東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増え続けている問題に関し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月24日の定例会見で、「(放射性物質の)濃度が十分低いものは捨てられるようにしないと、にっちもさっちも行かなくなる」と述べ
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原子力規制委 原電申し立て却下・・敦賀2号機の影響評価
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉直下に活断層があると判断した原子力規制委員会は7月24日、活断層が動いた場合に、プールに保管されている使用済み核燃料への影響を評価して報告するよう命じたことに対し、原電
「新規制基準」を斬る・・原発をなくす全国連絡会が学習会
全労連や全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は7月22日、東京都内で学習会「原発『新規制基準』と審査体制を斬る」を開きました。昨年(2012年)10月から連続学習会を開いており、今回は4回目
漁協、試験操業延期も・・福島第1汚染水流出 東電が説明
東京電力は7月23日、福島第1原発で放射性物質で汚染された地下水が海に流出した問題について、地元のいわき市漁業協同組合(福島県いわき市)に説明しました。東電は、原子炉建屋の地下などにたまっている汚染水増加抑制策として汚染
泊原発1・2号機「審査保留」・・規制委「明らかに準備不足」/大飯原発、3度調査へ
原子力規制委員会は7月23日、原発の新規制基準への適合性について審査を実施し、12日に申請された九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)について初の審査を行ったほか、8日に申請があった4社5原発10基についての論点を提示しました
「海に流出」初めて認める・・東電 福島第1の汚染地下水
対策遅れ否めず 東京電力は7月22日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内で海側の観測井戸の地下水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、地下水が海へ流出していたことを初めて認めました。 東電が1~4号機のタ
震災・原発 忘れさせない・・山形で行進
山形県幸せの脱原発日曜ウオーキングが7月21日、山形市内で行われました。 幸せの脱原発ウオーキングの横断幕を先頭に、手作りプラカードを持ったり、ゼッケンをつけたりして東北電力山形支店前など山形市内を行進しました。 行進前
「避難に不安」8割、「収束せず」9割・・世論 さらに否定的
7月17日に周かれた原子力委員会で、広瀬弘忠東京女子大学名誉教授が報告した「原子力発電をめぐる世論の変化」に関する調査では、国民の原発リスクに関する意識の深化や原子力防災対策への不満が浮き彫りになりました。(20日付既報
福島第1 3号機の湯気 温度測定指示・・原子力規制委
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は7月19日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋屋上の5階から湯気のようなものが上がっていた問題で、発生場所の温度分布を赤外線センサーで測定するなどして、湯気が
100ミリ超、2000人近くに・・福島第1 作業員の甲状腺被ばく 公表の11倍
東京電力福島第1原発事故の緊急作業に従事した作業員のうち、長期健康管理の対象となる甲状腺の被ばく線量(等価線量)が100ミリシーベルトを超えたと推計される人が1973人になったことが、7月19日までの東電の調べで分かりま
ヨウ素剤服用などで手引き 40歳以上も対象に・・原子力規制委
原子力規制委員会は7月19日、原発事故による被ばくを防ぐための安定ヨウ素剤の具体的な準備や服用方法などをまとめた手引書をホームページに公表しました。手引は自治体向けと医療関係者向けにそれぞれ作られ、自治体にも配布されます
福島の女性 再度質問と抗議へ・・首相演説中の質問ボード没収
参院選公示日の7月4日、自民党スタッフらが街頭演説中、聴衆の女性が持っていた原発への賛否を問う質問ボードを没収した事件に閲し、女性を支援する弁護士らは、提出した質問状に回答がないとして再度質問と抗議を行うことを7月18日
再稼働反対 廃炉を・・官邸前/全国でも行動
首都圏反原発連合(反原連)は7月19日、原発の再稼働に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。再稼働を進めようとする安倍晋三内閣に、4500人の参加者(主催者発表)が抗議の声をあげました。 北海道小樽市から初参加した女性
地球温暖化対策・・エネルギー研究者 共産党は詳細・効果的
この100年で世界の平均気温は0・64度、日本も1・15度上昇しました。主な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の濃度は観測史上最高を記録。地球温暖化が進んでいます。 温暖化防止に取り組むNGO気候ネットワークが参院選
福島第1・・3号機屋上から「湯気」
東京電力は7月18日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋屋上の5階中央部分から湯気のようなものが上がっていることを午前8時20分ごろ確認したと発表しました。屋上がれき撤去作業のためカメラで現場を確認した
「もんじゅ」“調査 さらに必要”・・破砕帯で専門家チーム
原子炉建屋直下を走る破砕帯(断層)に活断層の可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会の専門家チームは7月18日、前日に続いて現地調査しました。2日目の
労災認定求め 原告口頭弁論・・原発労働裁判
原発内の作業で高い放射線を浴び心筋梗塞を発症したとして梅田隆亮さん(78)=福岡市=が昨年(2012年)2月に国に労災認定を求めて起こした訴訟の第6回口頭弁論が17日、福岡地裁(山口浩司裁判長)でありました。 意見陳述し
玄海原発再稼働 判断過程開示へ・・佐賀県知事
佐賀県の古川康知事は7月17日の定例記者会見で、九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働について、県による可否判断の過程を県民に開示する方針を示しました。 九州電力は12日、玄海原発3、4号機の再稼働に向けた安
柏崎刈羽原発の地元議会に説明・・東電社長
東京電力の広瀬直己社長は7月17日午前、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働の前提となる原子力規制委員会への安全審査の申請方針を説明するため、柏崎市議会と刈羽村議会を訪問しました。広瀬社長は「6、7号機
もんじゅ破砕帯調査・・規制委 活断層なら廃炉も
原子炉建屋直下を走る破砕帯(断層)が活断層である可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の現地調査を、原子力規制委員会の専門家チームが7月17日から始めました。18日まで2日間