日本共産党の井上哲士参院議員は10月2日、原発の敷地直下や周辺部の活断層の存在が大きな問題になっている北陸電力・志賀(しか)原発(石川県志賀町)周辺を訪れ、調査を行いました。党北陸信越ブロック事務所、石川県委員会の関係者
原発
もんじゅ 不備1万4300個・・原子力機構 機器点検を完了
日本原子力研究開発機構は9月30日、大量の点検漏れが見つかった高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で機器の点検を完了したと原子力規制委員会に報告しました。未点検だった機器は7346個で、手続き上問題があったものを含める
福島第1原発、汚染水4トンあふれる・・別のタンクに誤って移送
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)では10月1日、人為的なミスによるトラブルが相次ぎました。東電のずさんな管理体制が、いまだ改善されていない状況を示しています。 東電は、同原発1号機南西側で汚染水タンクを囲んで
“雨水と判断” 放出へ タンク周囲の水・・規制委で疑問の声 東電基準案
東京電力は9月30日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクの周りを囲む堰(せき)にたまった水を放出する暫定基準案を、同日開かれた原子力規制委員会の汚染水対策検討会合に示しました。 基準は、▽セシウム134は不検出(検出限界1リ
安全欠如 再稼働できない 東電の柏崎刈羽原発 6・7号機 審査申請・・新潟大学名誉教授 立石雅昭さんに聞く
東京電力が9月に柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の新規制基準への適合性の審査を原子力規制委員会に申請した問題で、立石雅昭新潟大学名誉教授に話を聞きました。(松沼環) 東電は、今、全力をあ
原発事故 避難の苦痛で提訴・・兵庫の18世帯、国・東電に
東京電力福島第1原発事故で福島県から避難を強いられ精神的苦痛を受けたなどとして、兵庫県に住む18世帯53人が9月30日、国と東電を相手に総額4億4800万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こしました。 原告は1~74
汚染水問題 塩川議員の追及・・首相発言「完全ブロック」 実態と正反対/衆院経済産業委
東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題を審議した衆院経済産業委員会の閉会中審査(9月27、30両日)では、「(汚染水の影響は)完全にブロックされている」(安倍晋三首相)とはいえない実態が改めて示されました。国民の税金が汚
汚染水タンクずさん作業 ガムテープでふた、隙間充填材流れる・・福島第1原発 元作業員が本紙に証言
放射能汚染の拡大を制御できない非常事態にある東京電力福島第1原子力発電所事故。その原発で汚染水の貯蔵タンクの組み立て、補修にかかわった元作業員が本紙の取材に応じ、東電、元請けなどによるずさんで無責任な「収束・廃炉」作業の
JCO臨界事故14年で集会・・再稼働反対アピール 東海村
1999年9月30日に茨城県東海村の核燃料加工会社JCOで起きた臨界事故の教訓を学ぶ「JCO臨界事故を忘れない、原子力事故をくりかえさせない2013年9・30茨城集会」が9月29日、東海第2原発を抱える同村で開かれました
玄海原発の現地調査抗議・・規制委に住民団体
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に向けた原子力規制委員会の現地調査に抗議して、原発の再稼働に反対する住民団体約50人は9月27日、玄海原発ゲート横で集会を開き、九電と原子力規制委あてに再稼働反対の抗議要請書を手渡
放射性物質40万ベクレル・・福島第1 1、2号機海側井戸
東京電力福島第1原発で放射能に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は9月27日、1、2号機タービン建屋より海側の地下水で26日に採取した水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり40
汚染水 海流出「公表4日前に認識」・・衆院経産委 東電社長が認める
東京電力の広瀬直己社長は9月27日の衆院経産委員会閉会中審査で、福島第1原発の放射能汚染水の海への流出問題の公表を意図的に遅らせ参院選投開票日翌日の7月22日にしていたことを認めました。 東電は、汚染水の海への流出を公表
柏崎刈羽原発適合性審査申請 知事は承認撤回を・・新潟県連絡会が要請
新潟県の泉田裕彦知事が、東京電力柏崎刈羽原発再稼働に向けた原子力規制委員会への適合性審査申請を承認したことで、原発をなくす県連絡会と原発問題を考える柏崎刈羽地域連絡センターは9月27日、泉田裕彦知事あてに抗議と申請承認の
東電が原発再稼働申請 柏崎刈羽6・7号機・・福島第1非常事態のまま 人の命後回しか
東京電力は9月27日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について再稼働の前提になる適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。福島第1原発で重大な事故を引き起こした当事者であり、同原発が今も放射能汚染水の漏え
6、7号機以外も申請準備・・柏崎刈羽原発 東電方針
東京電力の広瀬直己社長は9月27日、経済産業省に茂木敏充経産相を訪ね、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請したことを報告した後、記者団に対し、同原発の6、7号機以外の扱いについ
対応必要なリスク公表・・政府 汚染水対策委
政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大学名誉教授)は9月27日、東京電力福島第1原発で深刻化する汚染水問題で、今後、対応が必要なリスク(危険性)をまとめました。 原子炉建屋からの高濃度汚染水漏れのほか、移送配
汚染水対策「切り札」停止・・アルプス 試運転直後トラブル
東京電力は9月28日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水の放射能を低減するための「多核種除去設備」(アルプス)で、試運転開始の当日に不具 合が発生し、汚染水の処理ができなくなったことを明らかにしました。 アルプ
中間貯蔵施設で 調査受け入れへ・・福島・双葉町
福島県双葉町の伊沢史朗町長は9月26日の町議会全員協議会で、東京電力福島第1原発事故で発生した汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた現地調査を受け入れる方針を表明しました。 環境省は双葉町のほか、楢葉、大熊両町の合計
原発反対 官邸前行動1年半・・一つも再稼働させない
首都圏反原発連合(反原連)が呼びかける首相官邸前抗議行動が9月27日、73回目を数え、開始から1年半を迎えました。この日、東京電力が原子力規制委員会に柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)の適合性審査を申請。31
規制委 川内・玄海「問題だが了承」・・火山対策 泊は「継続」
原子力規制委員会は9月25日、原発の再稼働の前提となる新基準への適合性審査の会合で、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)、玄海原発(佐賀県玄海町)、北海道電力泊原発(北海道泊村)について火山対策を審査しました。火山対策