東京電力は1月6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年(2013年)12月29日に採取した水から、放射性物質のトリヂウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表しました。前日採取
原発
島根「みどりのエネ条例」制定を 請求署名9万人超提出・・原発依存脱却めざす 県民連絡会

島根原発・エネルギー問題県民連絡会は1月6日(安来市は7日)、県内19市町村の選挙管理委員会に「みどりのエネルギー条例」(島根県エネルギー自立地域推進基本条例)制定直接請求署名9万2827人分を仮提出しました。条例制定の
原発ゼロ実現の年に・・東京 高田馬場駅で600人が訴え

新しい年も原発ゼロを訴えようと、東京都新宿区の西武線高田馬場駅周辺で1月5日、市民約600人によるデモがありました。「高田馬場☆ニューイヤー脱原発デモ」と題して今年で2回目。新たに原発の情報を隠す秘密保護法への反対も掲げ
きょう放送 原発事故に浮かぶ“犠牲の構造”・・日本人は何をめざしてきたのか /東北の戦後史 福島・浜通り NHK Eテレ 後11:00

3年がかりのシリーズの最初のテーマ「地方から見た戦後」の後半は東北4県の歩みを追います。その第1回は東京電力福島第1原発が立地する福島県浜通りの双葉町、大熊町から発信されます。ほとんどの地域が放射能汚染で立ち入りができま
「原発ゼロ」・・新年も、たたかいを強めて
東京・永田町の首相官邸前、暮れも押し詰まった12月27日夜も、「原発ゼロ」を求める抗議行動が繰り広げられました。首都圏反原発連合が呼びかけ、ほぼ年間を通して毎週金曜日夜におこなわれてきた行動です。「原発なくせ」「再稼働や
福島4号機など廃炉作業の「危険手当増額」・・東電・元請けの“攻防” 引き上げ金額明示に元請け“余計なこと”

東京電力福島第1原発事故の「収束・廃炉」作業は今年、汚染水問題で大きく揺れ続けました。汚染水漏れ対策、始まった4号機での燃料棒取り出しなど本格化する廃炉作業で東電が11月に打ち出した作業員確保のための「(危険)手当増額」
規制委 再稼働へ審査加速・・原発新基準の施行半年

原子力規制委員会の新規制基準(2013年7月施行)による原発再稼働に向けた適合性審査が始まって半年になります。現在、実質的な審査が行われているのは、4電力会社6原発の10基です。電力会社が必要な資料を出さずに審査が先送り
全原発敷地内に地下水・・新基準に対策規定なし

福島第1原発で抜本的な解決策が見いだせない地下水の汚染問題。全国の他の原発でも地下水は流れており、電力各社は日常的に排水作業を行っています。原子炉から放射性物質が放出されるような重大事故が発生すれば福島第1原発と同じ事態
福島第1原発 汚染水ますます深刻・・海水の放射性物質 濃度下がらず

東京電力福島第1原発事故発生から3年近く。東電任せでコスト優先のお粗末な対策しか取らなかった結果、次つぎと事故やトラブルに見舞われ、汚染水漏れも続いています。海洋への流出も確認されています。「国が前面に」と言った政府も抜
止水材劣化か・・汚染水漏えい問題/海側井戸で、210万ベクレル観測
止水材劣化か・・汚染水漏えい問題/海側井戸で、210万ベクレル観測 東京電力福島第1原発で、放射能汚染水を貯蔵するタンク群を囲む二つのせきにたまった水が最大で225トン漏れた問題で、東電は12月27日、コンクリート製のせ
原発被害 和解案住民説明会開く・・福島・伊達の避難勧奨指定外地点
東京電力福島第1原発事故に伴い、世帯単位で指定された旧「特定避難勧奨地点」の対象とされなかった福島県伊達市の上小国、下小国、石田、月舘4地区の住民330世帯、1009人が、国の原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解
原発再稼働で黒字狙う・・東電が新再建計画 料金値上げも想定/東電会長後任にJFEの数土氏
東京電力と原子力損害賠償支援機構は12月27日、「総合特別事業計画」(再建計画)を見直した新計画を政府に提出しました。柏崎刈羽原発(新潟県)を2014年7月から順次再稼働させることで、収支を改善し、安定的に黒字を確保する
地下水放射能濃度が急上昇・・福島第1
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は12月27日、1、2号機タービン建屋より海側にある観測用井戸で26日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質
福島第1作業員 劣悪環境・・東電アンケート
東京電力は12月26日、福島第1原発の作業員を対象にしたアンケート結果を公表しました。労働環境について尋ねたところ、食事や作業環境で満足度が低い傾向がありました。 東電によると、食事について「良かった」「まあ良かった」と
女川2号 被災原発初申請・・1・3号と東通「準備」/住民、東北電に抗議

東北電力は12月27日、女川(おながわ)原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向け、原子力規制委員会に新基準への適合性審査を申請しました。東日本大震災で被災した原発の申請は初めてです。 申請書を提出した東北電力の井
原発いらない声あげ続ける・・官邸前行動

首都圏反原発連合(反原連)は27日、首相官邸前でことし最後の抗議行動を行いました。「原発ゼロ」を求める世論に敵対して原発を「基盤となる重要なベース電源」とするエネルギー基本計画を年明けに閣議決定しようとする安倍政権。16
脱原発・最低賃金に注目・・ドイツ新政権

「われわれはよく論議し、将来の基礎になるものをつくりあげた」・・11月26日、メルケル首相はほっとした表情を見せました。 9月の連邦議会選挙結果判明から2ヵ月、ようやく保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社
女川2号機がきょう審査申請・・東北電
東北電力は12月26日、女川原発(宮城県石巻市、女川町)2号機の再稼働の前提となる、新規制基準に基づく審査を、原子力規制委員会に27日に申請すると発表しました。東日本大震災で直接被害を受けた原発で、再稼働に向けた手続きが
福島原発80キロ圏 空間線量47%減・・2年前と比べて/除染は最大3年間延長・・県内6市町村
原子力規制委員会は12月25日、東京電力福島第1原発から半径80キロ圏内の空間放射線量を調べた航空機モニタリング結果を公表しました。9月28日時点の放射線量は、2011年11月に比べ、約2年間で約47%減少。セシウム13
避難長期化で損害賠償・・原発事故紛争審が指針
政府の原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は12月26日、東京電力福島第1原発事故の新たな賠償指針を決定しました。避難生活が長引いて元の居住地に戻れない人に対し、「精神的な損害賠償」を一括で700万円支