東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、放射性物質で汚染された地下水が海へ流出していることが明らかになりました。以前から危険性を指摘されていたのに対策を取らないでいた東電はあわてて岸壁に水ガラスの遮水壁を設置する
原発
福島に生きる 勝訴しエネルギー策転換・・福島原発訴訟 原告団長 中島孝さん
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟 「この裁判が『人類史に画期をなす大きな変化をつくり出した』と後世に語り継がれるものにしなければならない」 福島県相馬市でスーパーを経営する中島孝社長(57)は「生業(なりわい)を
海底くぼ地に高濃度セシウム・・福島第1周辺海底を東大が調査/観測井 トリチウム上昇
東京電力福島第1原発周辺の海底を東京大が調査したところ、くぼんだ所や河口付近で高濃度の放射性セシウム137が検出されたことが8月7日、分かりました。 海底の汚染状況にむらがあることは分かっていましたが、詳細が確認されたの
海に地下水放出 提案・・福島第1 国が汚染水対策で
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が増え続けている問題で、政府・経産省の汚染水処理対策委員会事務局は8月8日の同委員会に、原子炉建屋に流入する手前の地下水をくみ上げて海に放出することを緊急策の一つとして提
安全審査了承せず・・柏崎刈羽原発で新潟知事
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)が立地する柏崎市の会田洋市長は8月6日、市役所で記者会見し、東電による同原発6、7号機の安全審査申請について「審査の中で安全性を確認したい」と述べ、事実上容認する考えを示しました。これに対し
「国が全面に立ち責任を」・・汚染水 福島知事、規制委に要望
福島県の内堀雅雄副知事は8月6日、国の原子力規制委員会を訪れ、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の地下水から高濃度の放射性物質が検出され、海へ漏えいしている問題で、国が前面に立って責任を持って対策に取り組むよう
福島第1原発 非常事態だが・・汚染水対策 政府は“休業”
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋東の海側に設置した観測用井戸の一つで地下水に含まれる放射性物質の濃度が6日間に急上昇したことがわかりました。8月5日採取した水に含まれていた放射性セシウムの量
3号機にまた湯気・・福島第1原発
東京電力は8月5日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機の原子炉建屋の5階中央部付近から上がる湯気が確認されている問題で、同日午前7時30分ごろ、ふたたび湯気が上がっていると発表しました。その後、午後0時5分ごろ、
東電 賠償逃れ“ならぬ”・・味噌麹店再開へ訴訟 原告の思い
東京電力福島第1原発事故により避難を余儀なくされた178人が7月17日、東電に対し被害に見合った賠償を求め福島地裁いわき支部に提訴しました(福島原発避難者訴訟第2次提訴)。原告の一人、富岡町で味噌麹(みそこうじ)店を営ん
福島第1原発 非常事態だが・・汚染水対策 政府は“休業”
東京電力福島第1原発は放射能汚染水が海に流出する非常事態です。しかし、政府として汚染水対策にあたる経済産業省資源エネルギー庁の汚染水処理対策委員会は4月に発足して以降3回しか会議を開いておらず、東電が先月、汚染した地下水
福島第1 地下水くみ上げ要求・・水位1メートル上昇 東電に原子力規制委
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で地下水が広範囲に汚染され海に流出している問題で、原子力規制委員会は8月2日、汚染水対策検討会の初会合を開き、護岸より手前で早急に地下水をくみ上げるよう、東電に求めました。 東
海から4メートル地下水汚染・・福島第1原発/温度計1台使用できず
東京電力福島第1原発で地下水が広範囲に汚染され海へ流出している問題で、東電は8月2日未明、3、4号機の取水口間にある観測用井戸から1日に採取した地下水に、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リ
トリチウム最大40テラベクレル・・東電 海洋流出量を推定
原子力規制委員会は8月2日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の敷地内の地下水の汚染や海への流出が切迫している問題で、技術的な問題を検討する「汚染水対策検討ワーキンググループ」の初会合を開きました。 出席した東
海汚す非常事態 政府は無責任・・官邸揺らす「再稼働反対」
「原発いらない」「再稼働反対」「海を汚すな」と力強い訴えが響きました。首都圏反原発連合(反原連)が2日に行った首相官邸前抗議行動。福島第1原発では放射能汚染水が海に流出する非常事態にあるのに、「原発の活用」を掲げ、再稼働
「エネルギー計画」・・「原発ゼロ」の決断こそ先決だ
安倍晋三政権が進めてきた「エネルギー基本計画」の策定作業が、参院選のあと動きだしています。東日本大震災後、民主党政権はそれまでの原発に大幅に依存した計画を「白紙」で見直すとしていたのに、安倍政権はそれを撤回し、原発依存を
営農へ全面賠償求める 東電・各省庁・・福島県農民連が交渉
福島県農民運動連合会(福島県農民連)は8月1日、東京都千代田区の東京電力前で、原発ゼロと放射能被害の全面賠償を求める行動をおこない、東電本店、各省庁と交渉しました。 東電福島第1原発事故から2年半近くたった福島県の農業被
セシウム137放出 5・6テラベクレル評価・・川内原発の事故想定
九州電力は8月1日、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機で炉心損傷を伴う事故が発生した場合、放射性セシウム137が約5・6テラ(1テラは1兆)ベクレル放出されるとする評価を明らかにしました。原発再稼働の前提条件となる
福島第1原発 トンネル内高濃度汚染水・・セシウム9億5000万ベクレル
1リットル当たり 東京電力は8月1日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋の東側から海へ延びるトンネルの立て坑で7月31日に採取した水から放射性セシウムを1リットル当たり9億5000万ベクレル検出したと
泊・大飯・高浜・伊方・玄海の5原発 地元10委員に原発マネー6800万円・・4道県、再稼働向け審査中
原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性の審査を受けている電力4社6原発のうち、5原発がある4道県の安全審査の委員10人が、電力会社や核燃料会社など原発関連の企業・団体から少なくとも約6800万円の原発マネーを受けてい
汚染のかやぶき ふき替え費用を・・福島の農家、東電訴え
「原発なくせ、完全賠償をさせる福島県北の会」が7月31日、福島市で東電に行った集団請求書提出の場で、放射能汚染されたかやぶき屋根の古民家を守る福島県二本松市在住の農家、杉内鉄幸さん(65)がふき替え費用の賠償請求をしまし