日本共産党国会議員団は8月10日、青森県六ケ所村の日本原燃・再処理工場などの調査を行いました。高橋千鶴子、藤野保史の両衆院議員、辰巳孝太郎、岩渕友の両参院議員、諏訪益一県議らが参加しました。 政府は、「核燃料サイクル
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『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三⑩・・マルクスの未来社会論(2)/輝かしい未来像−−−人類社会の「本史」
「必然性の国」と「自由の国」 未来社会論の本論は、『資本論』第三部の最後の篇で解明されています(新日本新書版⑬1434〜1435ページ)。たいへん、圧縮した表現になっていますが、その要旨は次の通りです。 マルクスはま
原発被害 避難者訴訟第3陣 原告団・弁護団を結成・・福島・いわき市でつどい
東京電力福島第1原発事故による原発被害避難者訴訟第3陣の原告団・弁護団結成のつどいが8月5日、福島県いわき市内で開かれました。 政府や東電を相手に、「あやまれ、つぐなえ、なくせ放射能公害」をスローガンに、被害の原状回
『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三⑥・・資本主義は人類史の過渡的一段階(1)/物質的生産力の高度な発展
マルクスの資本主義に対する見方は、批判一本やりではありませんでした。実際には、人間社会の歴史に占める資本主義時代の積極的な役割をマルクスほど深く理解した人物はいなかったと言っても、決して言い過ぎではないでしょう。 未来
『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三⑤・・現代に光るマルクスの資本主義批判(4)/搾取と支配が社会全域に
限度なしに拡大する社会の格差 「人民の消費力が減退し、労働者階級の窮乏と貧困とが増大しているのに、それと同時に上層階級における富の不断の蓄積と資本の不断の増大とが行われているということは、この国の社会状態のもっとも憂鬱
『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三④・・現代に光るマルクスの資本主義批判(3)/恐慌の“秘密”を解く
恐慌をめぐる理論問題とは? 資本主義社会の最大の経済的災害は、恐慌です。それは、1825年のイギリスの恐慌から始まって、200年近くたったいまでも、周期的に社会をゆるがし続けています。 なぜ、恐慌が起こり、いつまでも
『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三③・・現代に光るマルクスの資本主義批判(2)/結集して「社会的バリケード」を
労・資の抗争。二つの歴史的教訓 マルクスは、『資本論』第一部の「労働日」の章を書くために、イギリス資本主義の発足以来の、労働時間をめぐる労働者と資本家の階級的抗争の歴史を徹底的に研究しました。そして、そこから、21世紀
『資本論』刊行150年に寄せて 不破哲三②・・現代に光るマルクスの資本主義批判(1)/「祭が終わってから…」/原発問題と地球温暖化で問われるもの
経済を管理する「社会的理性」がない “資本主義社会では、「社会的理性」はいつも「祭りが終わってから」はたらく”(新日本新書版⑥497〜498ページ) これは、利潤第一主義を行動の原理とする資本主義社会が、経済を管理す
『資本論』刊行150年に寄せて①・・「資本主義」−−マルクスの命名が世界語になった/社会科学研究所所長 不破哲三
誕生して300年は無名のまま 私たちは自分たちが生きているこの社会を、「資本主義」という名前で呼んでいます。いったい、こういう呼び方は、いつ、誰がはじめたのか、ご存じでしょうか。 いまから150年前の1867年9月、
デブリ原子炉直下全域に・・廃炉の険しさ明らか/福島第1 3号機ロボット調査
カメラが見上げた先には、つらら状の塊。その下にあるはずの作業用の足場はなくなり、底には岩状の堆積物−−。東京電力福島第1原発3号機原子炉格納容器内部のロボット調査で、核燃料などが溶融して固まった「デブリ」とみられる物体
原発推進 安倍政権倒す・・反原連・官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は8月4日、首相官邸前抗議を行いました。安倍晋三政権は内閣改造を行いましたが、原発再稼働・輸出に突き進む姿勢は変わりません。参加者は「安倍政権は原発やめろ」「再稼働反対」とコールしました。
「核のゴミ」・・処分場の押し付けに道理なし
原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場について、政府は先月末、国土の約65%が「好ましい」とする「科学的特性マップ」を公表しました。今後、マップを活用した説明会を全国各地で行い、処分場立地に向けた調
再生エネ買取改定 国の計画書提出要求・・「通知が届かない」 「認定取り消し」に不安の声
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の改定に伴い、経済産業省は旧制度の下で認定を受けた人に対し、新しい発電事業計画書を4月1日から9月30日までに提出するよう求めています。提出について経産省は「はがきかメールで
福島原発避難者訴訟 普通に暮らしたい・・原告陳述 “田畑に放射性廃棄物”
福島県沿岸部の楢葉町、双葉町、浪江町などの住民が東京電力を相手に損害賠償を求めている「福島原発避難者訴訟」(早川篤雄団長、原告数598人)の第25回口頭弁論が2日、福島地裁いわき支部(島村典男裁判長)で行われました。原
“被害 終わってない” 全商連・福商連 政府・東電と交渉・・福島原発事故「完全賠償を」
全国商工団体連合会(全商連)、福島県商工団体連合会(福商連)は2日、東京電力福島第1原発事故の賠償問題で、関係省庁と東電に対し、完全かつ全面的な賠償を求めて参院議員会館で交渉しました。日本共産党の神山悦子、宮川えみ子両
3号機建屋にカバー設置・・福島第1 核燃料取り出し向け
東京電力は8月2日、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出しに向け、原子炉建屋上部を覆うカバーの設置工事を報道陣に公開しました(写真=代表撮影)。カバー設置には、燃料を取り出す装置を風雨な
プルトニウム前年比1トン減・・内閣府が原子力委員会に報告 & 原子力機構 被ばく事故「レベル2」・・規制委
プルトニウム前年比1トン減・・内閣府が原子力委員会に報告 内閣府は8月1日、日本が国内外に保有するプルトニウムの総量が2016年末時点で前年比1トン減の約46・9トンだったと、原子力委員会に報告しました。 プルトニウ
核のごみ・最終処分場「敵地」公表・・社会的合意形成のため 原発使用「即ゼロ」こそ
「核のゴミ」の最終処分地候補になりうる全国地図の公表は、「国が前面に立つ」として、政府のエネルギー基本計画(2014年4月)で示された地方への「核のゴミ」押し付けの具体化です。応募自治体を待つ方式では一向に進まないこと
原発売るな動かすな・・官邸前反原連
首都圏反原発連合(反原連)は7月28日、首相官邸前抗議を行いました。 福島第1原発3号機の内部調査で原発事故の深刻さが改めて浮き彫りになる一方で、日印原子力協定が発効し、原発再稼働・輸出の暴走を強める安倍政権に対し、
事故6年ようやく・・福島第1原発デブリ確認か/全体像不明 取り出し困難
東京電力福島第1原発事故が発生してから6年4カ月余り。ようやく、3号機の原子炉圧力容器直下に投入した水中ロボットのカメラが、溶け落ちた核燃料(デブリ)らしき物体をとらえました。しかし全体状況を把握したというにはほど遠い