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島根3号機 審査申請・・地元から抗議の声

 中国電力が10日、建設中の島根原発3号機(松江市)の稼働に向けて原子力規制委員会に審査を申請したことに、引き続き地元から抗議の声が上がっています。

 新婦人境港支部・三原真由美事務局長は「福島原発事故のことを考えると、全ての原発を廃止してほしい。松江市で生まれ、原発から17キロの鳥取県境港市渡町に住んでいます。生まれ故郷も境港も放射能汚染されるのは嫌です。リズム小組みで幼い子どもたちや若いお母さんたちに関わっています。境港はいいところだと家を建てた人もいます。この人たちを放射能から守らなければと思います」と話しています。

 島根人類愛善会・松浦武生会長(80)は「事故が起きれば島根では生活できなくなると知事、松江市長に何度も言ってきた。点検不備、データの改ざんなど不祥事を繰り返してきた中国電に対しても『あなた方には原発を運転する資格はない』と言ってきた。中国電は真正面から回答したことはない。いいかげんにしろと言いたい」と憤ります。

(「しんぶん赤旗」2018年8月12日より転載)