福井県議会は、19日、関西電力美浜3号機事故について、関西電力から説明をうける「美浜原発事故説明会」を開きました。 関電側のおわびと事故説明を受け、日本共産党の佐藤正雄県議は「遺族からも事後原因などについて関電からの説明
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美浜原発事故から10日‥「真相知りたい」「人災だ」。最後のメール「仕事終わったら帰る」
関西電力美浜原発3号機の死傷事故からきょうで十日になります。遺族を訪ねると「真相を知りたい」「人災だ。二度と起こさないでほしい」と悲痛な声で訴えられました。 菅野尚夫記者 遺族の思い悲痛 小浜市、三方町、上中町に住む遺族
配管切り出し鑑定・分析へ‥保安院と福井県警
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出死傷事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十七日、同県警敦賀署捜査本部と共同で二次系配管の破損部分を切り出し、破断面を詳しく鑑定・分析することを決めました。鑑定結果も両者が
新たに11カ所で点検漏れ‥4カ所は主給水管(45センチ)で、高浜3号も停止へ
関西電力は18日、美浜原発3号機(福井真実浜町)の配管破損事故を受け、保有する原発全11基の配管点検実施状況を調査した結果について、国に報告。この中で、検査漏れが判明済みの4基計4カ所以外に、当初の点検対象計画から外れて
福井豪雨1カ月 はがされたままの床板‥「補助金などもっと支援ほしい」
死者三人を出した福井豪雨から十八日で一カ月になりました。二人が今も行方不明のまま。被災者はどんな生活をしているのでしょうか。再び被災地を訪ねました。東海北陸信越総局・唐沢俊治記者 地場産業の「越前漆器」で有名な鯖江市河和
美浜原発事 配管肉厚測定に着手‥停止の原発3基で順次
関西電力は、17日午後3時ごろから、美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故を受け、点検のため停止した3原発(美浜2号、高浜2号、大飯4号)にいて、配管の肉厚を測定する作業に着手しました。 この日の検査は、美浜原発2号機のタービ
関電美浜原発事故 配管の肉厚未点検、新たに4カ所見つかる
関西電力は十六日夕、福井県内にある同社の原発で、配管の肉厚未点検部分が新たに四カ所見つかったことを明らかにしました。 関電によると、新たな未点検個所が見つかったのは、事故を起こした美浜原発3号機と、高浜原発1号機、大飯原
美浜原発事故 数年前から点検の〃間引き〃‥毎年が3年に一度に・・労働者が語る
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の配管破裂による死傷事故では、関電の検査のあり方が問題になっています。 犠牲者を出した関電の下請け会社、木内計測(本社・大阪市)は、定期検査で計器類の検査を請け負っていました。原発で
木内計測と四家族が合同葬・・「お別れ会」に数百人
関西電力美浜原発事故で亡くなった検査会社・木内計測の従業員、田岡英司さん(四六、中川一俊さん(四一)、井石智樹さん(三〇、高鳥裕也さん(二九)の四家と同社の合同葬─「お別れ会」(木内計測主催〉が十四日午前十一時から、福井
美浜原発事故 破損配管、最薄0・6ミリ(関電発表の半分以下)・・保安院が発表
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十三日、電気事業法などに基づき同原発への立ち入り検査を行った後、記者会見。破損した二次系配管の最も薄い部分は、これまで関電が説明して
原子力安全・保安院が立ち入り調査
保安院が立ち入り福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十三日、電気事業法などに基づき同原発の立ち入り検査に入りました。 原発への立ち入り検査は、二〇〇二年八月に発覚した東京電
破損配管検査15年前に必要だった・・関電が管理指針を公表
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、関電は十二日、一九九〇年に国に報告した二次系配管についての管理指針を公表しました。同社はこの指針に基づき計算した結果、破損した配管の余命を調べる検査は、十五年前の
プルサーマルを凍結・・関電が方針
関西電力は十三日までに、美浜原発3号機で起きた死傷事故を受け、プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を一般の原発で燃やすプルサーマル計画を、当面凍結する方針を決めました。 関電は、年内にフランスの核燃料会社とMO
原発8基を順次停止・・関電、類似配管など点検
福井県美浜町の美浜原発3号機で蒸気噴出死傷事故を起こした関西電力は十三日、同県の要請を受け、類似の二次系配管などの点検を行うため、稼働中の八基の原発を順次運転停止すると発表しました。 同社は、電力需要を賄うためとして、八
関電美浜原発の配管点検・・旧通産省が「妥当」評価、2005年5月の関電報告をうのみ
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、破損した二次系配管について関電が四年前、「合理的な点検基準を策定し運用している」として、運転管理は適切とする報告書をまとめていたことが分かりました。当時の通産省も
美浜原発事故 検査漏れ生んだ無責任体制・・根本に規制機関の不在‥‥■政府は電力会社まかせ■電力会社はメーカー丸投げ■メーカーは責任負わず
破裂した配管は、原発(加圧水型軽水炉)の二次冷却系といわれる主要配管です。直径が五十六センチもありながら、肉厚はもともと一〇ミリしかありません。この肉厚がわずか一・四ミリまですり減っていました。 ■国の基準なし この配管
プルサーマル凍結へ・・福井県知事、「安全問題解決が先」と保留を要求
福井県の西川一誠知事は十二日、関西電力が二○○七年度に実施予定のプルサーマル計画について、「(原発の)安全という大前提があるのだから、安全の問題が解決されてから議論が始まる」と述べ、死傷者を出した美浜原発事故を受け、一時
稼働中のタービン建屋立ち入り、「労働安全の観点から(対策を)検討してほしい」・・原子力安全委員長が保安院に要望
十二日に開かれた原子力安全委員会で松浦祥次郎委員長は、美浜原発3号機事故当時、タービン建屋に約二百人の作業員がいたことについて触れ、「労働安全の観点から(対策を)検討してほしい」と経済産業省原子力安全・保安院に要望しまし
関電社長に「夫返せ!」・・葬儀で犠牲者の遺族詰め寄る
関西電力美浜原発の事故で亡くなった木内計測社員の井石智樹さん(三〇)の葬儀が十二日、福井県小浜市の葬儀場で行われ、遺族・友人・同僚ら巨人余が最後の別れを惜しみました。葬儀には関電の藤洋作社長も訪れました。 兄、貴樹さん(
福井県警、月内にも強制捜査に乗り出す方針
関西電力美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出事故で、県警敦賀署捜査本部は十二日までに、破損した配管が検査対象リストから漏れ、点検が行われていなかったことを重視し、月内にも業務上過失致死傷容疑で強制捜査に乗り出