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東電福島第1原発 この1週間

■11月20日 2号機原子炉格納容器内のガス濃度を監視する設備で、核分裂反応が連鎖的に起こる「臨界」に達した時に生じるキセノン135の濃度を一時監視できなくなり、運転上のルールから逸脱した状態となりました。東電によると、装置の出口の弁が閉じていました。詳細な原因を調査中です。

■同日 3号機使用済み核燃料プールから燃料の取り出しに向け、燃料を入れた容器を地上まで降ろす「クレーン」が設置されました。クレーンは、長さ約17メートル、幅約8・5メートル、高さ約11・3メートル、重さ約90トン。経済産業省は21日、クレーンや燃料取扱機が設置された建屋上部を公開しました。(写真に代表撮影)

(「しんぶん赤旗」2017年11月26日より転載)