【ブリュッセル=時事】欧州連合(EU)が東京電力福島第1原発事故後に実施している日本産食品の輸入規制について、福島県産のコメなどの一部食品を除外する方針を固めたことが9月26日、分かりました。年内にも正式決定します。
Articles by kyou yamamoto
燃料取り出し3年遅れ・・福島第1原発1・2号プール/廃炉工程を改定
国は9月26日、東京電力福島第1原発の廃炉作業の工程表「中長期ロードマップ」を改定し、1、2号機使用済み燃料プールの核燃料取り出しの開始時期を従来の計画より3年遅らせ2023年度をめどとする方針を決めました。 溶け落
柏崎刈羽原発の審査書案・・規制委、27日提示へ
東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について原子力規制委員会は9月25日、再稼働の前提となる、新規制基準に「適合」したとする審査書案を27日に提示することを発表しました。 同原発をめぐり、規制委が、東電について原
東電福島第1原発 この1週間
■9月19日 4号機タービン建屋内に設置してある、放射能汚染水から塩分などを取り除く設備で、処理後の水約0・65トンが漏えい。放射性物質濃度は、セシウム134が1リットル当たり約92ベクレル、セシウム137が同約700ベ
「不当な判断を受け入れられず」 ・・原発被害者訴訟 全国連絡会
原発被害者訴訟原告団全国連絡会は9月22日、国の責任を否定した千葉地裁判決について「不当な判断を受け入れることができない」とする声明を発表しました。 声明では、津波に対する国の予見可能性と、適切な規制権限を有していた
原発避難者訴訟千葉地裁判決・・国を免責 原告、怒り噴出
東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民が国と東電に損害賠償を求めた訴訟の判決(9月22日)で、千葉地裁は「合理性を欠くとは認められない」と国の責任を否定しました。東電についても「重大な過失があったとい
「うちにも届かず」訴え続々・・再生エネ買取改定 国の計画書提出要求
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の改定に伴い、経済産業省が旧制度の下で認定を受けた人(みなし認定事業者)に対し、改めて発電事業計画書を9月30日までに提出するよう求めている問題で、一部の人から提出を求める通
柏崎刈羽“適合”27日にも・・東電 規制委の条件受け入れ
原子力規制委員会は9月20日、東京電力の小早川智明社長らを呼び、東電が先月25日に規制委に提出した回答文書を柏崎刈羽原発(新潟県)の保安規定に記載する方針を確認しました。これを受けて規制委は、27日にも柏崎刈羽原発6、
審理尽くせと行進・・大飯差し止め控訴審住民ら訴え
金沢 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の控訴審をたたかう住民側が9月20日、徹底審理を求めて名古屋高裁金沢支部近くでパレードや宣伝に取り組みました。 「福井から原発を止める裁判の
国の責任再び認めるか・・集団訴訟2件目の判断/原発非難訴訟 千葉地裁あす判決
東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民らが、国と東電に約28億円の損害賠償を求めた干葉訴訟の判決が9月22日、千葉地裁で出されます。同種の集団訴訟は全国で30件近くあり、1万1000人以上が参加してい
処理設備でまた水漏れ・・福島第1原発 & 原発の運転延長申請期間を緩和 規制委が決定
処理設備でまた水漏れ・・福島第1原発 東京電力は9月19日、福島第1原発4号機タービン建屋内に設置してある、放射能汚染水から塩分などを取り除く設備で、水漏れがあったと発表しました。水量は約0・65トン。堰(せき)内にと
東電福島第1原発 この1週間
■9月12日 東京電力は、組み立て式(フランジ型)タンクの解体をしていた30代の男性作業員が内部被ばくした原因の調査結果を公表。2重のゴム手袋の外側を外した後、内側の手袋に全面マスクの放射性物質が付着し、さらに、マスクを
旧動燃職員の遺品・・遺族に返還認めず 東京高裁
動力炉・核燃料開発事業団(動燃、現・日本原子力研究開発機構)の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(1995年)の対応に当たっていた職員の遺族が、遺品の返還などを求めて、警視庁と東京都を相手取った訴訟の控訴審判決
“東電に運転資格ない”福島事故起こした責任果たされず・・規制委 不当容認
原子力規制委員会は、福島第1原発事故を引き起こした東京電力について、柏崎刈羽原発を運転する適格性を容認しました。規制委は、これで再稼働の前提となる新規制基準に「適合」したとする審査書案の取りまとめに向けて進むことになり
東電裁判勝利必ず・・福島3原告団が決起集会
福島地裁いわき支部で9月12日、東京電力福島第1原発事故で住民が東電などに損害賠償を求めた「いわき市民訴訟」の第25回口頭弁論と、「南相馬訴訟」の第9回口頭弁論が開かれました。また「福島原発避難者訴訟」の第3陣提訴が行
「審査書案」をあすは示さず・・柏崎刈羽で規制委
原発再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会は9月11日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、13日の定例会合では事実上の“合格証”となる「審査書案」を提示しないことを決めました。審査
放射性物質が作業中に付着・・事故の大洗研究棟
日本原子力研究開発機構は9月8日、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)の燃料研究棟で、放射能で汚染されたビニール袋の片付け作業中、誤って床に落とし、作業員の服に放射性物質が付着したと発表しました。内部被ばくや外部への影
東電と国は責任とれ/第2陣 福島生業訴訟・・原告ら被害救済訴え
国と東京電力を相手取った「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟第2陣(原告数295人)の第2回口頭弁論が9月6日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で開かれました。原発事故による被害救済を求める裁判です。 原告
ウラン濃縮工場ボロボロ・・青森 日本原燃、停止の方針
日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ヶ所村)で排気ダクトに3ヵ所の穴が見つかったことが、5日までに分かりました。同工場では、保守管理上の問題がこれ以外にも発覚しており、原燃は稼働中の遠心機を近く停止し、核燃料物質を回収。
大飯原発訴訟審理尽くせ・・ネットで動画と署名訴え
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の控訴審(内藤正之裁判長)で徹底審理を求めている住民側は、裁判の不当な実態を告発する動画をネット上で流し、電子署名も開始して広く協力を呼びかけています