸出はハイリスク・・巨額損失 国が負担も/輸出先の安心脅かす
原発輸出を経済成長の柱に位置づける安倍政権は、2月24日に日印原子力協定を国会に提出する構えです。しかし、原発輸出は、輸出先の国民の安全・安心を脅かすとともに、企業にとっても極めて高い代償がつきまとうことが浮き彫りにな
〝東電は真実を語れ″避難者訴訟弁論・・原告が訴え 福島地裁支部 & 16活断層、「主要」格上げ・・M7の可能性、九州や中国など 地震本部
東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされていた楢葉町、双葉町、南相馬市などの福島県沿岸部の住民が東京電力に損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄・原告団長)の第21回口頭弁論が2月22日、福島地裁いわき支部(
玄海再稼働に「反対」相次ぐ・・佐賀・唐津 県主催の説明会 & 規制委 柏崎刈羽の免震棟の問題・・東電に疑義 聴取へ
九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働に関する県主催の県民説明会が2月21日、唐津市で開かれました。事前の案内が不十分な中で約200人が参加。再稼働への反対意見が相次ぎ、予定していた時間を大幅に超えて3時間
“帰村すれど”自ら命絶った後継青年「原発事故なければ」
東京電力と国による原発過酷事故・放射能汚染被害の真っただ中にいる福島県双葉郡8町村。住民はどんな思いを胸に、この6年間をすごしてきたのでしょうか―。2012年に「帰村宣言」をした川内村の住民を訪ねながら、被災地の今と、
福島原発事故6年 避難自治体は今・・楢葉町「帰りたいけど帰れない…」
東京電力福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)の1~4号機が立地する楢葉町の全町避難が2015年9月5日に解除されて約1年半。町が帰還者としている、週4日以上、町に滞在する人は1割を超えたところです。「帰りたい気持ちはあ
ロボット付着の堆積物分析提案・・福島原発で規制委 & 甲状腺がん検査44人で変わらず 福島県
東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部の調査の際、圧力容器直下につながる作業用レール上を走行したロボットに付着した堆積物を分析するよう、原子力規制委員会の更田豊志委員が東電側に提案しました。2月20日の規制委の
福島切り捨て止めよう・・原発被害者訴訟 全国連が集会/勝訴へ連帯さらに
「裁判勝利!・福島切り捨てを許さない2・19決起集会」が2月19日、東京都内で開かれました。 2016年2月に結成された原発被害者訴訟原告団全国連絡会(21原告団、約1万2100人加盟)が主催。集会では、東京電力福島
福島2号機 デブリ方針、難航も・・ロボ調査で確認できず & 福島10市町村達成は不可能・・政府の除染目標 & もんじゅデータ・・一時送信できず 昨年の10月
東京電力はロボットによる福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部の調査で、目標としていた圧力容器下の作業用足場に到達できませんでした。原子炉の中心にある圧力容器の損傷と、そこから溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況は確認でき