首都圏反原発連合は12月6日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議を行いました。安倍内閣は、エネルギー基本計画の素案で原発を「重要電源」と位置づけるなど、原発推進です。1000人の参加者(主催者発表)が「原発やめろ」「再稼働反対」と訴えました。
「首相はゼロへ決断を」などのプラカードが目立つ首相官邸前。東京都国分寺市の男性(69)は、デモをテロ扱いにした自民党石破幹事長の発言に怒ります。「国民は黙ってろという脅しだ。抗議の声はやめたら負け。原発をなくすまで粘り強く行動する」
「原発NO!」と書いた服を着て母親と参加したさいたま市の女性(38)は「原発でも秘密保護法でも、政府の行動は民意の逆をいっている。国民の思いにそった政治で原発をゼロにしてほしい」と話しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員も参加し、「力を合わせて国民無視の政治とたたかっていきましょう」とスピーチしました。