「いのちとびわ湖を守る運転差し止め決定!」「再稼働差し止めの画期的決定!」。雨の降るなか、滋賀県の大津地裁前に集まった人たちは、申し立て人や弁護団が勝利を告げる紙を広げると歓声を上げ、手を取り合って喜び合いました。幼い
Articles by yamamoto
高浜原発 運転差し止め/稼働中で初めて・・3・4号機 大津地裁が仮処分決定
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)は安全性が確保されていないとして、滋賀県の住民29人が再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、大津地裁(山本善彦裁判長)は3月9日、「過酷事故対策などで危惧すべき点があり、津波対策
福島原発事故5年・・拡大する被害を直視してこそ
2011年3月11日に発生した東日本大震災で東京電力福島第1原発が大きく破壊され、すべての電源が途絶えて冷却できなくなり、建屋も爆発して大量の放射性物質が拡散し、広範囲を汚染した大事故から5年を迎えます。事故を起こした
復興どころか生きる希望さえ失い、命を絶った人も・・福島県の浜通り
福島県の浜通りを縦断する国道6号。車窓から見える沿道の所々に紅白の梅の花が咲いています。たゆまぬ季節の移りを知らせる自然のめぐり。しかし、そこに人の営みはありません。 朽ち果てた家や商店。雑草に埋もれた田畑。残された
福島原発事故5年・・拡大する被害を直視してこそ
2011年3月11日に発生した東日本大震災で東京電力福島第1原発が大きく破壊され、すべての電源が途絶えて冷却できなくなり、建屋も爆発して大量の放射性物質が拡散し、広範囲を汚染した大事故から5年を迎えます。事故を起こした
原発ゼロへ 4グループ主催・・26日に統一行動「NO NUKES DAY」/東京・代々木公園
首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、反原発運動全国連絡会の4グループは3月9日、東京都内で記者会見し、26日に東京都の代々木公園で原発ゼロを求める統一行動「NO N
あす原発ゼロ行動 110カ所超 国会前に5野党・・共産党は志位氏
東日本大震災・福島第1原発事故から5年となる3月11日の金曜日、全国で「原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える行動がおこなわれます。本紙が継続的に行われている金曜日行動を中心に計画を調べたところ、11日の諸行動はわかっただけ
原発事故汚染土 最終処分めど立たず・・仮置き場に1000万袋超 & 福島の死者165人増
福島 貯蔵施設建設進まず 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た福島県内の汚染土のうち、仮置き場などで保管されている量は1000万袋(約1000万立方メートル)を超えることが分かりました。同県大熊、双葉両町に建設す
福島・楢葉 避難解除から6ヶ月、町民帰還率6%・・生活戻らず “復興、幹線周辺だけ”
ほぼ全域が東京電力福島第1原発から20キロ圏に入る福島県双葉郡楢葉(ならは)町。指定されていた「避難指示解除準備区域」は昨年(2015年)9月5日に解除されました。原発20キロ圏内の旧警戒区域での避難指示解除は3例目。
福島の事故を世界の教訓に・・IAEA事務局長
【ベルリン=時事】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は3月7日、IAEA本部で記者会見し、発生から5年を迎える東京電力福島第1原発事故から「国際社会は多くの教訓を得た。日本を含め、どの国も原子力の安全について油
“東日本大震災5年 ”15年水揚げ量 震災前比較・・宮城78 %岩手67% 福島15%/鈍い売上高回復
東日本大震災の被害を受けた岩手、宮城両県で水産業の再生が進みます。漁港などの施設が整備され、2015年の水揚げ量は、宮城が震災前の78%、岩手が67%まで戻りましたが、売上高の回復は鈍く、販路開拓という次の課題もはっき
“東日本大震災5年 被災地はいま”⑤・・引っ越し代が払えない
仮設住宅から、ようやく災害公営住宅に移れる・・。夢の実現を目前に、引っ越し代金を捻出できないために希望を絶たれそうな被災者がいます。 宮城県南三陸町内の同じ仮設住宅団地に住む菅原治さん(67)と今野正さん(69)=と
高浜原発事故に抗議・・近畿参院選挙区候補 関電に申し入れ
高浜原発4号機(福井県高浜町)の度重なる事故を受け、日本共産党の近畿2府4県の参院選挙区候補は7日、高浜原発4号機の相次ぐ重大事故に強く抗議し、4号機の再稼働中止と3号機の運転停止を求めて関西電力に申し入れました。
原発事故賠償継続が必要・・福島県弁護士会などシンポ
東京電力福島第1原発事故から5年を前にシンポジウム「原発賠償の打ち切り問題と『人間の復興』に必要な支援を考える」が3月6日、福島県いわき市で開かれました。福島県弁護士会、仙台弁護士会、岩手弁護士会の主催。 福島県弁護
福島第1 年5ミリシーベルト超 3万2000人/作業員の放射線被ばく
東京電力福島第1原発で事故対応に当たる作業員のうち、厚生労働省が白血病労災認定の基準の1つとする年間被ばく線量5ミリシーベルトを超えた人は、2016年1月末で延べ3万2000人余りとなったことが分かりました。原子炉内部
“福島に生きる”止まった町 写し出す・・写真家 飛田晋秀さん(68)
「三春」と言えば国の天然記念物に指定され樹齢1000年を超える「滝桜」が思い浮かびます。 ■桜が背中押した 福島県三春町に生まれ住む写真家、飛田晋秀さん(68)は東京電力福島第1原発事故の後、「滝桜のシャッターを切る
福島切り捨て許さない 革新懇がシンポ開く・・原発ゼロへ運動前進を
全国革新懇と福島県革新懇は3月6日、東京電力福島原発事故から5年を迎える被災地の現状や原発ゼロへの展望を考え合うシンポジウム「原発ゼロをめざして今、福島から―あの日から5年」を二本松市で開きました。全国から721人が参
住民参加の復興を・・福島大が名古屋でシンポ &多様性の発信へ 市民団体が交流/福島
住民参加の復興を・・福島大が名古屋でシンポ 福島大学は3月5日、東京電力福島第1原発事故から5年の福島を考えるシンポジウムを、共催した愛知大学の名古屋市車道キャンパスで開きました。 復興の研究と支援のために設立した福
なくせ原発、再稼働反対“声を上げ続ける”・・大阪で集会
原発ゼロの会・大阪(原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会)は3月5日、「なくせ原発!再稼働はんたい! 3・5大阪大集会」を大阪市北区の中央公会堂で行い、850人が参加しました。 集会終了後、パレードに繰り
「帰還宣言」4年余 福島・川内村は今・・生活と生業回復 道半ば/被災者に寄り添った施設こそ
仮設と住宅“二重生活”■損害賠償で格差が 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から5年、人間らしい生活と生業の全面的な回復をめざす復興と再生へ、いま何が必要か。「帰村宣言」から4年余の福島県双葉郡川内村の被災者の状況